90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

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輪行チャリ鉄mini-trip・養老鉄道“南線”の多彩を見る♪(後編)

2023年05月18日 | 「輪行チャリ鉄」な旅

 2022年10月中旬に養老線を輪行チャリ鉄活動して、大垣から養老まで走ったところで、この後編となりますが、距離的にはまだ半分以上残っている場所ですので、桑名に向けて走るとします。

 桑名に向けて、次の駅は美濃津屋駅。駅間距離が4.3kmで養老線の中で2番目に長い駅間距離があります。養老駅から続く旧街道的な道を進むと養老線と付きつ離れつな感じで並走して行くと養老線の踏切に当たり、養老町から海津市に変わり、美濃津屋駅に到着です。

 2線ある交換可能駅ですが、駅舎はない駅です。(写真に写っている建物はトイレだったかと思います。)

 美濃津屋駅から次の駒野駅までの間が、養老線の中では一番駅間距離が長く、4.7kmの距離があります。

 途中、養老線に沿う田んぼのあぜ道が良い感じに走ってましたが、東海環状自動車道の工事現場に塞がれて、ちょっと離れた県道まで大きく迂回しなくてはならない箇所があったりして、駅間距離以上にかなり走らなくてはならなかったりしたりで、ちょっとした苦労の末駒野駅に到着しました。駅員駐在駅で、新しいめのきれいな駅舎です。

 駒野駅の裏手には何かの工場があって、おそらく昔は貨物用の引き込み線があったんじゃないかと想像が出来る、建物になっています。元近鉄線の車両が入線してきましたが、昔吊りかけ駆動の旧型車が活躍してた頃くらいに、貨物列車も走ってたんじゃなかろうかという気がします。(帰宅後調べてみたらほぼそんな感じでした😊)

 駒野駅の市街地を抜けると、次の駅まで暫く目の届く範囲で養老線に並行している県道を走れるので、いい感じで走って、堤防のある枯れ川を渡ったあたりで一旦国道に合流してから駅に向かって坂を下ると、次の美濃山崎駅に到着。2線がある交換可能駅ですが、駅舎の無い無人駅で、駅周辺も大きな民家が何軒かがあるけど、田畑が多い鄙びた駅です。

 このあたりで時間は13時半を回っていて、結構お腹も減ってきた頃合いになってきたのですが、既にランチ難民の時間帯に入っているものなのでした。駅から国道までもう一度上がって、それこそ牛丼屋で安く即行で食せればいいかと思ったものの周辺にそのようなお店の無さそうだったので、コンビニ弁当でもいいか…と妥協しようとしているとき、コンビニの向こう側に中華のお店を発見、まだギリで休憩時間前で入れそうだったので、今日はその中華店、橘華園さんにてお昼としました。

 一番早く出てきそうな中華そば・ラーメンセットを注文。最近はこのタイプのメニューを食したことが暫く無かったのでちょっとワクワクで待ちます。

 出された注文の品は、何んと言うか基本に忠実なチャーハンで、突出はしないけど懐かしく美味しいって感じることができました。中華そばも懐かしいタイプのお味なのも嬉しい一品です。

 ごちそうさまでした。😋

橘華園(きっかえん)さんの食べログでの紹介ページ です。

 エネルギー補給🍜して再スタートです。美濃山崎駅の両隣の駅間には、天井川の下を潜るトンネルがあります。養老山地の地質的なものによるによる影響の様ですが、私には詳しく語れるアタマはありませんので気になる方は調べてみてください🙇‍♂️ 養老線にはあと2箇所に天井川トンネルがあるそうですが、この2箇所以外は気づきませんでした。このあたりの地域を見ると、57.5kmある“北線”と“南線”の個性を見るのもなかなか味があるなと思えます。

 天井川と線路の光景を眺めながら養老線に沿って進み、次の駅、石津駅に到着です。

 結構立派な駅舎を持つが駅員無配置駅で、どうやら以前は交換可能駅であったようです。写真の元東急車の横の草が茂る空間に、線路とホームがあったものかと思われます。

 石津駅を後にして次の駅までは、ほぼ養老線の線路に並行する町道クラスの道路があって、なかなかわかりやすいし自転車で走りやすい。田畑の続く風景から住宅街に変わってくると、次の駅、美濃松山駅に到着です。交換可能駅ですが、駅舎のない無人駅です。周辺が住宅地なので乗降は多そうな雰囲気があります。

 美濃松山駅までは海津市ですが、どこで県境になるかは全然意識せずに走っていたが、気が付けば、桑名市立○○…の施設が現れたりして、どこかで県境を越え桑名市内に入ってしまっていました。次の多度駅は完全に三重県桑名市です。

 養老駅駅舎ほどでは無いですが、おそらく多度大社を意識して、社寺的な風格を持たせたデザインの駅舎です。駅員駐在駅でもあり、桑名方面からの要衝駅になってそうな駅です。

 ところで、県道から多度駅の駅前広場に入る道の分かれるあたりにある、中京圏の地方銀行で大垣市に本店を持つ“大垣共立銀行”の多度駅前の支店の窓広告に、『OKB5』とか、なにかAKB48から文句が来そうな広告と思ったが、名古屋のSKE48のメンバーとのコラボユニットとのことで、へぇ~、バッタもんちゃうやんすごいことするなぁ、と思いました。その銀行の略称OKBとのことで(関西人には地方の銀行の情報はなかなか馴染みがないので)、この記事の前編で見た大鳥羽駅手前にあった看板『OKB農場』が、ここでなんとか繋がりました♪

 即ち、この銀行がその農場の命名権を取得して誕生した農場である、そうです。それにしても、ものすごく多角的な活動をしている銀行ですね。SKEとのコラボだとか、広告費用すごい高そうな気がするなぁと、ちょっと心配したりもしてしまいます。(それとは別に、OKBのCMソングを声優の鬼頭明里さんが歌ってるってのも何んとも豪華だなOKB。。。)

 『OKB農場』の謎がちょっとでも解明出来たところで、次の駅を目指してペダルを回します。多度駅辺りからの養老線沿いの県道は、“美濃街道”の名称があるらしく、その旧街道を走ります。肱江川(ひじえがわ)を渡って次に見える駅のありそうな集落に入ったが、駅を見つけることが出来ずにうっかり通り過ぎ、逆戻りして地図を引っ張り出してこの民家の向こうに駅がある、ってまではわかる所まで来たけど道がわからない😖。踏切で西側に渡ってお寺さんの駐車場の横の細い歩道を通って、やっとのことで辿り着きました。下野代駅です。

 交換設備の無い単線の駅で駅舎も無い無人駅、地図上は、駅前には自動車が入ってこれる道が無い(これは或いは駅南側のお寺の敷地内から道があるのかも知れないですがちょっとわかりにく過ぎる)、それでも一日の乗車人員は170名前後あるとは言え、養老線内では随一の秘境駅クラスの駅だと思いました。

 もいちど美濃街道に戻って、この養老線に沿う1.5車線級の道を走り次の駅を目指します。美濃街道が東側に大きく線路から離れていくあたりで、軽自動車1台分くらいの路地を抜けて進むと、次の下深谷駅に到着です。

 ここは、県立桑名北高校の最寄り駅とのことで、ちょうど下校する生徒さんで賑やかな時間帯に来てしまいました。駅舎とDAHONを組み合わせて撮るのもちょっと憚られる人の多さな状態でした。駅は交換可能駅で駅係員駐在駅なので、通勤通学と需要の大きそうな駅です。

 ちょうど、元近鉄車と元東急車の交換待ちになったので東急車メインで撮ろうとしたら、ハッと気が付けば“アクションカメラ”画像を撮ってると思われかねないキワドい角度に構えている状態だったのに気付き、思わずスマホを引き下げ撮影位置を変えて撮り直しました。もしそのまま撮ってて車内から通報されてたりしたらヤヴァい人として連行されかねない所でした。。。何んかアセった😨

 今回の輪行チャリ鉄サイクリングも、やっと終盤が見えてまいりました。下深谷駅からの線路沿いの道は、1.5車線からところどころ山に沿った田んぼのあぜ道レベルの1車線幅の細い道になる道を走り接いで、次の駅、播磨駅に到着です。やっと来た、終点の一つ手前の駅です。

 交換設備の無い単線の駅で駅舎も無い無人駅、道路から直接ホームに上がる構造。駅の看板も小さいもので、踏切で線路が見つけられるからいいけど、ちょっと目立たない駅ではあります。でも駅周辺は住宅が多いので、乗降はそこそこ多いかも知れない。

 輪行チャリ鉄サイクリングの終点まであと一駅、建物が建て込んで久々に大垣市内と同程度の都会になってきて、住宅が建て込んでるのもそうですが、マンションも増えて来て、どんどんと都会になってきます。

 桑名駅の北側の踏切を渡って、一旦東側の都心部側に入ります。桑名に来たからには、三岐鉄道北勢線の西桑名駅も顔を出して覗いておきたいものなのでこちらを回ります。ちょうど北勢線の黄色い電車が着いた時間だった様でした。見れて良かった。

 養老線とは全く関係ないものですが、桑名駅南側にある、特殊狭軌・狭軌・標準軌の3つの線路幅の線路を渡る貴重な踏切を渡って、桑名駅の西側に回って、ゴールとします。桑名駅は、2020年に橋上駅舎化して新しくなったばかりで、同時に駅西口を再開発するために区画整理がされている様で、現状は空き地と更地が目立つ感じですが、いずれきれいな駅前になっていくことでしょう。

 日が暮れかけた17時台の電車に乗って、大垣駅まで戻ります。元近鉄車の電車で、塗装は旧鮮魚電車の復刻塗装かと思ってしまいましたが、どうやら京急電車とのコラボ塗装電車が正解でした。何んかあんまり京急っぽく見えない。。。でも元近鉄車に乗れるのはうれしいものです。

 桑名を発車した時点でだいぶ薄暗かったので、大垣までの道中の半分は日没後になってしまって、残念ながら景色はあんまり見れなかったものでした。

 天井川トンネルの姿は、もうちょっと見れればとは思っていたので、そこだけは惜しいところです。

 完全に陽の落ちてしまった、大垣駅に到着です。

 それでも、これで春と秋とに2回に分けた養老鉄道全線完乗と全線完走が、達成となりました。

※ 振り返り

2022年5月初旬 揖斐~大垣

2022年10月中旬 大垣~養老(前編)

2022年10月中旬 養老~桑名(後編・本稿)


↓ STRAVAで記録した大垣駅~桑名駅までの走行ルート

 …拙い旅のお話ですが、最後まで拝読くださいましてありがとうございました。


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