東京公演。
立川ステージガーデン
ぶっちゃけ、可動式座席の箱は演劇鑑賞には向かないと思う。(ライブ向けだよね?)
土曜日は2階後方とはいえセンターブロックで、日曜日は1階、割と中間列の通路側。
通路側まで恐ろしい席数で…怖い。自分は通路側なのに考えただけで怖い。
途中退席絶対出来そうにない💦
何席も繋がってるから、誰か身動きすると揺れる。
みんな笑ったりすると席がゆーらゆら揺れんだよ!?
ちょっとストレス貯まる箱でした。
自分はステージ真っ直ぐ見えるけど、2階、3階のサイドはかなり見づらそうだた。
後、一部の見切れ席は数百円安く売ってたけど、1回の1番前も3階の1番後ろもみんな同額ってのはちょっとな…って今回特に思ったのと、後はファンクラブ1次先行で2階最後列か…ともちょっと思ったよ…うん。
愚痴からですいません。
実は大阪の配信をAチーム、Bチームと2回ずつ視たら、正直飽きてしまって…💦
(だって、画面が暗くてよく分からないんだもん💦)
いたのですか、現場だとちゃんと演出が分かるので、
なるほどな、とか、こうなっていたのか!
とか新たな発見がいっぱい!←当たり前だ!
とか、新たな発見でちゃんと観れてました。
女子には題材が難しく刺さらないのでは?みたいな事をご挨拶で神谷さんがおっしゃってましたが…
そう思うならなぜこのKiramuneで上演したのかな?って思っちゃうし、何年か前から女性の声優さんが出演されるようになって、なんとなく雰囲気変わって来てて、それはそれでいい変化もあったと思うけど、今回はその女性声優『マリコさん』を演じている○×ちゃんが正体ですからね…。
最初視た時、ガードマンさんじゃないけど、持ってた物落とす勢いで、口ポカーンでしたよ。
びっくりして声も出ない?
って台詞に、心の中で、
イヤ…あきれて声も出ないわ…。
でした。(すいませんが本音です)
題材が難しいのが刺さらない理由ではなくて、本や演出が今回、刺さらない理由なんじゃないのかな?
アンフィの機構に助けられていた演出も使えないしね。
演者の熱演で誤魔化されがちだけど、
ああ、そうだったのか!?
と、いう氣づきを観客に落として欲しかったなー。(あくまでも観客の勝手な感想です)
『あの人』
が誰だかはっきりしなかったのは観客にとっても想像力を掻き立てられるから別にいいと思うんだ。
『イー』
の存在も、必要だったのは受入よう。
でも、観客を巻き込んだ演出にした割には落ちが
『魔法少女』
………シーー( ̄、 ̄*)ーーン
で、魔法少女に解決されたのか、
ダークシャドウに解決されたのか、
…ビミョーに分からんかった。
『イー』がどうなったのか、
も、
…ビミョーに分からん。
すいません…答えは観客ひとりひとりの中に!…って事でいいのかな…?
まあ、時がたてば、あの時のあのリーライよかったね!?ってなるのかな…?
Aチームの印象は、ちょっと固いかな?って気もしたんだけど、神谷さんのチームは割といつもそんな気がするので、主軸の役者さんのカラーが全体的に出るんじゃないかな?って思う。
そんなAチームの両日の感想。というか印象。
📺老坂/キャクホンカ(神谷さん)
神谷さんの演技は、いつも真っ直ぐで、台詞のひとつひとつが物凄く説得力に長けていて、観客をグイグイ引張って行く印象。
日曜日の方は特に熱くて、マネージャーの大場さんとの大詰めのシーンは双方の台詞のぶつかり合い(?)が熱くて、お二人がどんどんヒートアップして行く熱量をひしひしと感じて、
これぞ生観劇の醍醐味だな〜と震えました。
大場さんも最後のご挨拶で
神谷さんにつられた、みたいな事をおっしゃってたと思う。
『あの人』への思いの強さで
『ダークシャドウ』に変身しても、なんの疑問も沸かないほど、見事に説得されてしまった演技でした。
📺平居/プロデューサーさん(川島得愛さん)
川島さんのご出演が吉野さんと同じチームで吉野さんとの絡みをめちゃくちゃ楽しみにしていたんたけと、おもったより絡みがなくて…ちょい残念。
『タチヨミ』で共演されてた時に、おふたりの声のバランスとか演技の絡み合いとか、とても好きで、特に『タチヨミ』第七巻の『俺たちの世界征服日記』の山田と鈴木のおふたりが大好きなので、ちょっとそんな絡みがあったらいいな、と思ってたんだけど、ガードマンとプロデューサーでは絡みはほぼありませんでした。
川島さんはの演技はスマートで、周りに振り回されず、一貫してプロデューサーで…ステキでした。
植草を戒めるというか、呆れて見捨てたの?というか、
それがオレの仕事なんでな、悪いな。
みたいな雰囲気で植草をばっさり切捨てて行くのでさえ、想像出来るスマートさでした。
📺若草/カントク(上村さん)
なんだかいいマイホームパパな雰囲気出てた。
やっぱり回を重ねる内に引張られる部分があるのか日曜日の若草は熱い男でした。
📺鈴鹿/アニメーターさん(吉永さん)
仕事を持っている大人の役はちょっとハマらなかったのかな?
なんとなく中途半端な印象だった。
鈴鹿と手を組んでロックアウトしているのに、彼自身の信念ぽいのが分からんかった。鈴鹿を説得したかった方が大きいのかな?
(←あくまでも自分の印象ですので…)
📺橋田/サツエイの人(保住さん)
彼は、こうしたいから、こうやった、っていうのを割と持って板に立ってると感じた。
時たま鋭い目線を客席に飛ばして来るのでなんとなく印象的だった箇所もあった。
『イー』の部分が強く出てる部分を強調したのかな?
楽屋との対比がもうちょいあってもいいのかな?なーんて思いながら観てた。
大阪の配信視た時は黒子さん達に担がれつ高笑いの所がぎこちなかったのに東京では別段に『イー取り憑かれてます感』が不気味に出ていて、工夫したんだ、なって所が垣間見えた。
📺マリコ/声優さん(皆口裕子さん)
なんか色々迷われてたみたいですが、流石のベテラン感があったかな。
大阪より東京はキビキビ動くようにした、との事だったけど(最後のご挨拶より)、動きが入ると色々勝手が違ってやりずらかったのかしら?とか思ってしまった。
📺マネージャー(大場正人さん)
流石の流石で震えました。
Bチームの堀秀行さんが東京公演をコロナに罹患されて休演される事になって、大場さんが昼も夜もご出演される事になって、とても大変そうでしたが、日曜日の力の入った名演はきっと忘れられないと思う。
マネージャーさんが
血のついた灰皿持って登場して
「説明ー!!…しますから」
って鬼気迫る場面の迫力がA,Bチームとも印象的だったんだけど、
Aチームは、事件ですっ!!
って感じで、刑事が出てきそうだけど
Bチームは、ミステリーですな!?
って感じで探偵が出て来そうな感じでした。
あくまでも自分の感じたところ。
裏の方へ歩いていったらこんなのあったよ。