寒かったり、暑かったり…。
冷房つけたと思ったら、暖房つけて…秋は何処に!?…的な今日この頃。
このタイミングで11/1日付けの異動が出たどらっとです。
事実上、異動は他店舗への転勤です。
微妙に緊張してます。ドキドキ…(*'ー'*)。
さて、母の告別式の事をちょっと残しておきます。
まず、看取り状態に入ったタイミングで、おじじ(父)に葬式の事をどうするのか、確認出来るタイミングがありました。
これは本当によかった。
葬儀場の下見に同席したりり、おじじが葬儀をどうしたいのか、とか確認出来たし、遺影をどれにするか?とか、亡くなったら何を着せてもらうか、家に連れて帰るか、葬儀社に預けるのか、とか。
色々な事を決められる時間があったのは本当によかったと思ってます。
でも、これはどらっとの自己満足で他の妹、弟達的にはどうだったのかな…?
葬儀社に下見に行った時に、見積出してもらって、予想してたけどお金かかるな!?っていうのがいくつかあったんだけど、お金かかってもやってあげたいな~と思ったのが
『湯灌』。
ゆかん、と読みます。
祖父の葬儀は自宅でやったし、祖母の時も自宅で納棺したので、なんとなく段取りは記憶にあったのだけど、
湯灌は、納棺前に死出の旅の仕度をすると同時に、逆さ水などで身体を清め、顔も剃って髪も洗って貰えて、お化粧も綺麗にやり直してもらえました。
専用の大きな子供用プールのような入れ物?の上によくわからないけどハンモックみたいな物に寝かせてもらって、タオル?で身体は見えないようになっていたし、身体を洗う時も上手い具合いに上側下側から洗えているようでした。
1度湯で温めると身体が柔らかくなって着替えさせやすいみたいだけど、何よりシャンプーして髪を洗ってもらっている時なんて、(もう死んでるけど)凄い気持ちよさそうな顔に見えました。ほんと。
グループホームでは最後の方はお風呂に入れてもらえなかったし、手とかガサガサになっちゃってたから、汗拭きシートで拭いてたりしたのね。
首まわりとか、結構がっさがさ(←多分垢?)でさすがにちょっと可愛そうな感じだったのでね。
(グループホームではちゃんと週一ぐらいで洗髪もしてくれてたみたいだし、ケアが悪いってわけではないのですが、洋服(ベットから起き上がれないのでずっと洋服らしい)も1週間ぐらい同じだったしね…起き上がれないとはいえちょっとあれでしたかな…。)
そんなんで、納棺の前にすごく綺麗にしてもらったので、ご近所の皆さんとのお別れをこの仕様でさせてあげたかったかも。
(グループホームである程度綺麗にお化粧とかしてもらって帰って来たけど、やっぱりプロの仕上げは違いましたね!)
ちなみに、グループホームから家に連れて帰って、2日後に葬儀会場へ移して、湯灌してもらって(式場で家族のみ参列)納棺、お通夜。
通夜振るまいはこのご時勢なのでなしでした。
で、次の日告別式。
お彼岸の前になんとか朝一で火葬場取れたので、告別式は8:30から。
身内と母の友人数名の参列だったのでもうこの時間でやりましたよ。
うちの方は、火葬の後、お寺で納骨、初七日の法要。
で、今回はその後会場へ戻って精進落し。
と、いうようなスケジュールでした。
おじじは家族葬のつもりだったけど、人数絞っても20人の予定が、なんか通夜は色々あって30人を越えてしまったので、結局『密』になったし。
『家族葬』の認識が、おじじと会館の『家族葬』の見積設定に大きな差があったので、チラシとかに表示されている
『家族葬プラン』の3倍近い額になってたけど、お金払うのは父なので(実際は母の預金)異存があっても口は出さない。でもストレス溜まります…。
そんな感じで葬儀は身内でやりますから、家にいる間によかったらお別れを…。
と、したので家にいる間中、慰問の方々が途切れず…。
お気遣いなく…と言っても、
うちの時に花もらってるからうんぬん、とか、結局御霊前頂いてしまうので、お返し大変だぞ!大丈夫かおじじ!!
…な事件とか。
どこをどう回っちゃったのか、父方の親戚(父のいとことか)には事後報告のつもりだったのに話が行ってしまって面目丸つぶれ…な事件とか。
あんなに念をおして通夜、告別式の参列ご遠慮下さい、とお願いしても伝わらなかったり…。
おそらくお父様方にお焼香して来い、と言われて来て下さったのか、どこの方?な若いご夫婦とか…。
いやはや、古い土地の風習で昔の『隣組』が若干残っている町内なもんで…。
で、結局のところ、誰しもがプチストレスを溜めていたので、とあるきっかけでどらっとの神経は限界を突破して見事に崩れ落ちました…(*ノω<*)。
告別式遅刻、初七日法要で退散。(←もともとコロナ禍で会食は辞退する予定ではあった)
移動は自腹でタクシー利用。←マイクロバス乗れそうになかった(¯―¯٥) ՞ ՞ ՞
そして、四十九日は、忌引休みの間に日程が決まらず、シフトが出てしまっていたので休みを申し出しにくくなって…神経ももたないので、長女(←どらっと)欠席の予定と相成りました。
もう、仕方ないよ~( •́ .̫ •̀, )。
(だってどらっと、不安障害だもん。←えばり)
法要って、結局は残されたこちら側の気持ちの整理の場でもあるのかな、と思うので、周りとそういった悲しみを共有出来ない自分は自分で心の整理をすればいいのかな…というところです。
『湯灌』は料金が高めですが、やって、というかやってもらって自分的には本当によかった儀式です。
元気な時にお風呂の湯船に浸かって、
いーち、にー、さん、しー
と一緒に数を数えながら、自分はその間に洗い場を片付けてたんですけど…、最後の方の罵声上げて暴れてた母の印象が塗り替えられたので、自分はもうこの事だけを覚えていようと思います。
どうでもいいのですが、
三途の川の渡り賃。
祖母の時(30年ぐらい前)までは、ちゃんと昔のお金の形してたと思うんだけど、
なんと!
紙に銅貨の絵が書いてありましたよ~もうびっくり(・・;)!
燃えやすいから…!?
しかし、湯灌師さん、お若いお兄さんとお姉さんでした。
体力的にも精神的にも大変だろうに、ほんとに感謝です<(*_ _)>