煌めく星の向こうへ

宝塚は我が心の故郷。今や宝塚は遠くなり人生折返し?てから声優吉野裕行さんに突然魅せられました.。.:*ෆ気軽に絡んでね!

タチヨミ−第七巻−④

2020年09月29日 23時21分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
『タチヨミ』続き


📖『それでも花は咲いていく・・・』作:山下平祐さん
1段高い上手の壇上に蓮という青年がいて、今日この部屋を出ていく、とゆっくり語り出し、“この部屋”での忘れられない2週間の出来事を振り返る。
忘れられない出来事は蓮が中学生の時。
時は遡り、両親を亡くし、自殺しようとまさに(多分)線路に立ちはだかっているレンをユリが助ける所から始まる。
ユリさんのアパートにはカスミという5歳(であってるかな?)の女の子がいて3人の共同生活が始まるが、実はカスミはユリさんの子でなくて…。
警察が部屋に訪れ共同生活はあっけなく終わった。
時は現代に戻り、思い出のアパートを出て遠くに行く事が決まった蓮が、その前に
どうしても行きたいところがあると向かった先が…。

ユリ、蓮(レン)、カスミの物語。
偶然にも花の名前を持つ彼らが、束ねられた花束のように、観る者に暖かくも切ない“生きてこそ”という強い思いを届けてくれる、そんな話しです。

いかん…入力しながら涙で文字が滲むわ…。

生きてこそ。です。ほんと。


やっぱり最初に観た回がムチャクチャインパクトあって、映画館なもんだから、表情もよく見えるは、流した涙のキレイな雫もよく見えるは…
お陰様でエグエグ泣きました(。•́ωก̀。)グスン

18日夜の部
蓮(吉野さん)、ユリ(岸尾さん)、レン(神田さん)、カスミ(伊藤さん)
最初ピアノのソロから入るのですが、これまたスタンウェイのピアノが素晴らしく澄んだ音色をかもし出します。
19日にホールでこのピアノの音聞いた時、ピアノってこんなに優しい音だっけ…?と震えました。

そんな音色に優しく声を乗せて喋り出すレンの吉野さん。ふわぁ〜って音に撫でられた感じでした。

神田さんの少年役が違和感なくて、ちょっと小憎たらしいスネ具合がかわいいレンでした。
中学生のレンの台詞に大人になった蓮の台詞がリンクしてって、大人の蓮にすり替わって思い出から現代に移るシーンが好きです。
孤独だった中学生のレンがユリさんとカスミと出会って得た幸せを、そのまま抱きしめて大きくなった蓮がそこに存在してました。
だから、罪を償って恐らく刑務所から出て来たユリさんが
「大きくなったね…蓮」
って蓮を見て言った時、
うん…大きくなったね…レン(蓮)って心の中で頷いて、涙腺結果するどらっと←またです。
だって…だってぇ…その時、ちょっと恥ずかしそうに、でもしっかりとユリさんを見てはにかんで
「…そうか…な…?」
って言った蓮のアップが横顔で…あぁ…(←泣)。
もう、どらっと、完全にユリさん目線です。
映画館…アップが危険でした。


カスミちゃんの伊藤かな恵さんもめちゃ可愛かったなぁ〜
小5のカスミちゃんも可愛かったよ。

で、最後高乃さんの♫『生きてこそ』でさらに感情がゆさぶられて、ユリさん、カスミ、蓮が3人で目と目を合わせて陽光(←ライト)の中でゆっくり寄り添う所で、レンが3人を見守るようにグルっとひとまわりするんだけど、蓮とレンが視線を絡ませたように見えて(実際は分かりませんが)、それでまたぶわぁ〜と泣いた。・゚(´□`)゚・。
レンは3人とは別の方向に歩いて行くのもなぁ…。
ユリさんもポロポロ泣いてるし、蓮にも一筋の涙が…

天井から大きな白い花びらが幾重にも降って来てライトに映えてきれいだったな。

高乃さんの歌は、こうなんて言うか魂が震えるというかなんというか…。


ユリさんは女性も男性も演じていて、どらっとが観劇したのは岸尾さん、名塚さん、平川さん、高乃さん、中井さんのユリさん。
おひとりおひとりのユリさんがほんと素晴らしかったよぅ…
名塚さんのユリさんは、凛として。
平川さんのユリさんは、苦労人で。
高乃さんのユリさんは、懐の大きな人で。
中井さんのユリさんは、生きづらそうで。
岸尾さんのユリさんは、おおらかだけどとても繊細で。

吉野さんの演じたユリさんはどんなユリさんだったのかな…
噂は耳に入って来ますけどね…。
観れなかった物ははしょうがないんだけど…諦め!諦めるぞー!


💐カーテンコール
どの回も胸がいっぱいでした。
劇場で拍手を精一杯送った時、唐突に、ああ、今、劇場で拍手をしてる…出演者さん達に届けられる拍手をしてる!ってなんだか突然感無量になって、どらっとまたウルウル。

千秋楽では、ほとんどの皆さんがウルウルで。
最初のご挨拶で松野さんがウルってされたので、もう客席もウルウル。
かなり前から劇場空間タチヨミを演るという構想や準備が始まっていたようで、それこそ1年以上前からのようで。
コロナで上演出来る方法を模索し、演出を変更して…それでもギリギリまで開催に不安がありましたよね。
出演者の皆さんも大変だったんでしょうね。

参加する自分も、参加していいのか、しないほうが良かったのか…感染リスクの2週間ぐらいって、やっぱりなんか根拠あるのかな?
日々状況が変って行くのについてくのも大変でした(職場からの要請とかね)
後、数日何事もありませんように。


おひとりおひとり挨拶にウルウルしっばなしでしたが、吉野さんは松野さんやスタッフさんたちにお礼をひと通り伝えた後、若いタチヨミ倶楽部の人達に向って
、暗転の中で色々働いていてほんとかっけーな!って思った!って声を張り上げて“かっけー”って言ってたましたよ。
で、いつもの客電上げてね?ってやつ。
この“客電上げてね”の始まりはVitaminらしいけど、その頃を知らない自分にも、もう慣れ親しんだ吉野さんがいつも最後に“客電上げてね”だったので、
吉野さん、いつも客席見てくれてありがとうございます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾って気持ちで受け取りました。

岸尾さんの配信で、吉野さんからそう聞いたっておっしゃってて、実際そうだったみたいな事が分かりました。
岸尾さんの配信はユリさんの話しとか雨シャ(と略すらしい)の弟の話しとか、偶然だけど聞けてよかったです。
今、吉野さん、うち来いはあるけどそういう語られる場がないのがちょっと寂しいな。←前回のタチヨミの時はラブナイツがあった。

アンコールではなんとなくその日のご出演最後の方々がセンターに位置するっぽくて、吉野さんは前楽(20日昼)でセンターに立たれていました!
わー!吉野さんセンターだっ!って感激したのもつかの間、、、、。
ほら、アンコールの礼って先ず上手のお客様〜、下手のお客様〜、センターのお客様〜って挨拶して、とか、1歩前出るとか…音楽に合わせて色々段取りあるじゃないですか?
それがですねぇ…吉野さん、段取りが全く頭に入ってないみたいで、もしかしたら入ってたのが飛んじゃったのかもしれませんが、
あっちへひょろ
こっちへひょろ〜
あれ…早かった…?
みたいな感じでぐだぐだで、お隣の麻生さんと色々確認しながらお辞儀してたの…ほんとに可愛かったんですが…。
舞台上でも岸尾さんとふたりは入が15分前ってのバラされてましたね?
松野さん、岸尾さんが15分前に入った事をバラす。
岸尾さん、吉野さんもです!とバラス(笑)。←一緒だったわけではないらしいです。

千秋楽は劇場で観れてよかった!
そして出演予定のなかった吉野さんのご出演あってよかった!

同じ配役が二度とない、めぐり合わせが運みたいな『タチヨミ』、本当にくせになります。

感動の舞台をありがとうございました。
声優さんの朗読ほんとに癖になる。


台詞みたいな部分はあくまでもどらっとが受け取った部分なのでもちろん正確ではありません。雰囲気でお読み下さい。



まだまだ書き残したい事がありますが一旦〆ます。





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タチヨミ−第七巻−③

2020年09月27日 11時44分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
『タチヨミ』続き


📖『あの音。』作:深緑きいろさん
「あのね」と読みます。今年1月の第6巻にも入っていた演目ですが、その時は上演回を観てないのでお初でした。
司会者が「本日の奏者、1人目は…」とおごそかに紹介し、
紹介された奏者はおごそかに上手から登場し、センターにセットされたマイクまで進み深々と一礼し、「音」を表現し、また深々と一礼して袖に履ける。
「○×様のあの音、でした。」とおごそかに締めるコーナー。

伊藤さんが置鮎さんを紹介する時に甘噛みしてしまって…言い直したんだけどグズグズで面白かった回がありました!
伊藤さん可愛いな〜

吉野さんが、あの音を表現された場面に遭遇する機会が今回どらっとには残念ながらありませんでした…(´・-・`)。
いや、正確には22日の昼にそのチャンスはあったのですが、その日は気温が急に下がったので自分、ちょっとお手洗いが近かった…はい、すいません、トイレに離席しました。
同じ日の夜、千秋楽ですよ?こちらは司会を演られてました…どらっと、やっぱりトイレ行きました…ごめんなさい。
ちょうど換気中タイムで、会場のドアは前回、ロビーから会場の中が見えて、司会をする吉野さんの姿を目にした時、何故か足がすくむ…という。。。だって会場明るいんだよ…ほんと抜けてすいません。
毎回抜けてたわけではありませんので許して下さい。
今回、舞台展開中何回か換気タイムがあって、ここが比較的長くてトイレに行きやすかったんですぅ…。


📖『雨のしゃぼん玉』作:三ツ矢雄二さん 脚色:松野太紀さん
登場人物は弟、姉、番頭の3人。
演者の他に本体を演じる役者が3人。
弟も姉も着物を着ている時代。
姉が何かの理由で蔵に閉じ込められて生活している。姉も弟も互いに顔を合わせた事がない。
そんな姉の世話をする番頭。
「ぼくの番頭さん」…な弟。
摩訶不思議な愛憎劇。

岸尾さんがご自身の配信サイトでおっしゃってたのを聞いたのだけど、解釈は自由。演じる側の解釈も自由だし、見る側の解釈も自由。
岸尾さんの弟、3回とも観れたのですが、毎回違っていて、岸尾さんご自身からその解釈を簡単に説明されてたのだけれど、なるほどな、と思い、観た側にも腑に落ちる部分が明確になりました。
ふぅ…ほんとタチヨミ面白いな〜。

さて、そんな解釈自由なこの話し、これが歌舞伎バージョンと2パターンありました。

松野さんが凄かった!
通常バージョンでは弟、歌舞伎バージョンでは姉を演じてらっしゃるんだけど、台詞は別の役者さんが喋るのでそれぞれの方に合わせて動きなんかもちょっとずつ違うの。
演者さんが、声を当ててる感じもするんだけど、松野さんも息を合わせて演技されてて、見る回増える都度、凄いな〜凄いな〜って感動してました!

この話。
初回観たのが歌舞伎バージョンだったんだけど、映画館だったので姉の声の役者さんが最初映らなくて、松野さんの姉の動きにハスキーな声が被さってて
うわぁ〜色っぽい、誰だ?…なんて思ったら推しも推しの吉野裕行さんでした。吉野さんの演技が凄すぎて、たまに「えっ…?これ誰?」ってびっくりする事ある。そういう意外性がいつも吉野さんの演技はあると思うの。
「ねえ、お前…あれは弟の声なんだろう?」 
とか、
「外に出たいんだよぅ…出しておくれよぅ」
って甘えた声を出したり、
番頭に駄目です、と拒絶されると
「お前はなんて酷いんだ、私は外に出たいんだよ!!」
と逆ギレしたりの感情が急降下に変化する表現も見事だった。
そのうち、松野さんの動きに吉野さんが声を当てているのか、吉野さんの声に松野さんが動きを合わせているのか、絶妙なバランスで…映画館からだと動きに声を当ててる感じに受け取れる映像だったけど、とにかくいつの間にか一体化して見えました。
歌舞伎バージョンだと、どちらかというと声を当ててる感じなのかな…?
正解はないと思いますが…。

とにかく降板表しっかり見てなくて、吉野さんの姉にびっくりしたけど、展開が早くてさらにどんどんびっくりしてって…ひぃー(๏_๏)な展開な話しと演出でした。

姉も番頭を慕い、弟も番頭も慕い…。
番頭はどうだったんだろ…。(おそらく弟とは関係を持っていたと思うが)
顔を合わせた姉と弟はうり二つで、最初は弟に勝気な態度を取った姉も、弟の殺意に一変して恐怖におののき
だれか、だれかぁーここから出しておくれーだれかぁー!
と取り乱しながら、刺された時の断末魔的な叫びが…もう…(言葉にならない)。
そしてこの日の弟の岸尾さんの、
殺してやる…からの姉を刺し、番頭さんを…の刺しっぷりが、狂いっぷりというか…怖かった…デス。
怖くて泣いた。

岸尾さんの解釈を知って、だからこんなに怖かったのかと納得。それで自分がちゃんと受け取れてたと言う事がなんとなく嬉しいくもあります。

で、吉野さんが弟を演られた日は通常バージョンで、なんか松野さんの表現も今まで見たのと違う気がして、弟の狂気というか、自分そっくりな姉を抹殺したはずが、いつの間にか姉に取り込まれてしまった風で、
♫しゃぼん玉飛んだの歌を冒頭と最後にも歌うんですが、この歌がまたコワイ…
なんでこんなに怖いんだよぅ…(((;°Д°)))…と映画館のイスにジリジリと縮こまり、弟が、最後に静かに笑い声を上げた時、ついにイスの手すりにしがみついてこ、こ、コワイ…って恐怖で泣いたよ。
冒頭、僕いくつ?って思うくらい純粋無垢な坊っちゃんだったのに…あれ、幻!?ひぃー
って感じでした。
怖くても泣くどらっと…ばばあになっても泣きグセ直らないぜ。

吉野さんの弟については、もう少し書きたいので別に。



④へ

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タチヨミ−第七巻−②

2020年09月26日 21時36分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
『タチヨミ』続き

📖『ブラック』作:萩森淳
探偵事務所らしき所で探偵と夫の浮気調査を依頼した妻が調査結果を聞くという話し。
1段高くなっている段が左右にセットされていて、上が探偵事務所のテイ。
旦那さんは“ブラック”でした。と探偵に報告されると
夫がやっぱり浮気していたのですねー?相手は誰〜!?きぃー!ってなる妻役の皆さんが毎回とても個性的で楽しかった!
探偵役は男女関係ないのがタチヨミの面白い所だな!って思う。
探偵が逆上する奥さんに、
とにかくこれを見て下さい!
と盗み撮り(?)したVTRをスタートさせると…下の舞台上でVTRが再生され…そこには!?…という流れ。

どらっとがここでストーリー書いたってちっとも面白くないので(←当たり前)、ここが面白かった!ブラック編!!
降板表が「夫の同僚①」とか「夫の同僚②」とかなってるのに、全員が戦隊員だった!マジに悪と戦っているの。
ダウンロード5、であってるのかな?誰もマトモに名乗っちゃくれないこのゴレンジャー的な5人組。
レッドがリーダーでブラック(夫)、いつもブルー(←気持ち)なブルーに戦闘をサボるイエロー、お色気担当ピンクのレンジャー達!
格好いい登場の照明と音楽でひとりずつ
「ギガレッド!」とか名乗って行く一連の下りをですね、
あの…信じられないのでもう一度見せて下さい
とか、ちょとここで止めて下さい
とか…
奥さんやりたい放題、アドリブ投げ放題(笑)!
探偵さんもたまに、スローにしたり早送りにしたり…やりたい放題(爆)!

吉野さんが夫、演られた時の妻が笠原留美さんだったんだけど、ブイサインで目を隠すようになポーズ(←よく写真とかで目がマスキングされてるテイのヤツ風)で一時停止された時なんて、
笠原さんたら、
ちょと夫かどうか確かめて来ます!そばに行っていいですか?あっ!!ソーシャルディスタンスは守ります、みたいな事言って吉野さんの前に行きおもむろに顔を見ようと下から覗き込もうとすると、吉野さんも、絶妙に手の角度を変えて視線が合わないように隠す。
その内笠原さんは吉野さんの前に座り込み、丁度股間あたりに視線が止ってて、拝み始めるたりして…。
そして音響さんもうまい感じに
ぽくっぽくっぽくっぽくっ…ちーん!
っていう木魚の効果音入れて下さるꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'`爆笑ですわ。
で、その後、
確かに主人でした
と言いながらも、夫なら大丈夫!出来るはずです!って、ブラックだけ抜きで見たいです!って〜!?
最初からの下りをブラックひとりでさせるという…(笑)!!←恥ずかしくさせたかったらしいです。

この日は映画館だったので、吉野さんだけが抜きで大きなスクリーンに抜かれていて、ほんとシラッとやってたけど、恥ずかしそうでもありました。
笑いをこらえるのが大変でした(๑´ლ`๑)フフ♡

その後、戦闘の後居酒屋に飲みに行った5人の様子がまたVTRとして流れ(演じれ)、おかしすぎて各回まとめられない(笑)。

最後は
夫は浮気してたのではなかったのね〜
と安心する妻に、探偵が
いえ、奥さん、だんなさんは浮気してましたよ(ピンクと)、調査の結果ご主人は“ブラック”(→追記参照)でした。
って報告するのでした。
ブラックコメディとまではいかないけど、奥さんが
「ブラック…」って呟いて終わるんだけど、このやり取りが役者さんによって全然違うので、終わりの余韻が全然違っていて面白かった!
絶望的だったり、悔しそうだったり、やりきれなさそうだったり。
ほんとお芝居って面白い。

吉野さんは自分が見た回では、探偵、イエロー、ブラック、ブルーと演られてました。
見てない回ではレッドの回があったようです。
18日を観たとき、レッドが岸尾さんで、吉野さんがイエローで、岸尾さんと一緒なのが楽しいのか、吉野さんの方から岸尾さんに色々けしかけに行ってはつぶれ〜みたいなわちゃわちゃしたやり取りをされていて見てて楽しかったです!
そしてどうやらこの日、吉野さんは開演2時間前から様子がおかしかったらしいので、一体吉野のさんに何があったんでしょうかね〜?

各回ほんとアドリブ合戦で面白かった!
倍速で再生!なんて奥さんの要望も出るから、最終回は1段高い壇上で、下の様子を見ながら探偵役の中井さんと妻役の高乃さんが台本で口元押さえて必死に笑いこらえてましたよ。
上、楽しいね?って中井さんが。

そして、一度はけているのに、
もう一回?みたいな話を中井さんがふったもんだから、楽屋にはけたメンバーが慌てて戻って来る。
出番ではない岸尾さんも乱入している。
そして、収集つかない予感で中井さん達に、戻るように言われてしまいすごすごと戻って行く皆さん…千秋楽まで楽しませていただきました(๑´ლ`๑)フフ♡
中井さんってあまりふざけない方なのは緞帳中映像でなんとなく分かったけど、真面目に無茶苦茶言う、そして自らすいません、とあやまる…素敵な方ですね〜。


📖『文通2』作:西条みつよしさん
田舎にいる兄が東京の大学に進学した年の離れた妹に仕送りをしている。
男が兄、女が妹の設定。
「お兄ちゃんへ」
って、やり取りしている女がいつの間にか妹ではなくなっている…という、怖い設定。
この女は『文通1』の女でもあり、男にも隠された裏の顔が…: ( ºωº ;):
という話。
降板表によると吉野さんは20日の昼に伊藤かな恵さんとご出演。
『文通』の吉野さんにはどらっとはご縁がありませんでした。
中井さんが凄く独特なお兄ちゃんで印象に残ってます。
最後の切り替えが流石でした。
一瞬で空気がすーって変わる感じが舞台ならではですね。ゾゾっ…としました。


📖『俺たちの世界征服日記』作:田中大祐
ショッカーとして頑張っている山田と鈴木の話。

○月☓日、今日、なになにした。
っていう日記を書いた人物が各々読み上げて行く。

舞台の左右に足の高い椅子が2脚置かれ、下手に鈴木、上手に山田。
ショッカーに入って5年目の同期のふたり。最初は仲良くないけど、いつか立派な怪人になって世界征服をしたい!という夢を持っている山田と、それに感化された鈴木がふたりで技を考えたり身体を鍛えたり、怪人オーディションにトライしたり…。
たまには先輩の地獄元帥兄さんに飲みに連れて行ってもらったり、ふたりで飲みに行ったり…。

そんな日常が山田の日記と鈴木の日記で語られて行く。

コミカルな話しかと思いきや後半はやるせない、誰にもどうにもならない病という現実が押し寄せて来て…。

自分、この話が1番好きかも。
それと最初に観た回が吉野さんの山田と川島さんの鈴木で、このふたりの淡々とした芝居のテンポと、その中にある、喜びだったり、悲しみだったり、悔しさだったり、怒りだったり、憤りだったり…。
色々な感情が静かに表現されている、この山田と鈴木が好きです。

後半、ほんとに泣きっぱなしだった。
ラストシーンはほっこりしながらも滝のように涙を流していて、マスクがとんでもない事になったもん。

今も、この山田の事を思い出すと胸が熱く締め付けられます。

ここの場面は、声優さんの色々な演技
が見られて、正に「声で演じる」ってこういう事か!!と感嘆したのが、野島さんの時。
殴られた日の日記を読む時に、口に指を突っ込んで、口が開かない、殴られて痛い形を作って台詞を喋っていて〜すごいー!こんな風に表現するんだ!って!

後、平川さんのように口の形を大きく歪めて語る方もいれば、吉野さんのように淡々と“日記を読む”方もいて、そんな演じ分けを観れてほんとに幸せだった〜(*´˘`*)!

山田の感情に引っ張られて号泣寸前の時と鈴木の感情に引っ張られて泣き崩れそうになる時と、演者によって自分の受け取り方が色々なのも面白い。
それにしても自分、よく泣いてた←泣きすぎ

10年経って立派な2代目地獄元帥となった鈴木が、ふと山田が昔住んでいたアパートの近くを通り、山田を思い出し、日記を引っ張り出して、山田に語りかける最後の下りで、やっぱり吉野さんの山田の時は大号泣に近くて大変だったんだけど、山田がかつてのライダーと飲んだ時、ライダーが「今まで戦って1番強かったやつ?」(←ちょっと違うかな?印象に残っているやつかも?)って昔を語る部分で、1番最初に映画館で視たせいかライダーの高乃さんがものすごく印象に残っていて
ライトに煙が映るのが、まるで居酒屋のタバコの紫煙の中で、カウンターかなんかで語ってる…って感じで、女性が男性のライダーを演じているのにライダーその物で、そのライダーが山田の事を語った時に、もう既にボロボロ泣いてるのに涙腺がまさに崩壊して、どらっと、ほんとうに大変でした⸜( ˃̣̣̥᷄ᯅ˂̣̣̥᷅ )⸝

最後の演出も、あれダメ〜自分ああいいの弱い。ほんと暗転した中、自分を整えるのが大変でした。


③へ


【追記】
後の配信で確認したらブラックではなく“黒”と言ってました、記憶違いですいません。









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タチヨミ−第七巻−①

2020年09月25日 22時40分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
タチヨミ―第七巻―
『それでも花は咲いていく…』
9/17〜9/22 草月ホール 全10公演


こんな状況だから
いや、こんな状況だからこそ
吉野さんの“声”に飢えていたんだと思う。

チケット買った時は、ほんとにどうなるか分からなくて、ライブビューやる!って聞いたら、なら、無理して東京まで行かなくていいかな?とか、色々ぐるぐるしてたけど、
やっぱり1回見ちゃうと駄目ですね…その全てが観たくなる。←危険!

今回チケット代がちょい高めだったので、映画館の方にどらっとの気持ちが傾いたのはほんと自分的にも助かりました!
見境なくチケット代をつぎ込みそうだった…いかん、いかん、今の自分の年収、めおちゃん観てた時の6割だからね!?踏みとどまれよ!?自分!!
ってな危ない感じでした〜(〃´o`)=3 フゥ
仕事行ってる時の不機嫌さが我ながら酷かったです(笑)。
観たい、観たい…今すぐ映画館に行きたい…って。


はあ…良い空間でした“タチヨミ”の世界。ほんとステキ♡


吉野さん…結局全公演ご出演でしたね!ありがとうございました。(←お礼しか出て来ない)


どらっとのライブビュー鑑賞日
18(金)19:00、19(土)18:30、21(月)18:30(途中入場)、22(火)11:00
草月ホール観劇日
19(土)13:00、22(火)14:30

えっ…と、、、、、どらっとに一体何が…(⊙_⊙;)
まぁ、いっか…あはははは(¯∇¯٥)アリャ。


前回同様、作品が再演なのか、新作なのか、まるで分かりません。
5回と半分、どらっとの感じたまま…この心に残った物を自分の備忘録的な物として吐き出してます。


💐開演5分前と終演直後の緞帳の中
ライブビューイングの特典!!ステキ!
開演5分前のアナウンスが流れてから、緞帳の真裏も真裏での出演者の皆様の様子を松野さんがレポート。
皆さん、今回入場特典として配られたタチヨミオリジナルマスクをして、プログラムのお写真(ご自分)のパネルを持ってわらわらと…わらわら来ない人たちもいらっしゃいましたが(主に岸尾さんと吉野さん)、まあ皆さんがスタンバイする中を松野さんが、その日初日の人とかラストの人に声をかけてインタビューして下さったりしてました。
まあ、吉野さんに関してはまともな対応はないだろうな、と予想してましたので、少しでもお姿映れば御の字と思って見てました- ̗̀(๑ᵔ⌔ᵔ๑)

松野さんが一緒懸命、ちょとー!?吉野さーん!?って大変そうでした(笑)。
ライブビューの人達になるべく多くの出演者の声を、と松野さんの気遣いが…台無しな…。でもイヤな雰囲気にならない所がまた吉野さんらしかったかな。
緞帳の中が見れるなんてほんとワクワクする!!ありがとうございますな企画でした!

ある日の吉野さん
カメラの後ろを映り込こまないようにもうダッシュ!→お気遣いありがとう…むしろ映り込んで下さいよぅ…(*;ᵕ;*)
その後、
オレだよ、オレ!!
(そして何故かカメラ目線の決め顔←カッコイイ)
…ハンバーーーグ!!
相変わらずお元気で…。
これ、前方席には聞こえてるな…多分。

またある日の吉野さん、と岸尾さんと…皆さん達。
もうすぐ楽で感無量でウルウルしている伊藤かな恵さんのマネをし出したり、
私がハンバーグ師匠です。
イヤ、私がハンバーグ師匠です!
と、その場にいた何人かがノリノリで言い繋いで行って、ラスト中井さんがなんか面白くて(←記憶あやふやすぎて書けない)真面目か!?ってわちゃわちゃしてたの楽しかったな。

後、今日の吉野さんは2時間前から様子が変だった、とバラされたり、
今日の入り(最終日)皆さんは9時半ぐらいに入られてるのに、岸尾さんと吉野さんは15分前だったとか(←笑)。
吉野さん…今まで帽子かぶってました、な髪をわっさわっささせてて、声はかすれて…以下自粛(´°ᗜ°)ハハッ..


💐オープニング
♫セブン〜セブン〜セブンセブンセブン!!
のウルトラマンセブンの歌に乗せて、顔の前にパネルを持って出演者が曲に合わせてパネルを下げて行き、お披露目のオープニング。
なんかはじまるぞ!っていう高揚感が曲と共に盛り上がる。
何事もなく行進して退場。
あぁ〜これから何が始まるの?ってワクワクする!

最初の舞台の観劇日。
メガネいらないかな?とメガネを取っていたどらっとはパネルが見えていなくて、あ?吉野さんかな?と思った人物が野島健児さんだったという…(笑)。
しかも吉野さんは野島さんより何人も前でした…見えてないんかい!?自分!!
だってこの日髪を襟足でまとめてアップにして、サイドに垂らしている髪を耳にピタッとなでつけていて、見た目七三なんだもん。→言い訳。
すぐメガネかけて次の場面に備えましたよ。
だって降板表があっても、本番中に出番が変わるのが割とよくある楽しいタチヨミなので、何があるかその場にならないと分からないからね!


📖『文通1』 作:西条みつとしさん
男が故郷を離れて東京で暮らしている女、おそらく恋人と文通しているやりとり。
内容は自分が書いてその面白さをうまく書けないから省略(笑)。
途中、女から「70万で壷を買いませんか?」と誘われる下りのやり取りが演者達によって最高に盛り上がってました。
どらっと的には新垣さんと伊藤さんのペアと野島さんと名塚さんのペアが好きかな〜(*´˘`*)♡
吉野さんのご出演は降板表によると初日の17日と21日の昼で両日ともお相手は神田さん!
見たかったな〜このペア!!

しかし、初日の一発目って、観る方も緊張しちゃっただろうね〜(どらっとは初日は残念ながら都合つきませんでした)



②へ














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突き動かされて

2020年09月22日 14時00分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
お彼岸の連休、いつの間にか秋のシルバーウィークなんて言われてますが、そんなもんは関係ないサービス業(正確には金融業ですが)。

なんで、今日出勤なのかなぁー
観たいよ〜
観たいよぅ〜
観せておくれよぅ〜
と、発表される降板表を見ては
吉野さんの○×役観たいよぅ…と、頭の中グルグル。

日曜日は予約のお客様もいたのでそんなに気は散らかったのですが、
昨日は、吉野さん最終日。
あのお役を演るのかぁー!
観たいよぅ〜!!
と、また頭の中グルグルぐるぐる。

休憩時間に電車調べたら、半分ぐらいは観れそうな感じ。

定時なんて、何時だっけ?的な残業続きの毎日ですが、連休の中日で人も少ないし、電話もないし、予約も入らないし…行っちゃう?


行っちゃいました!!


しかも、予定より早い電車に乗れたらそれが快速で、思ったより早く着いたし、何より観たかった役がほぼほぼ観れました。

行ってよかった…(*;ᵕ;*)


しばらく放心して映画館の席でうなだれてました。



エンタメが、人様の何の役にたつのか?
災害や、過去には戦争や、今はコロナで、提供する側も受取る側も、
きっと何度も何度も立ち止って私達は考えるのでしょう。
エンタメの存在する意義とは…?と。


でもここ数日の自分の状態を振り返るだけでも、
エンタメは自分の感情を豊かにし、
自分の思考を刺激し、
自分の顔を上げさせ、
生きる意味さえ問うように自分の背中を叩く。

エンタメとは
推しの存在とは…

配偶者や子を持たないどらっとには、
生きる…自分が生きていく為の、
大きな、大きな…それは心の支えなのです。


親、兄弟姉妹はいても、それらは身内であっても、もう自分の家族ではないのですから。


そして
生きて行くには、
やはり“夢”は必要なのです。



この人の演じる様を観ているのが好きだ。

この人の、演じる役が好きだ。

この人が、次に演じる、何かを、
楽しみに待ちたいと思う。



まさか、この場所に4回も来る事になるとは…!

センター北駅前




昨日のカーテンコールで、さらっと明日(の千秋楽)も出るよ〜?って発表になって、心が跳ね上がりました!


ご出演日が分からないままでの先行販売、ご出演なくてもタチヨミの楽は観たい!と取ったこの1枚!

また、払い戻しかな…と、なかなか発行しなかったこの1枚!

初日が開いて、事故なく、コロナなく、いよいよ最後の幕が上がります!

映画館から、草月ホールへ!レッツら移動中! 

映画館…我ながらこんなに追加するとは思わなかった。

胸が熱い…。


2日目観劇時は暑くて着替え持って出てたのに、今日は寒さ対策で上着を持っている。

もう、初秋…。


『タチヨミ』
ハマるな〜この舞台!


コメント
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