さて、前向きな感想。
なんと言っても、出演者が複数人を演じ分けるというこの『お憑彼サーカス』のシリーズ。
前作の2作品も観れていないので実に残念ではありますが、
吉野さん以外が複数人を演じている前作と違うのは、今回のスノードロップでは吉野さんも2役を演じ分けてます。
正直、すごい場面でびっくりした。
噂には聞いていたけど、こりゃあ生で観ていたら心臓止まりかけたかも…とマジで想像するぐらいその演技にビビリまして、まあ…映像でも泣きましたねぇ…すご過ぎて。
実際前から2列目の席だったので(観に行かなかったけどさ!?)観てたらどうなってしまってたかね〜?と。
あと、生バンドと合わせているということ。
バンドってのがすごい!
編成にコーラスも3名入っているし、ギターの人は三味線も弾いているし!!
サックスも入っているんですよね。
つまり、この生の演奏に負けない演技が張れるという声優メンバー。
素晴らしいですよね!!!ね!?
そして、ベースには吉野さんのバンドのTHE BAND A°Cのメンバーのやまちゃん(山崎英明さん)も参加されています。
では吉野さんの、どらっとが好きな場面とかについて、しつこく語吉野さんのここが好き♡
↓
🎪トランクの持ち方
前作もあるので、比較的にキャラが確定していて、出て来た瞬間から吉野さんは『フォリップ』であり、最後の瞬間まで『フィリップ』でした。
お土産いっぱい入っていて重たいはずのトランクを軽々と掲げて袖に入るところ好きだな。
ドラマCDルナッティックローズで鞄から登場するシーンがあって、その設定も結構好き。
🎪声のトーン
色々な場面で声のトーンを変えて演技している吉野さんのフィリップ好きだな。
フィリップが発する
『わたし』
という言い方が好き。
アクロバットに乗り移られたときにも
『わたし』
っという言葉が口から出るけど、同じ吉野さんの口から発せられているのに、確かにフォリップとは違う別人の『わたし』になっていて、
ぞっとするほど素晴らしい。
と思います。
『わたしとボスの仲ですから』
『キャンディーはわたしの一番星なので…』
フィリップの決め台詞的な台詞が、場面や心情によって声のトーンや言い方が変化するのが好きです。
あと、何度も登場する
『お憑彼さまでした』
とか
鼻で笑う
『ふふ…』
とか
『ふふふ…』
とか、とか。
全体的に語尾に団長の優しさがにじみ出る小さい吐息のようなささやきが好き。
🎪捨て台詞
観劇された方に聞いたら、幕間があったみたいなのですが、Blu-Ray上ではどこだか分からないんですが、多分こここが幕間か!?と思われる団長(フィリップ)の捨て台詞
『…クソっ野郎っ…っ…』
と言って、下手に履けるところ。
なんつうか、フィリップの悔しさとか苛立ちとか、一瞬にしてこの台詞の中のちっちゃい「っ」に納まっているというか、吐息に悔しさが滲んでいるというか…好き。
🎪本当に1人の人間から発せられている声ですか?
大詰めの場面。
フィリップにアクロバットが乗り移ってからの身体の中でアクロバットと戦うシーン。
乗り移るという表現もちょっと違うような気もするので、どちらかというと、元はフィリップ=アクロバットとして存在していたのかな?とか
本当に何度か繰り返して観ないとよく分からないことが多いのよね。
全部を分からなくてもいいとは思いますが。
そんななんで、フィリップの身体の中でフィリップとアクロバットが戦うシーン。
『何やら足りてませんね?』
とバンドに演奏を促してからの葛藤のシーン。
(森久保さんが特典CDの中で、断末魔ってこのシーンの事表現してたな)
もう観てね!と言うのが一番ですが、
台詞ごとではなく
吉野さんから発せられる台詞の途中途中でもフィルップとアクロバットが入れ替わり、
入れ替わるだけでなく、戦っているので、そのひとことひとことが、いやひとことでさえ入れ替わっていく様子が再現されているのでありますよ。
なんていったらいいんだ・・・?
とにかく観て!!!
しかも、その最中でバンド紹介とか入っちゃうんだけどこれまたすごい迫力。
この演出は吉野さんの発案だってどこかで聞いたな・・・?(違っていたらすまです)
人間業じゃないよね?これ?
と思ってしまった場面です。
吉野さんは人間ですが、
フィリップもアクロバットも人間んではありませんが…。
フィリップの事しか書いてないので、次へ…続きます。多分。
イクミママ(ドーナツ屋さん)とのコラボのドーナツ🍩!
めちゃ美味でしたよ!!