続き
📖『旅立ちの日』作:萩森淳さん
卒業式でよくやるみんなで声を揃えて思い出を振り返る答辞?みたいなあれ。
自分達の世代はこうゆうのはなかったかな。
小学6年生の男の子と女の子に出演者全員が扮して、1年生から思い出を振り返る。
「○×だった○年生!」
「みんなで○×した!」
みたいにひとこと台詞が交互に大きな声で元気に発せられて微笑ましい!
最初、吉野さんを見つけられなかったので(自分の位置からだと埋もれていた)、突然生意気な感じの6年生男子の声が聞こえてびっくりした!
でも和やかな雰囲気はすぐに急転した。
実は6年生の修学旅行で泊まってた所が火事になって、みんな死んでしまっていたのだ。
彼らが出来なかった卒業式をみんなでして、最後は笑顔でみんなでギュッ!と寄添って写真撮って成仏する?っていうのがこの話の自分の解釈なんだけどあってるかな?
この演目…スゲー号泣している人もいたんだけど…申し訳ないけどどらっと的にはそこまでではなかった…。
こういうひとこと台詞ずつの朗読は、台詞がひとことゆえに難しい演目だと思う。ベテランプロと若手アマが混ざっていればその辺特に白黒はっきり出てしまうかな。
おまけに大人数で立ち位置が変わったり、ぐるぐる渦巻きのよに円を作りながら台詞を言ったり、大変そうだった。(主に若い人達)
動きながら台詞言うと声が動くよね〜
悲しい台詞で、観客がなく前に泣かれちゃうと、こっちは泣けないのだ…。
残念な事にうるっとした涙が乾いちゃうの。
と、いう事でちょっと演目の内容に反して感動出来なかったどらっとです。
個人が感じる感想なんで、色々な感じ方があると思うのでね…ごめんなさいね。
でも泣くとこは泣いた!
ラストの全員での写真カシャの演出にウッ…('﹏*๑)…となったのはやられた感じだったよ。
吉野さんのポーズはアゴに指を当てる小顔に見せるポーズだった!と思う、多分。
この演目観て、タチヨミ倶楽部公演とか準キャスト公演にも興味出ました。
📖『JURI』作:西条みつとしさん
これ、怖かった!ほんとにほんとに怖かった:(´◦ω◦`):
話しの内容も怖いんだけど
吉野さんと岸尾さんのシリアス芝居がほんとに怖いんだよ〜心底寒気がした。
なーんてね?って種明かしされても、その笑顔が怖くて、まだ何かあるのでは…!?と手に汗握り続けたぁ…ぷるぷる。
ほんとに殺人者だと信じたよ〜(っω<`。)←殺人犯人ではなかった。
高乃麗さんの存在がまたお芝居をずーんと落ち着かせるというか、締めるというか…。
大学のミステリーサークル(←多分)の新入生歓迎の毎年恒例のドッキリ企画のキャンプ?で繰り広げられるドッキリが2重、3重になっていて、ドッキリを仕掛けられる新入生のミカと一緒に観客も騙されては、なーんだ!そうだったんだ〜?とホッとしてはまた騙され…の繰り返しのラストがアレだ。
最後は、ひぇー!それ知りたくなかったぁ〜(;ノ>_<)ノという真実がバレて…。
息づく間もなく幕!(←幕はないが…)
この演目とこの日は上演がなかった『ベストフレンド』と『あの音』という演目がどうやら日替り演目のようです。
18日にこの『ベストフレンド』に吉野さんが出演されたとの事で、これもラブナイツで色々お話しして下さってたけど、歌が結構あったらしくてね〜
演目を観てないだけに、内容知りたくてモヤモヤしまくったどらっとです。
誰かどんなんだか教えて下さい〜(T_T)
📖『深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければどこにも光はない』作:桐木啓子さん
どらっとみたいな素人の感想を素直に言うとこの箱(下北沢小劇場B1)で演る演目としてはテーマが重く、フィクションなのかノンフィクションなのか?としっくりこない部分があって、もうちょっと大きな箱で時間も厚みをつけて内容もうちょっと詰めたのを観てみたかったな、という感じです。
現実ではない“日本”で起こったパラレルワールド的なフィクションだったらもう少し素直に入って来たかも。
そしてこのお話しは多分モデルになった方がいらっしゃるんだな…というのを後日その病気についてググって色々なコラムやら拝見して知ったり感じた事でした。
うん…思いテーマだった。
高齢の朝野光男が何処かの講演会で自分の病気と病気故に隔離され世間から差別を受けて過ごした数十年の自分の体験を語る、という話し。
光男の目は視力を失い、指も数本失くしていて…。
こんな私の話しをしてもいいのでしょうか?
というような出だしだったと思う。
光男の少年時代と青年時代を3人の役者が分担して演じていて、吉野さんはこの日は光男の青年時代を演じられました。
戦争も絡んでる時代背景で、ほんとにテーマが重かった。
朝野光男役はこの日川島得愛さん。
最後のシーンが見事で、かなり泣かされました。
胸が詰まった…なんかやり切れなくて。光男の心が痛くて…。
吉野さんは他の日に『勘太』っていう光男の収容所での友達役と『中村』さんっていう多分講演会の主催側の人?の役を演られてます。多分。
多分、多分って続くの、自分が観てないからなの。すんません。
この『勘太』はさ〜?小学生なんだよね〜
他の日はほぼ女性声優さんが演られているんだよね〜
恐るべし吉野裕行さん45歳ですがぁ〜!って所でしょうか…?
観たかったよ〜。°(°`ω´ °)°。
後ね…この演目終わった瞬間、香盤表も見てなかったのに、川島さんの朝野があまりに素晴らしかったので、吉野さんでこの役観たい!って真っ先に頭に浮かびましたよ〜自分の後悔が残ったその2でした。
香盤表見たら、やっぱり全公演観たいわ〜
ヤバイー!これが『タチヨミ』の魅力かあ〜?とヤラれた感半端なかったです。
オムニバスで約2時間弱。演目の組合せによってはもっと長くなった日もあったらしい。
それにしても準キャスト、タチヨミ倶楽部のキャストの皆さん達、日替りの出演者達との舞台共演、エキストラ、裏方スタッフ…お役目沢山!
出演者の皆さんも2度巡り合わないキャストの組合せで、演り甲斐ありまくりだったに違いないでしょう。
だって公式さんが毎日ご紹介して下さってたお写真の数々1枚1枚が皆さんどれもすげー楽しそうだったし、吉野さんはほんとに楽しそうだった。
岸尾さんがほんとに凄い!アドリブを自分で振って自分で回収出来る!と絶賛してたし(去年も同じ事言ってた)、三木さんとの共演も刺激を受けられたみたいでした。
あぁ〜悔しいかな、時間設定うまくいかず当日券にトライするのを断熱した14日のキャスティング、めちゃ観たかったよー!!
でも実は13日のキャスティングも観たかったよーー!!
ってかもう毎日観たいよ〜!
そんな『タチヨミ』の次回公演はなんと年内、草月ホールで公演です!
吉野さんのご縁が次もあるといいな!
余韻、残りまくりの『タチヨミ』でした!