朗読劇『タチヨミ』―第六巻― 下北沢 小劇場B1
左がパンフの裏側、右はチラシです。
2020年1月10日
初日のチケットを手に入れまして、観てきました!
昨年も吉野さんがご出演された『タチヨミ』ですが、チケットは惨敗し、また飛び入りでご出演なんてされるから、当日券目指して見に行く人もいらっしって、
場所が地下劇場でキャパも100ちょいぐらい?なので、当日券にチャレンジする勇気もなかったんですが、物凄く良かった、って感想いっぱいだったし、ご本人からのラブナイツなんかで参加した感想なんか聞いてると、ものすごーく楽しかったご様子で、次のチャンスがあったらチケットだけはなんとしても手に入れよう!と強く誓ってから約1年!
初日のを無事に観て来ました!
なんとか小劇場もクリアしました!
若い時は、友達が何人か劇団や養成所に入っていたので、それこそ今回の劇場のように、長椅子とパイプ椅子を並べて…っていう空間に観に行ったりしていたんですがね〜。
ほんと久しぶりにああいう若い人の混ざったステージを観ました!
その若いエネルギーとベテラン勢の迫力のお芝居が、なんてったってとにかく近い!なんなら5Mから10Mぐらいしか距離ないよ!?
最高に贅沢でしたね!
松野太紀さん演出、プロデュース。
脚本は数人の脚本家さんの短編です。
過去公演を観ていないので演目が新作なのか再演か分からないのが残念。
チラシと一緒に香盤表をいただきました。
演目は日替りのもあり、当日に飛入りしちゃうケース(←去年あったらしい)や、初日が開いてから追加出演が決まるケース…とにかく小劇場ならではのカスタマイズがあります。
吉野さんも本来14日で千秋楽のはずが、追加のご出演発表ありましたよ〜!
18日なんて都内であんぼむのリリイベの後、夜の部に途中からご出演!でした。
ちなみにどらっとはリリイベの抽選に外れ仕事を入れたので、当日券にも参戦出来ず、今回はあんなにたくさんご出演日があったのに初日1回のみの観劇でした。ほんと残念でしかたがありません。
10日の演目。
📖『News』作:だいさくさん(岸尾だいさくさん)
朝のニュース番組の模様をコミカルに。
吉野さんは古河というニュースキャスター役。
ちなみに衣装は全演目全員が黒い衣装。形は様々。
吉野さんは襟が今時の作りの後ろにちょっと下がるやつで袖がパフスリーブ?になっているオスカル様風袖。←表現力なくてすいません💦
ちょっと可愛いめです。
やたらと「ぴーちゃんが、ぴーちゃんがー( ˃̣̣̥᷄ᯅ˂̣̣̥᷅ )」と事あるごとに辛そうに嘆くキャスターさんで、
たまにTVを通じて「おかあさん!」って呼びかけちゃったり、で自由にやりたい放題。
実はどらっとの家にはインコのぴーちゃん(2代目)がいて、1代目ぴーちゃんは昨年お空に飛びたってたもんだから、その辛そうな古河さんの表情見るに、つられてウルウル(泣)。
スタジオのキャスター同士もまとまらなければ中継キャスターは
「スタジオの馬場さん〜?」
という呼びかけを意図的に
「ばばぁ〜さん?」とかデスるし、
お天気キャスターと占い師?さんとか5者まとまらないで自分勝手にやりたい放題(笑)!
ぴーちゃんがぴーちゃんが!と喚いていた古河さんのぴーちゃんはぬいぐるみで、腹が裂けたらしい、というのが落ちで、どらっとは出かけた涙が引っ込みました(笑)!
ひっちゃかめっちゃかだけど、演者がしっかりキャラクターを出しているので、そんなにごちゃごちゃしなくて、リラックスして楽しめる演目でした。
吉野さんは他の日は中継キャスターと、お天気キャスターを演られているようです。
📖『お菓子の家』作:山中隆次郎さん
マンションを購入しに下見に来た男女(夫婦)と不動産屋さん?の社員の話し。
セレブなマンションにあんたらは不似合いだ!とばかりに売る気が全然ない社員。
実は3人とも学生時代の友達でマドンナな彼女を取り合った?のか、因縁にまみれている。
そして、なんと彼らの世界はお菓子の世界で
カプリコ(男)、エリーゼ(女)、バームロール(社員)という背景が最後に分かって大爆笑でした。
駄菓子の分際で〜とか、差別が高級菓子と駄菓子との格差だったりして色々皮肉ってて面白かった!
お菓子なのは『家』ではなかったのが最高に洒落ていたな〜(*´꒳`*)。
吉野さんは、この日はご出演なく、他の日は男と社員の役を演られてます。
📖『断捨離』作:山下平祐さん
何回トライしてもいつも断捨離出来ない『男』と、その断捨離の手伝いを依頼されて手伝う断捨離インストラクター?みたいな職業の『女』の二人芝居。
「これは捨てますか?」
「捨て…ます…いや!待って!やっぱり取っておきます!」
と、いうやり取りから始まり、そのうち、この断捨離の依頼が何回かあっていつも失敗してて依頼料のお金だけ払う事になってるのが分かって、ただの断捨離出来ない男の話しかな?と思った導入部分。
その内、捨てる対象が、○×きゅあ(←よく覚えてない)とか、女の子の変身物だったり、
オタク?オタクなの!?このオヤジ…( ⊙_⊙)?なんて、コメディ路線と観客に思い込ませておいて、中盤からいきなりのシリアス路線。
捨てたい物は、亡くなった娘さんの物で、奥さんもその前に亡くしていて…だった男に対し、時には厳しく断捨離しなければ!っと男を立ち直らせようとする女にも実は捨てなければ立ち上がれなかった、という過去があった…という超シリアスな展開。
引き込まれてウルウルしてのめり込んで観てたのに、話しの落ちを覚えてない…という自分のお粗末さ。
吉野さんの『男』が観たかったな〜という自分の後悔が残った演目その1。
他の日にこの演目にはご出演がありました。
この演目は正直他の日全部観れる物なら観たかった!と思った演目。
凄くよい作品だった。(なのになぜ落ちを覚えてないないのか…)
三人芝居、二人芝居の魅力がたっぷり続いて、はぁ〜お芝居濃いな…と思った矢先にドカン!って来たのが次!
凄いインバクとだった!!
📖『マッスル高校BLUES』作:田中大祐さん
暗闇の中から相当な人数の罵声、歓声、怒鳴り声!
ステージ上からだけでなく、袖やら通路の奥からやら…。
出入り口に近い通路側最後列という自分的最高席に陣どっていたどらっとは、いきなり聞こえた大きな声に思わず振り返ってしまいました!
そんなケンカ?シーンからスタートしたこの話し。
出演者が多かったのと、登場人物が筋肉さん達で、吉野さんの役は『大胸筋』!
色々な筋肉が出て来て縄張り闘い(笑)!
年を取って一番先に衰えるのは膝だ!足しだ!
っていう下りには耳が痛かった〜(꒪ꇴ꒪ ; )。
荒っぽいキャラがいっぱい出て来て、ちょっと荒北さん(←アニメ「弱虫ペダル」の吉野さんが演じてる役)を彷彿させられて楽しく拝見してました!
紛れもないコメディ。
あーぁん!?💢みたいな斜め下から突き上げるすごみが好き!←伝わり難い。
最後、女の子達に囲まれてチヤホヤされて終わる。
演目の切替で使われる曲が、確かここは『男の勲章』唄:嶋大輔さんだったと思う。
筋肉達の譲れない意地がツッパり合いまくりの話しでした。
他の日は『大腿筋』、『ヒラメ』、『前腕伸筋』で出演されてます。多分。
ほんと人数多かった。
筋肉の名前よくわからんなぁ〜と思っていたら、頂いたプログラムの裏に可愛い解説が付いてました!
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左がパンフの裏側、右はチラシです。
長くなったので、次へ。