京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

和歌山線 四

2018-09-02 11:39:28 | 日記
和歌山線
                  金澤 ひろあき
 四
五條を過ぎると、早くもすすきの穂。ひとあし早いんですね。
  すすきの穂吉野口から高野口    ひろあき
 さきほどの金剛山もそうですが、吉野、高野山と、この辺り山岳信仰が盛んな地です。 役行者と空海。二人の桁外れの人物が、けっこう間近な所にいらっしゃったのですね。想像力をかきたてられるこのお二人、今でも畏敬しております。ついでに言っておきますと、同じ頃、比叡山をひらいた最澄、白山をひらいた泰澄、日光の勝道上人など、日本各地で山岳信仰が花開いて行きます。時代に共通する意識・精神みたいなものがあったのでしょう。
 さて電車は、高野山の入り口、橋本でちょっと長い間停車。高野山へ行く人達は、南海電車に乗り換えます。
 私はそのまま和歌山へ。途中紀ノ川の景色の良い所などを楽しみます。
 和歌山へ着きました。いや、暑いです。