京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

内容要約のやり方

2019-04-17 08:21:13 | 日記
国語表現 材料集め 「新聞」要約      担当 金澤 ひろあき

a 新聞・・良い材料がたくさんある。
 社説 朝日新聞の「天声人語」など。入試に出ることもある。
 「読む」だけでなく、「内容要約(まとめ}」をして、ストックすると、小論文などの材料になる。
b 内容要約とは?
 筆者の言いたいこと(結論)だけを書いたもの。 
本文から「結論」を探してまとめる。
c「結論」の探し方
「結論」=筆者の言いたいこと
1 繰り返し出ることばに注目
 人間、言いたいことを繰り返す。
2 同じ意味をもつ言葉  言い換え表現
単語は違うが、同じ内容のもの
 ※接続詞「つまり」「すなわち」は前後の文章が同じ内容になっている。

 例 彼女の前では顔が赤くなる。つまり、彼女に恋をしたということなんだな。
 問い 「顔が赤くなる」のはなぜでしょう。
 
3 対立する二つのことば
対立する二つのものを比べる→どっちが正しい。どちらかが筆者の結論。
※接続詞「だが」「しかし」「けれども」は前後の文章が対立する。後の文が結論になる。

 例 無農薬野菜は健康に良い。しかし、虫がわいてしまうので、農薬は必要だ。
 問い この文の結論は何でしょう? 

d 結論が探せたら
 1 本文に傍線を引く
 2 各段落の結論を並べる。
3 重複した内容があれば、一つにまとめる。
4 文どうしを、接続詞でつなぐ。
※ こういう感じで要約の説明をしています。ご参考にどうぞ。