フリー句(自由連句)「朝歩き」の巻
朝歩きたわわな枇杷のもどかしさ 青島巡紅
食べごろを知る鳥の楽園 金澤ひろあき
鳥辺野の名前に残る鳥葬地 巡紅
ペルシャの砂漠に聳える石の塔 ひろあき
※ゾロアスター教の鳥葬の遺跡だそうです。
琵琶湖に眠る縄文人の生活 巡紅
水底に神の住まいや鳥居立つ ひろあき
繁茂する草木を喰ったモアイ像 巡紅
*モアイ像運搬用の木製ローラー製作の為に木々は伐採され植林されなかった。
月明かり禿げ山傷跡めいている ひろあき
放火され金箔三倍の金閣寺の憂鬱 巡紅
黄金では負けないと秀吉の聚楽第 ひろあき
秀吉の極楽への道ぶった斬る家康 巡紅
*西本願寺に通じる正面通りの途中に東本願寺を建てさせる。
達人の手つきは同じ茶と剣と ひろあき
※秀吉は茶、家康は剣の達人だったとか。
君の心臓が無くなって眠るのが下手になった 巡紅
不老不死の願望ミイラの夢の中 ひろあき
墓に憩う家族の笑みにまたねと告げる 巡紅
初盆の故郷一族集まって ひろあき
浴衣着て皆で花火を見に行った 巡紅
あの頃と同じ味したかき氷 ひろあき
絹掛けの道お客さんは気付けぬ推し巡紅
山越えて青葉の中に山門を ひろあき
指の先星の名わいわい酒はずむ 巡紅
陰陽師神の来歴披露して ひろあき
※陰陽道には星の神話が多い。
朝歩きたわわな枇杷のもどかしさ 青島巡紅
食べごろを知る鳥の楽園 金澤ひろあき
鳥辺野の名前に残る鳥葬地 巡紅
ペルシャの砂漠に聳える石の塔 ひろあき
※ゾロアスター教の鳥葬の遺跡だそうです。
琵琶湖に眠る縄文人の生活 巡紅
水底に神の住まいや鳥居立つ ひろあき
繁茂する草木を喰ったモアイ像 巡紅
*モアイ像運搬用の木製ローラー製作の為に木々は伐採され植林されなかった。
月明かり禿げ山傷跡めいている ひろあき
放火され金箔三倍の金閣寺の憂鬱 巡紅
黄金では負けないと秀吉の聚楽第 ひろあき
秀吉の極楽への道ぶった斬る家康 巡紅
*西本願寺に通じる正面通りの途中に東本願寺を建てさせる。
達人の手つきは同じ茶と剣と ひろあき
※秀吉は茶、家康は剣の達人だったとか。
君の心臓が無くなって眠るのが下手になった 巡紅
不老不死の願望ミイラの夢の中 ひろあき
墓に憩う家族の笑みにまたねと告げる 巡紅
初盆の故郷一族集まって ひろあき
浴衣着て皆で花火を見に行った 巡紅
あの頃と同じ味したかき氷 ひろあき
絹掛けの道お客さんは気付けぬ推し巡紅
山越えて青葉の中に山門を ひろあき
指の先星の名わいわい酒はずむ 巡紅
陰陽師神の来歴披露して ひろあき
※陰陽道には星の神話が多い。