2025年3月 京都童心の会 通信句会作品
この中より、8句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。
特選句の選評をいただけるとありがたいです。
1 80才着ぶくれて出る映画館
2 買いだめの足音集め雪の街
3 迷いつつ着ぶくれて買う宝くじ
4 天気図と気になる本の三行目
5 本に折り目つけせっせと家事につく
6 片結びする 花びら色の母の靴
7 田舎娘 クローバーの緑にまぎれこむ
8 老いた今です同じ目線の父の本棚
9 ゆらゆら月の田舎の村の救急車
10 コーヒー飲んでしきり直し‘’思い出のメロディ”が耳にやさしく
11 平行線死の間際には合流か
12 列車待ち新刊マンガ良き香り
13 田舎者話のメインお母さん
14 片結び ほどけ易きは両結び
15 母キトク どの道帰った涙の記憶
16 詩との出会いサトウハチローお母さん
17 マンガのひとコマ叶えたかった親子の立ちション
18 年をとり最後に残るは田舎の方言
19 結び目ゆるみ解ける厳しき結末
20 くらき所で読後感目を痛めた私
21 山登りいつか覚えたケモノ道
22 最後まで始めて読んだ「二十四の瞳」
23 古稀になり今も頭にマンガの替え歌
24 漢詩の勉強 古典と寝ます
25 待ち合わせの本屋閉店冬木立
26 絵本では雲のお城に空の旅
27 あの頃の自分に会えそう田舎道
28 田舎味保ち続けて京の隅
29 秘密をひろう木の実をひろっていた田舎
30 約束はどっちがまもるかた結び
31 田舎から出て水の味違っていた
32 本棚の奥に初恋まぎれていた
33 再会という名の酒場 かた結び
34 母子の声 レシピに愛のかくし味
35 本棚の空きに臨時の雛の家
36 裏通り近所づきあいかた結び
37 難読の田舎も住めばまあ都
38 窓に倚る 傷心癒やす温泉(ゆ)のほてり
39 胡椒振る朝餉の余寒
40 国会中継始まる車の点検日
41 寒明かつん歯の欠片
42 寺山修司の居る指先の傷口
43 夜の羽根何処までも治虫忌
44 ぼんやりと眺める雲に白いつぶ
45 背を丸め衿もととざしカレーうどん
46 暑いより寒いがいいか?手を摩り
47 龍去ってあっと云う間に巳年春
48 野の花も鉢の新芽も空を向き
49 いろいろな歳時記たのし今三春
50 雨水来て上衣一枚ぬいでみよ
51 冬晴れに川沿い歩き軽やかや
52 雪時雨今年最後の山沿い
53 冬の山白き道には車通り
54 湯豆腐や鍋を囲みて孫笑顔
55 この先は梅林街道まだ蕾
56 春浅し川沿い歩き芽吹き待ち
57 雨降りて美しきかな紅梅や
58 道端に草の根芽吹き冬萌えや
59 冬菜鍋笑みこぼして団らんや
60 歩いては冬枯れ道を急ぎ足
61 また会えたバスから降りれば水仙花
62 山茶花や群れ咲き誇る紅色に
63 春愁に別れの涙堪えして
64 春の猫足に絡みて可愛さや
※夢二デザイン
この中より、8句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。
特選句の選評をいただけるとありがたいです。
1 80才着ぶくれて出る映画館
2 買いだめの足音集め雪の街
3 迷いつつ着ぶくれて買う宝くじ
4 天気図と気になる本の三行目
5 本に折り目つけせっせと家事につく
6 片結びする 花びら色の母の靴
7 田舎娘 クローバーの緑にまぎれこむ
8 老いた今です同じ目線の父の本棚
9 ゆらゆら月の田舎の村の救急車
10 コーヒー飲んでしきり直し‘’思い出のメロディ”が耳にやさしく
11 平行線死の間際には合流か
12 列車待ち新刊マンガ良き香り
13 田舎者話のメインお母さん
14 片結び ほどけ易きは両結び
15 母キトク どの道帰った涙の記憶
16 詩との出会いサトウハチローお母さん
17 マンガのひとコマ叶えたかった親子の立ちション
18 年をとり最後に残るは田舎の方言
19 結び目ゆるみ解ける厳しき結末
20 くらき所で読後感目を痛めた私
21 山登りいつか覚えたケモノ道
22 最後まで始めて読んだ「二十四の瞳」
23 古稀になり今も頭にマンガの替え歌
24 漢詩の勉強 古典と寝ます
25 待ち合わせの本屋閉店冬木立
26 絵本では雲のお城に空の旅
27 あの頃の自分に会えそう田舎道
28 田舎味保ち続けて京の隅
29 秘密をひろう木の実をひろっていた田舎
30 約束はどっちがまもるかた結び
31 田舎から出て水の味違っていた
32 本棚の奥に初恋まぎれていた
33 再会という名の酒場 かた結び
34 母子の声 レシピに愛のかくし味
35 本棚の空きに臨時の雛の家
36 裏通り近所づきあいかた結び
37 難読の田舎も住めばまあ都
38 窓に倚る 傷心癒やす温泉(ゆ)のほてり
39 胡椒振る朝餉の余寒
40 国会中継始まる車の点検日
41 寒明かつん歯の欠片
42 寺山修司の居る指先の傷口
43 夜の羽根何処までも治虫忌
44 ぼんやりと眺める雲に白いつぶ
45 背を丸め衿もととざしカレーうどん
46 暑いより寒いがいいか?手を摩り
47 龍去ってあっと云う間に巳年春
48 野の花も鉢の新芽も空を向き
49 いろいろな歳時記たのし今三春
50 雨水来て上衣一枚ぬいでみよ
51 冬晴れに川沿い歩き軽やかや
52 雪時雨今年最後の山沿い
53 冬の山白き道には車通り
54 湯豆腐や鍋を囲みて孫笑顔
55 この先は梅林街道まだ蕾
56 春浅し川沿い歩き芽吹き待ち
57 雨降りて美しきかな紅梅や
58 道端に草の根芽吹き冬萌えや
59 冬菜鍋笑みこぼして団らんや
60 歩いては冬枯れ道を急ぎ足
61 また会えたバスから降りれば水仙花
62 山茶花や群れ咲き誇る紅色に
63 春愁に別れの涙堪えして
64 春の猫足に絡みて可愛さや
※夢二デザイン

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