フリー句 自由連句「さがしもの」の巻
さがしもの銀漢のはてまでも 金澤ひろあき
行き先ひとつの涙ころがる 佐藤駿司
とまどいの末に言葉を選び出し ひろあき
子どもの頃の砂のてざわり 駿司
叱られたあとの夕やけうつくしく ひろあき
寒山拾徳の便り哉 駿司
日向ぼこ猛虎も猫の気分にて ひろあき
鮟鱇吊す軒の下 駿司
星月夜異国の文をよむ声す ひろあき
辻占立てる茶の柱 駿司
さがしもの銀漢のはてまでも 金澤ひろあき
行き先ひとつの涙ころがる 佐藤駿司
とまどいの末に言葉を選び出し ひろあき
子どもの頃の砂のてざわり 駿司
叱られたあとの夕やけうつくしく ひろあき
寒山拾徳の便り哉 駿司
日向ぼこ猛虎も猫の気分にて ひろあき
鮟鱇吊す軒の下 駿司
星月夜異国の文をよむ声す ひろあき
辻占立てる茶の柱 駿司