徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第二百二十二「スッポン…!」

2008-08-11 17:48:17 | 生き物
 ここしばらく雨が降っていないためか、土手の草木にはあまり元気がありません。
枯れているものも多々あります。
雷雲が来ても雨を運んできてくれないので地面はカラカラです。
簡単に水を得られるはずの中洲の植物たちでさえ、強い太陽の光に焼かれて御疲れ気味…緑が冴えません…。

 この前スッポンを見かけた場所に行って見ました。
川の中とブロックの上をあちらこちら見ていると…何を見ているんですか…と…いつも散歩時にすれ違う白い眉の男性が声をかけてこられました。

 散歩中に出会った方から教えてもらったスッポン…。
やっと実物を見つけたので、今度は写真に撮ろうと探しているけれど、なかなか撮れないでいる…という話をお聞かせしました。

 するとその方は…小さい亀ならあっちにたくさん集まっとたが…スッポンが居るとは知らなかった…この川のことを良く知っている人が居るのでこんど訊いてみよう…いろんな生き物が居るねぇ…聞かせてもらって有難う…と…。

 この散歩道を歩いていると…ホントにいろいろな出会いがあります…。
こんなふうにつばの広い帽子をかぶり、水の入ったナップザックを背負い、首から濡れタオルをかけて、カメラを抱えた不審な人物は、よ~っく散歩道を行き交う方々から声をかけて頂けます…。
そうした方々との情報交換や会話も散歩道の面白さのひとつです…。

 さて…この間の場所を探しては見たものの…ちらっとも姿は見えず…仕方がないので先へ進み…いつものように折り返して川の反対側に向かいました…。
丁度…先程の場所の反対側…一番最初にボケ画像を撮ったブロックのあたり…にさしかかった時…。

    

居ました…!
いつの間にかブロックの上で甲羅干し…。

    

慌てて三枚撮ったところで…水の中に…。
水の中から覗いているところをやはり三枚撮ったところで姿を消しました…。

    

スッポンはある程度水中で酸素が摂取できるそうで、ほとんど泥の中で過ごすために、亀のようには長時間外に出ていることはないそうです。

亀より甲羅が平らでつるんとして柔らかい…。
画像では見えませんが…スッポンの足の指は三本…亀は五本だそうです…。

    

差が分かり難いといけないので亀の画像を…。
泥が甲羅に張り付いていて丁度スッポンと比較しやすい色になっている亀の画像も…。
画像が妙にボケているのは、比較しやすいようにトリミングした画像を、可能な限り拡大したせいです。

    

どうですか…?
こんな感じで…違いが分かりますかね…?

 何度も通って観察している散歩道の川ですが、まだまだ知らないことや見ていないことがたくさんあるに違いありません…。
川からの楽しい贈り物を受け取るたびに心躍ります…。

いつも有難う…。