雨…霰…雪…春はどこ…？

　昨日の午後…突然…パラパラ…パチパチと何かが屋根に当たる音が響いた。
窓から覗いてみると霰が降っている。
結構…粒が大きいけれど…雹ではなさそうだ…。

おとといの天気予報…寒気が遠のいて温かくなると言ってなかったか…？
それが…何で…霰に雪よ…。

　夕べになって…各地で雪が降るかもしれないと言い出した…。
雪…三月半ばになって…雪かい…？
入試…交通機関大丈夫かな…。

滅多に雪が降らない土地だけに…数センチ積もっただけも大混乱間違いなし…。
何とか積もらないようにと祈る…。

幸い…雪にはならなかったんで大助かりだが…寒いぞ…今日も…。

入試に向かう子供たちに冬のコートを着せた…。
クリーニング屋に出さずにおいてよかった…。


　ここのところ風も強く…冬のように寒い…。
馴染みの魚屋の大将に聞いたところでは、この風で漁ができないので良い品が入ら
ないとのこと…。
魚食いのdoveとしては残念極まりない…。

　この大将のお勧めの魚は調理済みパック詰めではなく、対面販売コーナーの氷の上に並べられた未調理のもの…。
スーパーのものにしては…という品が時々は手に入る。
そういう時…こっそり今日のこいつはいいぜ…と教えてくれるのだ…。

　スーパーの魚は高が知れているが…海まで行っていられない以上…その中でもまあまあ美味いと思える魚が欲しい…。
自分の眼で選ぶ時もあるが…やはり…大将の意見は参考にする…。

　長年…顔を合わせているから…その言い方でどのくらいのものかも想像がつく。
だから…大将の居る時にだけはちょっと高いかな…と思うものでもあまり躊躇うことがない…。

勿論…大将の方もこちらの懐具合を見抜いていて…それほど高いものは勧めない。
値の割りに…或いは…気持ち高いけど…美味いぜ…クラスを勧めてくれる。

　時折…値の張る魚でもこちらが気に入ることもある…。
それがお勧めなら大将は…こいつは美味いぜ…と言うし…あまりお勧めでなければ見た目よりも劣るぜ…と止めてくれる…。
素人のdoveでは把握できない海の状況から判断するのだそうだ…。


　あれ…？　いつの間に魚の話になったかな…。
天気の話をしていたのに…。

　今日も朝から変な天気だ…。
雪や霙が時々舞う…。
北の方では大雪だというし…冬に逆戻りか…。

　そういえば…北海道でぶらぶらしていたのも三月の終わり…。
あの時も雪が降ったし…吹雪いたよな…。
北の方ではこの時期の雪も…さして珍しくもないのかな…。

　去年は雨だらけで春らしい春がなかったけど…。
今年は春が来るといいな…。