徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

パンツの話…。

2008-05-10 22:48:00 | オカン
 今日は朝からずっと雨…かなり冷えている…。
ここしばらく陽気が良くて暑いくらいの日が続いていたので、うっかりアンダーシャツなしで出かけたら、バス待ちの時間がとても長く感じられた…。
何しろ横殴りの雨…避けるもののないロータリー式のバス停…風がスースーと抜けていく…。
同じバスを待っている人たちの会話の中には必ず…寒い…のひと言が…。
シャツを着てくるべきだった…と…しみじみ思った…。

 シャツ…で思い出したのが…パンツの話…。
あれは…中学生一年生くらいだったかなぁ…。
多分…そのくらい…。

 当時のdoveの下着はオカンが近所の衣料品店で買っていた。
商店街の昔ながらの店…小父さん・小母さんの専門店みたいなところだ…。
大型スーパーやデパートの専門店のように形も柄も豊富じゃなくて、決まりきった古い形ものしか売っていなかった。

 或る日…新しいのを買ってきたから…とオカンから渡されたパンツ…。
下着に興味のなかったdoveはいつも渡されるものをそのまま着ていたのだが、形はどうあれ、新しいものは気分がいい…。
その日、風呂から出た後、早速、新しいパンツをはいた…。

はいたのはいいが…何かおかしい…。

あれ…どうなってんだ…?

 通常、パンツなんてものは一気にスッとはけるもので、そう間があるもんじゃないのだが…。
そのパンツは引っ張るとグィ~ンと伸びて…伸びて…とうとう胸まで上がってしまった…。

およよ…なんじゃこりゃぁ…?

「オカン…なんじゃこれ…胸まであるが…。 」

オカンに見せながら…情けない声で言った…。

見るなりオカンは噴出した…。

ギャッハッハッハ~!

「ありゃぁ…やっぱり大きかったかぁ…。
いやぁ…店の人がサイズはどのくらいだと訊くもんだから…分からんけどdoveはオシリが大きいから大きいのだって言ったんだわ…。

で…見せて貰ったのがどれもあんまり大きそうじゃなかったから…もっと大きいか分からん…と…。
いくらなんでもこれなら大丈夫だろうと言っとったもんで…。 
ギャッハッハ~ッ…。 」

ギャッハッハ~じゃねぇよ…。
あんた…doveが生まれてから何回パンツ買ってきてるわけ…?
いい加減…LとかMとかサイズで買ってくれませんかね…。
大きいとか小さいとかじゃなくてさ…。

「とにかくなぁ…いくらdoveでも…これはいて学校へはいけんからな…。
こんなもん…誰かに見られたらえらいこっちゃわ…。 」

ブツブツ言うdoveを見ながらオカンは大笑い…。

「そんなもん…見せんときゃ分かれせんがね…。
はいてしまえばそれまでよ…だわ…。 
ギャッハッハ~!

「・・・・・・・・・! 」

胸まであるパンツが箪笥の肥やしになったのは…言うまでもない…。









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2 コメント

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おお~っと (ひだまり)
2008-05-11 11:11:01
パンツの話しでしたか(^^;

パンツね・・・いつまで母親に買って貰ってたかな。
中学の時は自分で買いに行ってたな
色気づいてましたね(笑
「大きなパンツなんて恥ずかしくてヤダよ~」なんてね

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ひだまりさんへ (dove-2)
2008-05-11 16:35:14
doveは高校卒業するまでオカンの買ってきたパンツでした…。
さすがにこの後は…サイズ指定しましたが…。
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