祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 軽乗用車は廃止の方向

2014-02-28 23:33:52 | TPP
日本政府は、もともと納税額の大きい自動車メーカーの優遇をどんどんしていますね。今度はTPPにかこつけて、軽乗用車の税制をやめる事になれば、トヨタなどは日本国内でもシェアを伸ばせるので自民党様様ですね。日刊ゲンダイのニュースを転載します。

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TPP日本完敗…日本車へは20年間「関税」、軽自動車は廃止 楽天SocialNewsに投稿!
2013年11月6日 掲載



 これでは、何のためにTPPに参加するのか分からない

 日本が参加する唯一のメリットは、アメリカが日本車にかけている関税がゼロになることだった。現在、日本は輸入車に関税を課していないが、アメリカは乗用車に2.5%、トラックに25%の関税をかけている。日本の自動車メーカーは約900億円の関税を払っている。TPPに参加すれば、関税はゼロになるはずだった。ところが、関税は約20年間、撤廃しないことで日米が“合意”した可能性が浮上しているのだ

「TPPは秘密交渉なので真相は表に出てこない。しかし、どうやらアメリカは“関税は20年間撤廃しない”と譲らないようなのです。今年4月、日米は日本車の関税撤廃を〈TPP交渉のなかの最も長い期間で撤廃〉すると合意している。アメリカはその合意を盾にとって、他国との交渉を持ち出し、20年間で押し切るつもりです」(外務省事情通)

 アメリカにとって、日本車への関税を残すことは死活問題なのだという。
「日本の自動車メーカーは、ほとんどアメリカで現地生産しています。だから関税をゼロにしても、日本車がアメリカでシェアを伸ばすことはないと思う。アメリカが心配しているのは、関税をゼロにすると、日本メーカーが生産拠点を日本国内に戻し、アメリカの雇用に打撃を与える恐れがあることです。日本メーカーは、多くのアメリカ人を現地で雇用している。もし、アメリカから撤退したら失業者が急増する。それだけは阻止したいのです」(経済ジャーナリストの井上学氏)

 その一方で、アメリカは「日本でアメリカ車が売れないのは市場が歪んでいるからだ」と、軽自動車の廃止を要望している。安倍政権も軽自動車の税優遇を撤廃するつもりだ。日本はメリットゼロのTPPからいますぐ撤退すべきだ。

・ TPPの交渉

2014-02-28 23:09:33 | TPP
Gendai.Netに TPPの交渉について書かれています。国内のメディアでは真剣に検討しているような報道であるけれど、実態はタダの時間つぶしのようです。そしてこのまま、内容も詰めずに時間が来ると締結してしまうのでしょうかね? 記事を転載します。

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まるで八百長」 視察した専門家が見たTPP交渉“猿芝居”
楽天SocialNewsに投稿!
2014年2月28日 掲載

「まるで八百長プロレスを見せられている気分でした。真剣勝負をやっているかのように報じている日本のメディアはひどいと思う」

 こう言うのは、民主党の前衆院議員で国際政治学者の首藤信彦氏(68=写真右)だ。野党議員などでつくる「TPP阻止国民会議」の事務局長として、今月25日までシンガポールでTPP交渉の現場を視察してきた。もちろん、首藤氏はTPP反対の立場で、日本が腰砕けにならないか、“監視”のために行ったのだが、ぬるい交渉現場を間近で見て、思わず拍子抜けしたという。

「TPPは秘密交渉ですから、日本の甘利経財相と米国のフロマンUSTR代表が密室でどんな丁々発止を繰り広げたかは知りません。だけど、<輸入関税100%撤廃を求めるフロマン><断固拒否する甘利>という、大新聞やテレビが報じる構図は事実とまったく違うと肌で感じました。なぜなら、日米2国間交渉の間隔は1日置き、しかもたった約2時間の短時間なのです。限られた日程で、本気で結論を出すつもりなら、交渉期間中は連日、朝から晩までみっちり交渉するはず。そうしないのは、それでいいという両国の暗黙の了解があるからですよ


新興国はカフェで時間潰し

 付き合わされているほかの新興国はドッチラケの様子で、会場近くのホテルのカフェでいかにも時間を潰している様子の交渉官の姿が目に付いたという。

 なぜこんなことになっているのか。

「オバマ政権が議会からTPAを与えられていないからです。TPAは大統領に貿易促進権限を与える法案のことで、これが可決しないと、条約を批准できない。決着は少なくとも今年11月の中間選挙以降になるでしょう。そんな権限なき相手といくら交渉を重ねてもムダ。日本の佐々江賢一郎駐米大使も今年1月、<TPAがないとTPPは最終的に完結しない>と明言しています。それなのに、ノラリクラリと交渉しているのは、安倍政権の<米国に屈しないで粘り強い交渉をしている>というポーズでしょう

 茶番もいいところだ