祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ EVテラス:無料充電網だけで米国横断

2014-07-14 01:21:21 | 社会・経済・政治
政府・官僚・電力会社などがいつまでも原発にしがみついている間に、世界の電力事情は新しい世界に入り始めています。テラスモーターズ社が無料で提供しいている充電ステーションを利用して、アメリカを横断した親子がいます。テスラ社のイーロン・マスクCEOは、2015年度までに全米中に無料ステーションを建設する予定だそうです。これからは太陽光発電を使った充電ステーションを活用すれば生涯にわたって、燃料費は無料となるようです。
以下にWIREDからの記事を転載します。


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無料充電ステーション


テスラモーターズ社が提供する無料充電ステーション「スーパーチャージャー」(日本語版記事)だけを利用し、電気自動車(EV)で米国を横断できることが明らかとなった。

サウスダコタ州をEVで走り抜けるというのは挑戦的に聞こえる。だがそれこそ、父と娘からなるチームが1月25日(米国時間)に達成したことなのだ。

テスラ社の「モデルS」を所有する62歳のジョン・グレニーと26歳の娘ジルは、この旅を完遂するのに必要なすべてのスーパーチャージャー・ステーションが稼動していることを願いつつ、1月20日にニューヨークを出発した。すべてのステーションは稼動しており、親子は26日、無事にロサンジェルスに到着した。

全米には現在、71カ所のスーパーチャージャー・ステーションがある。ふたりはこのうち、28のステーションを利用した。これらは太陽光発電装置付きの急速充電ステーションで、「モデルS」オーナーは無料で利用できる。ニューヨークからロサンジェルスまで、通常の最短ルートだと40時間あまりかかるが、ステーションを利用するルートだと、各ステーションで充電する時間は除いて、東海岸から西海岸までほぼ60時間かかると見られている。ジョンとジルは6日で米国横断を達成。モデルSによる初の米国横断遠征となり、約5,824kmを走行し、1,366kWh(キロワット時)の電力を消費した。

テスラ社はステーションのネットワークを拡大している。年内に、州間高速道路「I-70」のカンザスまでの部分も含める予定なので、スーパーチャージャーで行けるルートはさらに短くなる。
テスラ社がイーロン・マスクCEOの壮大な計画を実行すれば、2015年までに米国の98%の地域は、スーパーチャージャー・ステーションから車で行ける距離になるはずだ。

マスクCEOのツイートによれば、同氏はこの春休みに家族と、ロサンジェルスからニューヨークまで、スーパーチャージャー・ステーションのネットワークを自分たちで試してみる計画だという。
だが、マスクCEOの素晴らしい冒険の前にも、テスラ社の2組のチームが、EVによる米国横断の新たな記録に挑戦する。彼らは1月31日にロサンジェルスを出発し、(願わくば)2月2日にニューヨークへ到着する計画だ。