ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

巨星落つ

2009年10月23日 23時31分43秒 | 海のこと
ヨットの方のブログに書くか悩みましたが、ここに書きます。

元日本セイルトレーニング協会のO儀見さんが、先月亡くなっていたと知った。
葬儀は近親者のみで行われたそうで、このことを知る人は少ないらしい。
先月マヤの来日20周年パーティで会ったI井さんからのメールによると
知らせてくれた彼も聞いたばかりのことだという。

O儀見さんと言えば、22~3年前、私の職場が銀座だったころ、メルボルン大阪
ダブルハンドレースに優勝して、「夢と希望とホンの少しの勇気があれば」という
名台詞を残したヨット界の重鎮。大企業の重役でありながら、ロマンを貫いた男
ということで一世を風靡した。日本外洋帆走協会の副会長でもあった。

仕事が広報だった私は、例によって公私混同でパネリストやコメンテーターを
お願いしたりと、お仕事でお近づきにさせていただいた。
シーボニアにあった“SERENA”(かな?)という木造ヨットにもお邪魔して
取材をさせて頂いたことがある。
先週のアニイのBBQの時も、ゲストのK口さんと彼の噂話をしたばかりだった。

僕らのDreampicが92年にKenwood Cupに出場したときは、O儀見さんは主宰者の
ROYAL HAWAIIAN YACHT CLUBのメンバーで大会の審判委員長だった。
薄暮のワイキキヨットクラブのパーティで、日に焼けた笑顔を見たのが、昨日の
事のようによみがえります。

セイルトレーニングを日本に根付かせようとして、それに足元をすくわれた形で
最近はどういう活動をしていらしゃったのか、きっと精力的に何かをしてらしたと
は思いますが、全く存じ上げませんでした。


天国で、すこし骨休めをして、それから、また私たち海に関係する者たちを空から
見守ってください。
O儀見さん、ありがとうございました。

      帆船「海星」船上にて:1993/1/9
コメント
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