亘理要害訪問

2022年12月29日 06時45分00秒 | 巻二十九 街歩き
興味がなければ身近にあるモノに気づくことも無い。
普段の生活で通る道、目にする風景が、実は歴史的意味を持つものだったなんて、だいぶ時間が経ってから気がつくのだろうか。


亘理要害。亘理城。


それが伊達政宗公の片腕である成実公の居城だった事を知ったのは、ほんの最近である。
恥ずかしい。信長の野望ありがとう。

そうか、あの、警察署がある一角。
高校があるあの小高い丘が。そうなのだ。

駐車場がないため足を運びづらかったが、やっと訪問。

現在は神社になっており、明治以降に開かれた切通の道路から階段で上っていく。




敷地の奥の方は多少高低差があるちょっとした林。
戊辰戦争関係の碑などが並ぶ。




木立の隙間から見下ろすと、南側の麓に池。
お堀のあとなのかな。



急な階段を降りてみた。
きれいに整備されている。



再び丘の上へ。






当時はもっともっと広い範囲が城の敷地だったんだね。
現在のヨークベニマルが二の丸なんだ。



別の階段からもう一度南側の池へ。
薬研堀だそうだ。





30分ほど一通り歩き回ったあと、最初の位置からもう一度撮影。


その後、そのヨークベニマルの脇を歩いていたら、二の丸跡の碑があった。
何度も通っている道だけど、クルマだと気がつかないよなあ。
やっぱりたまにはじっくり歩くのも必要。



実はこの訪問の直前、数時間前に、私は伊達成実公を死なせている。
信長の野望・新生プレイ中に、越中攻略戦のさなかに。
いやまあこれは偶然なんだが、奇妙な縁。
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