へくり沢を歩く3

2015年05月05日 19時05分56秒 | 巻二十九 街歩き
つづき

48号線を横断し、十二軒丁と呼ばれる道路から南側に断崖があることに気付いて近寄ってみる。
突然目の前に現れた風景は↑


おお!
これぞ、スリバチ地形。
もちろんへくり沢の跡。っていうかへくり沢。
しかも下流側は尚絅前の土手道路で塞がれているから、
絵に描いたような一級スリバチ。

この崖上の道なんて、クルマや原チャで何百回も通っているはずなのに
全然意識していなかった。

尚絅の前の土手道にまわる。
ここは、歩道がない東側を生徒が歩かないように
女学生笑のシルエットを模した看板が
少なくとも平成初期から立っている。

クルマ特にバスの往来に気をつけながら
土手から下流側の沢に目を向ける。
かつてここの土橋が出来る前は
ぐるっと石切橋に迂回していたらしい。

急傾斜地崩壊危険区域by仙台土木事務所。↓



たしかに、ご覧のとおり両側が建物の4階分くらい切り立っている。
そして、沢というか谷の奥までぎっしり民家が立っている。↓



澱橋の下をくぐり谷の下流側に出る。
谷の入り口に小さな神社。↓



上流側に向かって撮る。↓



逆に、下流の広瀬側への合流地点。↓



新坂の途中から。つまり知事公館の下から。↓




何度も言うが
かつて普通にいつも通っていた界隈のはずなのに、
このようなダイナミックかつ歴史を感じさせるスポットだったとはな。
自分の不明を恥じる。

またどっか歩きたいな。

おしまい


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