1度目は偶然。2度目は?(ティーレマンの5番)

2006年05月30日 23時27分00秒 | 巻七 ブルックナーが私に語ること
この演奏をたまたま手に取ったおかげで、
ブルックナーの5番にはまり、
そして ブルックナーに魅了されてしまった。

ブルックナー:交響曲第5番
ティーレマン指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団


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HMVあたりのユーザーレビューを読んでも、
決して断然の高評価を得ているわけではない。
むしろケチをつけられていたり。
でも、自分にとっては、
この演奏に出会わなかったら、5番をこうも溺愛することはなかったかもしれない。

特にもこのフィナーレの圧倒感!
ティンパニーの強烈な存在感!
神々しきコラール、など!

専門的な知識が一切無い自分が見出した、
ここにある絶対的輝き。
どんな批評家でさえ、この印象を薄めることは出来ないのだ。たぶん。
素人万歳、である。

---------- キリトリ -----------

結局同じ楽曲でも、
演奏ひとつ違えば全然印象が異なる。
それどころか、同じ演奏でも聴く状況によって受け取り方はまた異なるのだ。

だから、いつも代わり映えしない自分でも、
時には違う服を着てみたりする。
それが、日常的自己革命運動。
もちろん、ここで言う「服」とは、比喩に過ぎない。

違う自分になろう。
今日着ていた服を脱ぎ捨て。
たとえそれが僅かな気分転換に過ぎないとしても、
7年間着古した服を、イマ着替えようとしてゐる。
それが、自分の過去を見返すキッカケになれば、
儲けもんじゃないの?

先日宣言した革命が、予想外のスピードで進展し始めた。

---------- キリトリ -----------

めぐり合わせは確かに偶然かもしれない。
でも実のところ、
その配剤の重荷を背負いつつ
後ろ向きに前へと進んでゆくのだ。


反撃のときが、静かにやつて来た。

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