尾張名古屋は監督交代。そいつぁ豪気だねそいつぁワンダフル。

2011年09月22日 22時55分13秒 | 巻五 阪神タイガース
チームに新しい風、ねえ。
後任者の顔を思い浮かべて、新しい風という言葉が著しく遠いところにある人選をおもふ。

中日落合監督が退任=後任に高木守道氏―プロ野球(時事通信) - goo ニュース

◆落合監督に対しては、敵ながら尊敬の念を持っている。
 過去にこんな記事を書いたこともある。
 なんだ、俺って落合大プッシュしてんじゃんw

 彼の野球は非常にいやらしい。
 中日が相手だとどうも何かが起こる(マイナスな意味で)気がしてしようがない。
 たとえ勝っていてもゲームセットまで気が休まらない。
 なにより、我が阪神タイガースが大差で尾張名古屋に勝つなどという場面はまずあり得ないのだ。

◆試合単位だけではない。シーズン通したマクロな視点でも、彼の野球はいやらしい。
 連敗を重ねてどん底状態に陥ったとしても、
 「それがどうした」的な強がり(にしか見えない)をうそぶく。
 そして実際に、
 彼のチームはシーズン終盤には必ず首位に肉薄し、あるいはトップに立っている。
 あくまで「いつの間にか」。そしてあくまで「当然そうあるべきことである」かのごとく。

 だから、落合の野球は恐ろしい。心から嫌いだ。
 ∴敵ながら尊敬してやまない。

 お盆のころに毎年快進撃を見せて期待させておいて、結局必ず息切れして失望という名の辛酸を賞味させてくれる我がチームの惨憺たる姿に、
 例年のごとく呆れの感情しか持ちえないことの裏返しとして。

◆ていうか、監督交代を要するのは我がチームではないのか!(笑)

◆2004年に落合が尾張軍の監督となった時、
 ああこれは話題優先の人事だな、と。
 冷笑にも似た気持ちを持ったわけだが、
 結果はご存じの通り。
 まったく真逆の目が出たのだ。
 なんとなく、中日球団(またはOB)の中枢に行けば行くほど不人気ではなかったかと勝手に想像するが、
 揺るぎない結果を残しているのは事実。
 そして、野球は結果だけがすべてではない。
 オトナの事情、てやつだーね。

◆長期政権がイイこととは限らない。
 特に、個性派であればある程、
 長い期間監督室に居を構えるということは
 チームに強い影響(いい意味でも悪い意味でも)を与える要素も抱えることになろう。
 野村克也氏などはその典型と思われる。
 だから、結果が出ている限り監督をクビにするな、とまで言うつもりはない。

◆で、何が言いたいかっていうと、
 来年は中日戦に向かう気持ち(ファン心理)がだいぶ楽になるな、ってのと、
 落合さん、阪神監督とかどうだい? っていう。
 あ、言っちゃった。

 だってさあ、夢も希望もねえよ。現状。

◆落合さん、おつかれさんでした。
 おんなじ東北人として、その実績は誇りに思えます。
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