バーンスタインの七番(映像)

2011年09月18日 21時58分50秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
とっかかりの3番に続き、
手に取ったのは第7番。
理由は、初期が来たから次は中期か?的な感じ。

この第7番、マーラーの交響曲の中では比較的マイナーな部類に入る。
7番が一番好き、っていう人も確かにいるはずだが、
恐らく多数派ではないだろう。

個人的には、はじめて聴いて以来、
・色彩で言うと灰色
・状況で言うと夜間徘徊
・どことなく呪詛めいた雰囲気
・そして全てをちゃぶ台返しするフィナーレの狂乱
・聴き終えるとなんか爽快
…っていうよくわからんこの曲の性格にまんまとはまったクチだ。

そいで、最初に挙げた「灰色」こそ、
このバーンスタインのウィーンの映像に漂う色彩だ。
要は、70年代の映像なので全体に古めかしいヴェールがかかっているってことなのだが。

どこぞやのアメリカンオケのような派手さがないが、
このくすんだ魅力は無視できない。

それにしても、何度聴いてもやっぱりわからん曲だなあ。
ひょっとするとマーラーは
「こんな楽器でもシンフォニーできますよ」っていうプレゼンテーションをしたかっただけだったりして。
よし次はギタマン(ギターとマンドリン)や!とか。
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