4月生まれ。

2006年04月28日 23時07分00秒 | 巻二 起居注
誕生日を祝うということは
いくつになってもうれしいこと、というわけではなく。

祝いたい誕生日と
祝っておきたい誕生日。

ドキドキの誕生日と
トキドキの誕生日。

なんかいいことないかなー。
いいことは自分から捜しに行かなくちゃダメなことはわかってるけど、
自分から探しまくった挙句に
イマの阿鼻叫喚があることは
記憶に留めておいてもよい。

今気がついた。
この1ヶ月、僕は旅をしていたのだ。
哀しきカーニバルの国を周遊38日間。
たった今帰国して、わかった。
もはや祝典もハレの祭も。

空間と時間の共鳴によって
「すべて考えない振りでいた方がまだ気が楽」という部屋に住んでゐる。
誰かが二週間おきぐらいに訪れてきては
ノックをせずに通り過ぎる。
だから意固地にも、僕は絶対にドアを開けない。
そう気安く言葉を発することが出来ないのだ。

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2 コメント

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リアル4月生まれ (クマッチ)
2006-05-03 00:20:00
「はて、今年で自分は何歳になるんだっけ??」

と、悩むこの頃。



何もせずにいると、片っ端から記憶が消されそうで。

最近は一人でも祝う事にしている。

善悪は、考慮しない。できない。
返信する
おめでとうございます(?) (朱 厚照)
2006-05-03 01:07:46
確かに。

わたしは学校卒業あたりから自分の年齢が即答できなくなりました。

いまでも、届出書類の年齢欄を埋めるたびに

「就職してからの年数」をせこせこ足して計算しています。
返信する

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