最近気になった新聞記事。
朝日新聞(東京本社7/4・12版・10面)
「時の墓碑銘」という小池民男氏のコラム。
民族固有の言語の、
最後の話し手になってしまった人々の話。
アラスカ先住民イーヤック語、
トルコのウビフ語、
北米先住民のヤヒ語。
タイトルの言葉は、
ヤヒ民族最後の生き残り「イシ」の
死に際の言葉だそうだ。
強大な力
それは政治権力だったり、
優位の「文明」を持つ民族だったり、
そういった外部からの圧倒的な「グローバル化」によって、
一方において民族固有の言語・文化を
喪失させられていく人々がいる。
それは決して昔の西部劇の話ではなく、
今世紀、今現在も静かに進行している。
文化的文明的侵略については前にも書いたように、
自分にとって興味があると同時に、非常に重いテーマ。
関連書籍を買ったはいいが、
内容の重さにいまだ読んでいないものが多い。
今回の新聞記事で紹介されている「イシ」(岩波現代文庫)についても、
読後の憤激と沈痛をついつい想像してしまって、
手に取ることを躊躇してしまう。いかんな~。
現代世界でひとり勝ちしている某大国、
かの国は
あまりに膨大な先住民の犠牲のうえに建っている。
「自由と民主主義」の国の、
それがまた一つの側面だ。
自分は浅学にして、
かの国において
かの国の国民たちが
そうした国の成り立ちをどれほど理解して
どれほど心に刻んでいるのか
知らない。
もちろん、
かの超大国だけではなく、
悲劇的なほどに多くの弱者の犠牲の上に建っている国は
他にもたくさんあるけれども。
今を生きる我々は、
そうした過去の人びとの犠牲と
現在もどこかで続いている人々の苦難を、
どうにかは出来ないまでも
精一杯の想像力で
思いを馳せるべきだ。
無批判無条件に
「民主主義の押し売り」や「ぐろーばる化」なんてものを
受け入れるのでなく。
「勝ち組」の「殺し屋の言語」を
嬉々として受け入れるのでなく。
朝日新聞(東京本社7/4・12版・10面)
「時の墓碑銘」という小池民男氏のコラム。
民族固有の言語の、
最後の話し手になってしまった人々の話。
アラスカ先住民イーヤック語、
トルコのウビフ語、
北米先住民のヤヒ語。
タイトルの言葉は、
ヤヒ民族最後の生き残り「イシ」の
死に際の言葉だそうだ。
強大な力
それは政治権力だったり、
優位の「文明」を持つ民族だったり、
そういった外部からの圧倒的な「グローバル化」によって、
一方において民族固有の言語・文化を
喪失させられていく人々がいる。
それは決して昔の西部劇の話ではなく、
今世紀、今現在も静かに進行している。
文化的文明的侵略については前にも書いたように、
自分にとって興味があると同時に、非常に重いテーマ。
関連書籍を買ったはいいが、
内容の重さにいまだ読んでいないものが多い。
今回の新聞記事で紹介されている「イシ」(岩波現代文庫)についても、
読後の憤激と沈痛をついつい想像してしまって、
手に取ることを躊躇してしまう。いかんな~。
現代世界でひとり勝ちしている某大国、
かの国は
あまりに膨大な先住民の犠牲のうえに建っている。
「自由と民主主義」の国の、
それがまた一つの側面だ。
自分は浅学にして、
かの国において
かの国の国民たちが
そうした国の成り立ちをどれほど理解して
どれほど心に刻んでいるのか
知らない。
もちろん、
かの超大国だけではなく、
悲劇的なほどに多くの弱者の犠牲の上に建っている国は
他にもたくさんあるけれども。
今を生きる我々は、
そうした過去の人びとの犠牲と
現在もどこかで続いている人々の苦難を、
どうにかは出来ないまでも
精一杯の想像力で
思いを馳せるべきだ。
無批判無条件に
「民主主義の押し売り」や「ぐろーばる化」なんてものを
受け入れるのでなく。
「勝ち組」の「殺し屋の言語」を
嬉々として受け入れるのでなく。
アイヌ民族を忘れてはいけないと思う。
アイヌ語は民放で「アイヌ語基礎講座」を
やってる。
それでもアイヌ語は死につつある。
場違いなコメントだと判断されたら、
即削除お願いします。
私はアイヌ文化にも興味がありまして、
北海道に行った時には
二風谷アイヌ文化博物館や
二風谷ダムの建設現場も見ました。
かといって
何ら有効なことを実行していない自分が
情けないのですが。
使い方があまり良くわかっていなくて、
ごめんなさい。
この次は上手にやりますから、
許してやってくださいまし。