震災直後はちょっとクラシックから離れてしまっていたが、
最近回帰傾向。
ていうか、もっぱらマーラー(特に6番「悲劇的」)を聴き倒している。
そんな俺があえていま手に取った、クラシック音楽の「入門」書。
許氏には二つの顔がある。
本人があとがきで書いている通り。
毒づく筆致でグイグイ押し付けてくるような(いい意味で)スタイルと、
あくまでソフトに初心者を意識した偽善的な(いい意味で)スタイル。
本書はあくまで後者であり、
前者の許氏が大好きな自分は少々物足りないのが事実。
それを知ってて購入し読んでるわけで、
まあそれは納得づくの話。
俺がテンシュテットのマーラーを溺愛するに至ったのは
あくまで自分の印象によっての話だが、
結果として許氏の志向と一致するに至っている。
そこが、共感する一番のポイントかな。
音楽ってのは、
屈折とか挫折とか躁とか鬱とか、
そんな作曲家の感情の発露であって、
やっぱりドロドロした面を後追いで経験するのがたまらん。
歳を経れば肉食に飽きるように、
あっさりした志向の楽曲や演奏を好むようになるそうだが、
いまだ俺はドロドロ系をこよなく好む。
そんな不惑。
あ、全くもって本の感想じゃないじゃん(笑)
最近回帰傾向。
ていうか、もっぱらマーラー(特に6番「悲劇的」)を聴き倒している。
そんな俺があえていま手に取った、クラシック音楽の「入門」書。
![]() | 痛快!クラシックの新常識 |
許 光俊 | |
リットーミュージック |
許氏には二つの顔がある。
本人があとがきで書いている通り。
毒づく筆致でグイグイ押し付けてくるような(いい意味で)スタイルと、
あくまでソフトに初心者を意識した偽善的な(いい意味で)スタイル。
本書はあくまで後者であり、
前者の許氏が大好きな自分は少々物足りないのが事実。
それを知ってて購入し読んでるわけで、
まあそれは納得づくの話。
俺がテンシュテットのマーラーを溺愛するに至ったのは
あくまで自分の印象によっての話だが、
結果として許氏の志向と一致するに至っている。
そこが、共感する一番のポイントかな。
音楽ってのは、
屈折とか挫折とか躁とか鬱とか、
そんな作曲家の感情の発露であって、
やっぱりドロドロした面を後追いで経験するのがたまらん。
歳を経れば肉食に飽きるように、
あっさりした志向の楽曲や演奏を好むようになるそうだが、
いまだ俺はドロドロ系をこよなく好む。
そんな不惑。
あ、全くもって本の感想じゃないじゃん(笑)
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