朝、天皇賞の馬柱を見て。
やや穴党の私は馬券を買うことをやめた。
予想のインスピレーションが沸かぬ。
て、今回のお話は競馬予想のための新聞の話。
その昔、二十年くらい前。本格的に全レース予想していたその頃は専門紙を愛読していたこともあるが、ここ数年はニッカンスポーツ。
スポーツ紙の中でも、ニッカンは紙面の見易さが圧倒的によい。
馬柱の構成、フォント、色使い。素晴らしい。
ちなみに、予想の印の信頼性は気にしないタイプ。
開催日、正確には馬感を買うと決めた朝は、クルマで1分のセブンイレブンに日刊スポーツを買いに行く。行っていた。
それが。
異変に気がついたのは先日の毎日王冠の日。
なんとその我が行きつけのセブン、10月から新聞(一般紙とスポーツ紙)の取り扱いをやめていた。
全く気がついていなかった!
専門紙は売っているが、今の自分の熱意ではそれは遠慮したい。お高いし。
ニッカンスポーツだニッカンスポーツ!
結局、このセブンに次ぐ近所のコンビニであるファミマも同じ状況だった。
ここで心が折れた。
たぶん、隣の市に行けばあるとは思うのだが、、
この事件、自分にとっては少々ショックであった。
自宅は郡部に属するが、近所には一応徒歩圏にスーパーもコンビニもあるし、クルマを使えば生活に不便はない。
そう思って二十年近く暮らしてきた。
クルマが使えない子どもにとっては、本屋も玩具店も無いし気の毒とは思いつつ。
この心情には裏話があって。
私の実家、隣県のさらに過疎郡部なのだが、その町のコンビニは競馬専門紙の前日売りが無く、熱心に馬券を買っていた頃帰省した際には、クルマで片道三十分以上の隣県のコンビニに競馬研究を買いに行っていた。
その時実感していたのだ。
微妙な違いであるが、予想したいときに新聞がすぐ買える暮らしと、買えない暮らしの格差。
なので、遂に今住むこの町にもその格差を実感するときが来たのだな、という実感。
まあ、そもそも年数回しかその最寄コンビニで新聞買っていなかったから、胸張って抗議は出来ないんだよな。
需要と供給の原理。
そして天皇賞の今朝。
クルマで十分弱の隣町のローソンに試しに行ってみた。
ニッカンスポーツは、そこにあった!
そのローソンの町、我が町と郡部という意味では同じなのだが、この隣町は道路も鉄道も中枢幹線が通っており、ここでも多少の格差を感じる。
これからは、馬券を買う日はこのローソンか。
うーん。
免許返納なんて夢のまた夢ね。
まだまだ安心はできぬ。
徒歩圏内のスーパー、コンビニ、馴染みの理髪店、、
いつまでそこにあるか。
いつまでもあるとは思うなよ?過疎化と少子化。
ほんとは年老いたら百万都市の中心部に住むのが密かな夢だったのだがね。
真面目に人生設計をしてこなかったからなあ、、
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