マーラー:交響曲第1番テンシュテット指揮 シカゴ交響楽団東芝EMI詳細 |
マーラー:交響曲第5番テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団東芝EMI詳細 |
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ヤケ買いとも言う。
何しろ、テンシュテットのマーラー6番と7番のライヴが
あまりに壮絶だった。衝撃だった。
第1番。
とてもゆったりした「うた」が聴こえてくる。
でも、何度か聴いてもちょっとの違和感。
シカゴ響のブラスが耳に直撃するのが、ちょっとつらい。
シンバルの音色もカサカサ気味で馴染めない。
第三楽章の例の行進曲風のシンバルも、
なんか浮いてる感じがしたりして。
たぶん、自分とシカゴ響の相性の問題なんだろう。
そもそも自分はこんな生意気言える人間ではないけど。
そう言えば、ショルティ・シカゴ響のブルックナー5番も
面白いと思いつつ、いまひとつ好きにはなれなかった。
これは余談。
---------- キリトリ -----------
第5番。
これは無条件で参った。
こちらも大きく構えた「劇的」な演奏。
でも、曲の性格の違いなのか、やはりオケの違いなのか、
上記第1番とは印象が全然違う。
第6番LIVEに通ずる、「揺さぶる」演奏。
全てが浮き彫りになっていて、全てが推進力に飲まれていく。
今までこの第5番という曲は
あまりに出来すぎたフィクションのような感じがして
いい曲だとは思いながらイマイチ好きにはなれなかった。
でも、好きになった。
巷ではロンドンフィルの能力云々言う説があるけど、
純素人の自分に言わせれば、
ロンドンフィルだからこそのこの劇性ではないのか。なんて。
ちょっと知ったかぶった風なことを言ってみる。
コメント、トラックバックありがとうございます。
シカゴ響の第1番、違和感ありましたか。
私はこれ以上にない演奏としてここ5年ほどマイベストとしています。
ただの言い掛かりみたいなものですので
どうぞスルーしてください。
いまのところ自分にとってはバーンスタイン・コンセルトヘボウが第1番の定番です。