テンシュテットのマーラーLIVE 1&5

2006年04月13日 22時55分00秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
マーラー:交響曲第1番
テンシュテット指揮
シカゴ交響楽団
東芝EMI

詳細


マーラー:交響曲第5番
テンシュテット指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
東芝EMI

詳細


HMVのダブルポイント火曜日にまとめて購入。
ヤケ買いとも言う。

何しろ、テンシュテットのマーラー6番7番のライヴが
あまりに壮絶だった。衝撃だった。

第1番。

とてもゆったりした「うた」が聴こえてくる。

でも、何度か聴いてもちょっとの違和感。
シカゴ響のブラスが耳に直撃するのが、ちょっとつらい。
シンバルの音色もカサカサ気味で馴染めない。
第三楽章の例の行進曲風のシンバルも、
なんか浮いてる感じがしたりして。

たぶん、自分とシカゴ響の相性の問題なんだろう。
そもそも自分はこんな生意気言える人間ではないけど。

そう言えば、ショルティ・シカゴ響のブルックナー5番も
面白いと思いつつ、いまひとつ好きにはなれなかった。
これは余談。

---------- キリトリ -----------

第5番。

これは無条件で参った。
こちらも大きく構えた「劇的」な演奏。
でも、曲の性格の違いなのか、やはりオケの違いなのか、
上記第1番とは印象が全然違う。
第6番LIVEに通ずる、「揺さぶる」演奏。
全てが浮き彫りになっていて、全てが推進力に飲まれていく。

今までこの第5番という曲は
あまりに出来すぎたフィクションのような感じがして
いい曲だとは思いながらイマイチ好きにはなれなかった。
でも、好きになった。

巷ではロンドンフィルの能力云々言う説があるけど、
純素人の自分に言わせれば、
ロンドンフィルだからこそのこの劇性ではないのか。なんて。


ちょっと知ったかぶった風なことを言ってみる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
テンシュテットとシカゴ響 (ピースうさぎ)
2006-04-14 21:33:17
朱さん、

コメント、トラックバックありがとうございます。



シカゴ響の第1番、違和感ありましたか。

私はこれ以上にない演奏としてここ5年ほどマイベストとしています。
返信する
ありがとうございます。 ()
2006-04-14 23:47:55
私の違和感なんて

ただの言い掛かりみたいなものですので

どうぞスルーしてください。



いまのところ自分にとってはバーンスタイン・コンセルトヘボウが第1番の定番です。
返信する

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