覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

決戦は参議院から解散総選挙へ

2005年08月07日 08時06分23秒 | Weblog
 昨日、私がこれは馬券になるのでは、と見て、これは買いたいと見た馬は、新潟3Rカネスマスタピース。マスターピースは傑作の意味だが、60周年広島平和記念式典の日、ピースは平和に繋がるのである。この3枠の根本調教師の馬、1着し、相手に1枠を連れてきて、1-3 は根本のメリーナイスのダービーをなぞる。もう1頭は、函館11R 八雲特別の6枠。今年の八雲特別では、どうしてもギリシャ生まれのアイルランド人、明治の日本に上陸し、松江、熊本、神戸などで教え、漱石の前任の東大英文学科教授として活躍したラフカディオ・ハーンを考えずには置かない。尤も、この日本で小泉八雲と改名した人物の最大の功績は、「怪談」はじめ、日本の知られざる姿を西洋に紹介し、今尚「耳無し芳一」「雪女」など、今も平成の我々に、情念と悲壮美溢れる物語世界を堪能させてくれる一連の作品群をまとめたことにある。浅田次郎先生は、自ら選んだ後世に残したい日本の短編を編んだ書の中で、「耳無し芳一」を千年の彫琢になるわが邦の短編史上の最高峰と位置付けられておられるが、NHKのドラマで、あのウエストサイドで脚を上げて踊っていたジョージ・チャキリスを八雲さんに、奥さんの小泉セツを壇ふみ、その弟を柴田恭兵がやった山田太一さんの「日本の面影」というドラマは、私の学生時代で鮮烈に焼きついている。今、小泉内閣の、いや首相個人の胸先三寸が云々されるさなか、八雲特別で、この小泉ネタを考えると、純一郎と真一郎、また戦後日本の復興と繁栄を映す、6枠11番サクラプログレス(進歩) 12番ヤマトサクセス(成功)が組めば、一票を投じたくなった。
 優駿37ページは2004年に引退した重賞勝ち馬の一覧表と、緑書房の新アルティメットブック馬 の葦毛の馬の表紙の馬の写真図鑑の広告だが、この一覧の中に今日のメイン函館2歳Sに相当する、函館3歳Sの2000年の勝ち馬の名が、小さな文字で上げられている。その馬は



 マイネルジャパン 佐々木晶三 厩舎



 ずばり、わが日本 である。このレースで6枠6番で勝つ。鞍上は四位。2着は3枠3番岡部さんのゲイリームーチョ。常識的に連日の圧倒的一番人気の武アドマイヤカリブが直線黙って大人しくしているとは考えにくいが、海賊で有名なカリブに盗賊のアリババが組み、再び真一郎がいるのだから、これには逆らいにくいが、郵政の山場 郵便マークから、テ の馬、ディープサマーなどに目配りしたい。また今日は鼻の日であるという。
 昨日の広島8番6番は不発、8番9番が出たが、シャトルねたでボイジャーも発射する。甲子園も開幕した。北九州の短距離S、短い馬名のナゾ、また花形満に打たれて散った飛雄馬など、気にかかっている。

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