『優駿』7月号68ページに示されているように、今週23日 函館競馬場で JOAチャリティーオークション が開催される。あわせて、岡部幸雄も登場する函館記念回顧イベントにも是非参加するようにと勧めている。
東京在住の私、このイベントには参れないが、しかし参加したつもりで、このイベントの意味を探り、的中につなげられることと信じている。
先ず、ファン垂涎の品として紹介されているもの
モンテプリンスの第32回東京新聞杯(1982年)優勝レイ
7枠 7番 モンテプリンス 吉永 松山吉厩舎
4枠 4番 エイティトウショウ
ウインドストースの函館記念優勝レイ(1987年 第23回)
3枠 3番 ウインドストース 加藤 二本柳厩舎
3枠 4番 カツタイフウオー
オレハマッテルゼのキャピタルS優勝ゼッケン
05年11月27日 東京9R
6枠12番 オレハマッテルゼ 武豊 音無厩舎
4枠 8番 フォーカルポイント
これは、昨年秋のジャパンカップの1つ前のレースである。この12番ゼッケンをくれると言うのである。
ディープインパクトの天皇賞・春 優勝ゼッケンのレプリカ
4枠 7番 ディープインパクト 武豊 池江厩舎
6枠11番 リンカーン
この7番 で武豊のサイン入りである。
7番 3番 12番 7番 のプレゼントである。函館記念に限らず、この週メインあたりでこれらのゼッケンに注意と言うことであろう。
~ 以上、これは先週お送りした記事である。結果は口あんぐりということになった。
土曜
函館 立待岬特別 7番 エアニックス 1着
新潟 火打山特別 12番 ジョイントスターズ 1着
日曜
函館 函館記念 3番 エリモハリアー 1着
新潟 関越ステークス 3番 オーガストバイオ 1着
小倉 北九州短距離S 3番 ゴールデンキャスト 1着
私は、土曜の12番 ジョイントスターズを、この週がプロ野球オールスターゲームの週であり、スターの終結=ジョイント は相応しく思い、また次のような根拠があったので獲ることが出来た。
(更新されたJRAスペシャルサイトのJRA文学館で)公開された 浅田次郎の『永遠の緑』の中篇。朝1Rに間に合うように東京競馬場に出かけるべしとの熱心なファンの姿、ハイライズの復勝で周りを唸らせた老ファンのお話。1日の競馬で負けた主人公が立ち寄る飲み屋の壁にかかる古写真が 第42回日本ダービー である。昭和50年5月25日。
カブラヤオーのオッズが下がったとたん、魔が差してロングフアストを見てしまったと言うお話。
スペシャルウイークのジャパンカップは1999年秋。翌年のメインキャラ発表が松嶋奈々子で、7枠という説に私も乗り、あわや7-7が、実際は7枠と7番で決まったレースである。13番武とインディジェナス。
7枠12番 ハイライズ
このデットーリの英国ダービー馬が3着し、凱旋門賞馬モンジューが4着。
また、42回ダービー
4枠12番 カブラヤオー
8枠20番ロングフアストが2着である。
この両者とも、12番ゼッケンを明確に示している、と言う結論になる。
以上
ちなみに、このチャリティーで示された87年函館記念と、昨日の函館記念を並べてみる。
87年
3枠 3番 ウインドストース
3枠 4番 カツタイフウオー
06年
2枠 3番 エリモハリアー
2枠 4番 エアシェイディ
全く同じ馬連である。
で、日曜のゴールデンキャストも、オールスターにぴたりと見てはいたが、差し控えた。が、オーガストバイオは、日曜新潟で
10R 3番 エキゾーストノート 勝浦正樹
11R 3番 オーガストバイオ 勝浦正樹
12R 3番 ブライダルフラワー 勝浦正樹
という3レース続いた勝浦の並びがあったことも押しと見て、ゲットすることが出来た。
さらに、天草特別がある週に、天草四郎時貞から 武幸四郎を狙うとお伝えし、土曜2着1回に過ぎぬ幸四郎が日曜函館で
8R 5枠 6番 ウインクルグラス 武幸四郎
9R 3枠 6番 ストーミーカフェ 武幸四郎
12R 5枠 6番 ナリタプレリュード 武幸四郎
という、特殊な状態であることをも指摘し、最終ナリタプレリュードを獲らせてもらった。
土曜には、先週からお話していた、ブッシュ 小泉のサミット最後の蜜月振りから、小林淳一 という、ブッシュ Bush=背丈の低い林 と、ジュンイチが同居した騎手が発射するはずだとお伝えし、
土曜新潟10R 苗場特別 で、小林淳一の枠から 4-6 ¥、6220
を取る事が出来た。
が、最大の驚きは、日曜小倉 その 天草特別 である。
6枠11番 セルリアングルーヴ
4枠 7番 ルポルタージュ
単 ¥、9940
馬連 ¥、197160
この1000円が200万円になる馬券の密やかな真実は、残念ながらレース後調べ上げることに成功した。今日、登録の方々にお送りした記事を牽く。
セルリアンといえば、渋谷は東急セルリアンタワー・ホテルである。ここの総料理長が福田順彦さんと仰る。お名前が読めないので、早速ホテルに電話してお尋ねした。ひょっとして、やすひこ では無いのかと思いつつ。結果
週末の話題の主役 福田康夫 自民党国会議員 元次期総裁候補
ふくだ やすお
セルリアンホテル 福田順彦 総料理長
ふくだ のぶひこ
天草特別1着セルリアングルーヴ
単 ¥、9940
主に、南九州を舞台にした大災害もあり、災害担当は小池環境大臣なのではないかとも訝りつつ、騎手・小池隆生を見やったわたくし。まあ、演出の主役は向こう様であり、われわれはそれを解釈し、事前に察知・推察することが出来るに過ぎない。演出そのものには関与しないのである。
ま、昨夜土佐の旨い焼酎をやりながら、察するところ渋谷のプラザエクウスあたりでのイベントや都内に競馬関係者を泊める折り、このホテルの利用しばしばの競馬会ではないのか。無論、福田シェフの料理も堪能したものであり、忘れ難いのであろう。
福田康夫氏の誕生日は7月16日であり、1週遅れで歳も歳だからとのたまいつつ、不出馬宣言。こうしたどちらかと言うと、どうでもいいレースでこのようなお笑いをとるネタ、また2着ルポルタージュは 報道 である。口が開いたが、酒を放り込むくらいしかなかったこのレース。
いかに料理は美味くとも、総料理長の名まで知るのは関係者か組織的馴染みしかないではないか。競馬会に、東急杯などというのも聞いたことが無い。競馬開催のおかげで土日も乗客で賑わう京王線の京王杯などは兎も角、競馬が嫌いな新聞社や会社首脳もおられようが、これはいかにも内輪ネタ。ま、災害があり、国が急な金が必要になったのであろう。このようなほぼ誰も買わない馬券、言葉を換えると競馬会しか買わない馬券は特殊な事情があり、競馬ファン即ち一般国民も許すと考えているわけである。
1着 6枠11番 セルリアングルーヴ
2着 4枠 7番 ルポルタージュ
馬連 ¥、197160
福田康夫氏は、衆議院議員会館611号室 の主である。それは確かに、この馬の調教師・小島貞博には、天草四郎時貞の貞 王貞治監督の 貞 が入ってはいるが、それだけでは買えるものではない。
天草四郎は九州貧民救済の士、今年の天草特別は同じく九州の、競馬ファンでなく、被災民救済の余剰金集めであることは間違いなし。
殊に、岡部さん 福田さんはじめ、馬群の 群馬県出身者にはどうしても気配りが要るのである。そして、何と言っても、時事。週中から、スポーツ紙の競馬記事など読み耽り、世の中に疎くなるようでは、負けである。
以上
さらに、このレースがどうやらこの秋のある大レースの予告らしいことをお伝えしたが、それはここでは申し上げかねる。福田シェフの連れてきたのがシェフ渾身のポタージュ(ルポルタージュ)であることも、これで合点がいく。
ちなみに、皆様は夢にも思うまいが、先週の競馬は2月11日と関係することをお話し、ゆえに、武豊の日曜最終 ホエールシャーク 好しとお話し、史上最速の2800勝がかかることも知って、私は1着を信じ単を買いに出たが、期待通り。
2月11日 とも関係するが、テレビであの評論家が放った誕生日プレゼント、忘れまい。