ヘヴンリー で思い出すことがある。今調べたら、あのライスシャワーがミホノブルボンの3冠を阻んだ菊花賞である。6枠11番 ヘヴンリーヴォイス。同枠に逃げ馬松永ミッキーのキョウエイボーガン。私はこの出馬表を見た瞬間、不審を思い、すぐさま朝日新聞社宛電話をした。
「読者の者でございます。御社では、中央競馬会の菊花賞というレースに賞品をお出しでいらっしゃいますか。その他レースの賛助、また賞金なども提供されているのですか・・・いえ、NHKさんはレースをされておりますし、或いはNHKさんと並び日本を代表するメディアである御社がどの様にレースの開催に関わっておられるかと、不図思い至ったものですから」
実に丁寧な、ご返信が自宅の電話にもたらされた。安倍新官房長官に左翼マスコミと呼ばれるこの新聞社だが、お答えは、優勝旗 賞状などを出しているとのことであった。
言うまでも無い。ヘヴンリーヴォイス 天声人語 である。18頭立て18着に終わる。恐かったのは、言うまでも無く、神戸新聞杯を逃げ切ったミッキーのキョウエイボーガンである。これまた16着に沈む。
この平成元年生まれのサラブレッド世代には、歴史的画期的名馬を用意する必要があったのである。8戦7勝2着1回。GⅠ3勝、菊花賞 1馬身4分の1差で3冠にとどかせなかったのが唯一の敗戦である。ここで密かにお話したいが、ダービーは実は10年周期と言うものがあり、このブルボンというバーボンの10年後に同じくギムレットというお酒が勝つ。その前を簡単にたどればトウカイテイオーの10年後が同じく8枠大外のジャングルポケット、その前のアイネスフウジンの10年後がアグネスフライト(馬名の文字一致) その前のウィナーズサークルの10年後が同じ1枠のアドマイヤベガ、その前はサクラチヨノオーの10年後に同じ5番ゼッケン スペシャルウイークの優勝。
このライスシャワー、ダービー 菊花賞での2度にわたるブルボンとのゾロ目死闘で見事にブルボンに入れ代わり、その後の2度にわたる天皇賞制覇、宝塚での壮絶な最期など、栄光を担った2冠馬の代用として働いたのである。
このヘヴンリー、この92年菊花賞の恨みを、記念すべき天皇賞の舞台で、同枠に居たミッキーを背に晴らしてみせる。そして、この朝日新聞社が優勝旗を提供しているレースで来なかったヘヴンリーヴォイスの調教師が、昨日のNHK天皇賞中継で解説者として登場した高松邦男師であること、偶然ではないだろう。この馬主は、ライスシャワーの天皇賞で首差に迫り、未だに私が単勝馬券を捨てられないステージチャンプの元の馬主、学習研究社設立者 古岡 秀人さん である。この方が社台に売り渡した馬が天皇賞で来るくらいだから、向こう様に覚え目出度からぬところがあったのかも知れない。
関西騎手会会長、フリーにならず、伝統の厩世界に身を置いた男の爽やかな馬上の最敬礼、美しく、天覧競馬が恒例になればと思う私である。英国でのように、パドックに皇族方をお迎えすることは無理としても。
48ページのルドルフ。春の天皇賞 ジャパンカップ 有馬記念のレース写真がある以上、これら古馬の3冠を獲った馬と言うことで、始めは切り捨てる積りで居たロブロイを間接示唆しており、ルドルフの有馬連覇の写真が一番大きいことから、この馬の連覇まで考えざるを得なかったこと、ご納得頂けよう。2着に敗れた秋・天の写真だけ無いのは、ロブロイの意外な2着をも遠く示唆していたとは小憎らしい。ディープ次走有馬に、この馬に無事に出てきて欲しい。
「読者の者でございます。御社では、中央競馬会の菊花賞というレースに賞品をお出しでいらっしゃいますか。その他レースの賛助、また賞金なども提供されているのですか・・・いえ、NHKさんはレースをされておりますし、或いはNHKさんと並び日本を代表するメディアである御社がどの様にレースの開催に関わっておられるかと、不図思い至ったものですから」
実に丁寧な、ご返信が自宅の電話にもたらされた。安倍新官房長官に左翼マスコミと呼ばれるこの新聞社だが、お答えは、優勝旗 賞状などを出しているとのことであった。
言うまでも無い。ヘヴンリーヴォイス 天声人語 である。18頭立て18着に終わる。恐かったのは、言うまでも無く、神戸新聞杯を逃げ切ったミッキーのキョウエイボーガンである。これまた16着に沈む。
この平成元年生まれのサラブレッド世代には、歴史的画期的名馬を用意する必要があったのである。8戦7勝2着1回。GⅠ3勝、菊花賞 1馬身4分の1差で3冠にとどかせなかったのが唯一の敗戦である。ここで密かにお話したいが、ダービーは実は10年周期と言うものがあり、このブルボンというバーボンの10年後に同じくギムレットというお酒が勝つ。その前を簡単にたどればトウカイテイオーの10年後が同じく8枠大外のジャングルポケット、その前のアイネスフウジンの10年後がアグネスフライト(馬名の文字一致) その前のウィナーズサークルの10年後が同じ1枠のアドマイヤベガ、その前はサクラチヨノオーの10年後に同じ5番ゼッケン スペシャルウイークの優勝。
このライスシャワー、ダービー 菊花賞での2度にわたるブルボンとのゾロ目死闘で見事にブルボンに入れ代わり、その後の2度にわたる天皇賞制覇、宝塚での壮絶な最期など、栄光を担った2冠馬の代用として働いたのである。
このヘヴンリー、この92年菊花賞の恨みを、記念すべき天皇賞の舞台で、同枠に居たミッキーを背に晴らしてみせる。そして、この朝日新聞社が優勝旗を提供しているレースで来なかったヘヴンリーヴォイスの調教師が、昨日のNHK天皇賞中継で解説者として登場した高松邦男師であること、偶然ではないだろう。この馬主は、ライスシャワーの天皇賞で首差に迫り、未だに私が単勝馬券を捨てられないステージチャンプの元の馬主、学習研究社設立者 古岡 秀人さん である。この方が社台に売り渡した馬が天皇賞で来るくらいだから、向こう様に覚え目出度からぬところがあったのかも知れない。
関西騎手会会長、フリーにならず、伝統の厩世界に身を置いた男の爽やかな馬上の最敬礼、美しく、天覧競馬が恒例になればと思う私である。英国でのように、パドックに皇族方をお迎えすることは無理としても。
48ページのルドルフ。春の天皇賞 ジャパンカップ 有馬記念のレース写真がある以上、これら古馬の3冠を獲った馬と言うことで、始めは切り捨てる積りで居たロブロイを間接示唆しており、ルドルフの有馬連覇の写真が一番大きいことから、この馬の連覇まで考えざるを得なかったこと、ご納得頂けよう。2着に敗れた秋・天の写真だけ無いのは、ロブロイの意外な2着をも遠く示唆していたとは小憎らしい。ディープ次走有馬に、この馬に無事に出てきて欲しい。