年の瀬も押し詰まり、皆様方も慌しい大晦日、お正月前と心得ます。
競馬の無い土日を経て、愈々明けて来週の1月5日日曜、金杯からの中央競馬スタートとなると、まだ遠い様な、待ち侘しくも、静かに見据える2013年の暮れ。
まだまだお世話になる、2014年『優駿』1月号など傍らに、思い残すことも些か、言上する。
ここでも申し上げたが、最後まで貫徹されると申し上げ、その通り貫徹された秋GⅠサイン馬。これが、JRAの放映し続けた、エマズウィッシュと云う1頭のブランドCMから連想される、ウィッシュドリーム と云うかつて走っていた1頭だった。
この馬が去年死去した(と報じられた)トウカイテイオー最後の奇跡の有馬記念、これに出走していたことから、これがスタートとなり、秋GⅠを順々にサインし、そして先だっての有馬記念に対応するレースが、
1996年11月2日 障害未勝利
1着 2枠 2番 ウィッシュドリーム
2着 6枠 6番 ノーザンテリトリー
これだった。この通り、有馬記念は 6番 オルフェーヴル と 2枠 ウインバリアシオン で決まった。
この、今回の有馬の3枠。出馬表発表の段階で、実によく見えた。
3枠 5番 デスペラード 馬主・市川義美
3枠 6番 オルフェーヴル
かねて、ステイヤーズステークスの折、申し上げたが、デスペラード この馬の意味合いだが、ブログにも残っているので、お目通し頂ければ確認頂けるが、
映画『デスペラード ~レジェンド・オブ・メキシコ』
主演 アントニオ・バンデラス
この作品である。わたくしははなから、アントニオ → 猪木参議院議員 この連想を介し、この時期示されれば明白に向こうが意識しているものは
アントニオ猪瀬 → 辞任した、猪瀬直樹・東京都知事
この映し出し。年の瀬近い辞任表明と云う世相写しであることを決め付けた。加えて、ここでポスターもお示ししたが、
オルフェーヴル → オルフェウス伝説、映画『黒いオルフェ』
この甘美なメロディーで有名な映画は、ブラジルのリオのカーニバルを舞台にした、ギリシャ神話の翻案であり、要するに、この3枠に並ぶ、
3枠 5番 メキシコ → 1964年東京五輪の次の五輪開催地
3枠 6番 ブラジル → 2020年東京五輪の前の五輪開催地
この揃い。今年の9月7日IOC総会で2020年の開催地が東京に決定と云う朗報が、如何に大きくまた待ち遠しかった! これを示したのが、東京で行われる2つの秋のGⅠ
秋の天皇賞 馬番 7番 9番
ジャパンカップ 馬番 7番 9番
殊に後者は、東京五輪と同じ、東京で行われる国際舞台である。9月7日が運命の日。これが決まっていたからこそ、かなり前からこの秋の東京舞台で、兎も角 7番9番 を出そうという意思が向こう様=JRA演出側にはっきりあったことが解かる。
これを踏まえれば、有馬記念の3枠。2回ある東京五輪にまつわり、1頭は前の大会で東京からバトンタッチされた開催先、もう1頭が次の東京五輪で東京へバトンを渡す側。そこに、辞任したとは言え、招致の当事者・猪瀬都知事が同居しているのだから、正しく今年の象徴、五輪招致成功の年の枠と思われた。
加えて、わたくしは、今回の有馬記念。ある事柄から、銀座がテーマとなることを察知していた。今年の銀座で、何を思い浮かべられるか? 云うまでも無い。
4月に東銀座に 歌舞伎座 リニューアルオープン
これである。だからこそ、
メイショウマンボ 馬主 松本好雄
騎手 武幸四郎
この、歌舞伎役者造型が牝馬レースを席巻した。ダイアナ、チャールズが来日されても、観劇に訪れられるのは、新派でも劇団四季でもAKBでも無論無い。国家的財産、歌舞伎座である。この新たな歌舞伎座開場の年、これを記憶させ、ああ、あの年だったと思い返される仕掛け、思い出の1頭を顕著に造型するのは、2000年競馬を00=OOの馬 テイエムオペラオー OperaOh が蹂躙したと同断。そして、4月の杮落とし最初月の演目。これが、観に行ったわたくしだからこそ、記憶鮮明である。
十二代目 市川団十郎 死去 2月に死去
→ 杮落とし演目『勧進帳』 武蔵坊弁慶 松本幸四郎 代役
この事実があった。だから、松本さんの幸四郎の馬が造型され、そして、死去した、歌舞伎界最大名跡・市川団十郎。この銀座の大きな出来事が、年末の有馬では、
デス(=死去)の馬 馬主・市川さん
これに託された、と解釈、申し上げたものである。
そもそも、1月号表紙を見たとき、この写真選択は特に不自然さは無いが
5番 オルフェーヴル
8番 キズナ
この最終決戦を謳っていたが、これがわたくしには次の暗示ではと思われた。
1990年 有馬記念
1着 4枠 8番 オグリキャップ
2着 3枠 5番 メジロライアン
これは、2年前優勝馬の勝利 その告知では無いのか!
過去4頭しか居ない、有馬記念連覇馬。シンボリの3頭とグラスワンダーはさて、有馬記念を2年前の優勝馬が再びさらって勝っていったレースの暗示である。しかも今回の、2年前優勝馬オルフェーヴルと同じ、引退レースでの勝利の大輪。
どうにもこの1月号表紙写真の造型。そもそも出もしない キズナ を提示している点からも、わたくしはこのブログの場ではそらとぼけつつ申し上げたが、オルフェーヴル が発射する、あるいは2年前優勝馬の返り咲き勝利!の暗示 こう思われ、有馬を読み切った思いで申し上げたものである。
こう思うと、向こうが今回の有馬前に提示してきた ダイユウサク 死去。これは、このユウサクの勝利の翌年、1992年 メジロパーマー の年の 枠連 2-3 この訴えかけでは、そうも思い、21日土曜競馬で提示された 枠連 2-3 暗示の数々。わたくしは、中山大障害 でそれが出るものと思っていたら、枠連 1-3 に終わった。これで、土曜の内、わたくしは 有馬記念は 6番 オルフェーヴル から 4番 ウインバリアシオン と云う、やはりつまらない結末なのか、と思っていたが、わたくしは最終的にこれは押さえに回し、枠連 3-4 をある事柄から重視し、本線で申し上げたという顛末だった、今回の有馬。
2月7日 ソチ、このロシア黒海のほとりにて、第22回 冬季五輪 開幕。その直後、2月9日に東京都知事選。
慌しいが、1月号、そして付録カレンダー、さらに向こうが提示してきた、スクリーンセイバー、1・2月カレンダーを凝視している。
実は、わたくしも慌しい年の瀬で、今日も思い出作りの一日となる。
皆様、良いお年をお迎え下さい。また午年にお会いしましょう。
残り少ないながら、年内及び金杯の週までの御登録・御継続お申し込みは、来年の2014年ダービー、または宝塚記念、また有馬記念までの格別御優遇でお受け致します。
御登録は
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名にて、空メールを下さいます様。
新婚福永、競馬ファミリー。最後に待っていたリーディングジョッキー!
今年は、わたくしの身内も御目出度いことがあったので、余計、うれしい!
兎も角も、今年の年忘れ、思いでも流し、また来年を諸手に迎え入れましょう。必ず、素晴らしい年となります! 新たな大きな馬券もまた沢山、獲れるはずである!