本日にも至り、意外にも日曜以来、さらに多くの方から御礼のメールを頂戴した。
改めて感謝申し上げると共に、わたくしも本線で御指示、獲った訳ではないので、黙っていようと思ったが、今週の番組を見ても、まあ、このタイミングで公開しても好いと思い、お話申し上げる。
先週土曜情報冒頭で申し上げた事柄である。
1月18日 日経新春杯
1着 2枠 4番 アドマイヤデウス 6番人気
2着 3枠 5番 フーラブライド 10番人気
馬番 10150円 この意外とも思われた先々週の結末。これに対し、心当たりが浮かんだので、先週にも至る、次の「仕掛け」を看取し、土曜朝、御登録の皆様方に申し上げた。その通り、買って下さった方が、かなり居られたと云うことである。
この 18日京都メインの 馬番 4番5番 これが何故、意外にも人気薄で、このような馬券になったのか。そのルーツが浮かんだ。
今回のことで、恐らく、それなりの年齢以上の方は、わたくしと同じことを思い出されているに違いないからである。
1986年11月15日。顧みればまだ昭和だが、この時、三井物産マニラ支店長だった若王子信行さん誘拐事件が発生した。ことがセンセーショナルな話題となったのは、三井日本本社や通信各社に、犯人側から、若王子さんのものとされる右手中指を初め、写真、テープなどが送りつけられ、多額の身代金支払いを要求してきた、翌1987年1月16日以降である。
御記憶ある方もあろう。結局は若王子さんは生還。また送り付けられた指も別人のものと判明。日本赤軍の関与も言われたが、結局は、身代金が支払われた上での解放であったことが明るみに出て、国際的には同様の事件を誘発することに繋がるとして、厳しい非難を受けた騒動だった。
思い返せば、当時はまだ「人間一人の命は地球よりも重い」と云う、日本的常識が国民相当数をまだ覆っていたこともあろう。
この、事件発生。要求・公表が翌年1月であったことで、今回の事件発生後、直ぐ、この若王子さんを思い出された方。向こう(JRA演出側)も同じだったのですよ。
わたくしがこれを踏まえ、先日の土曜申し上げたのは
1987年 1月 三井物産マニラ支店 若王子支店長 誘拐事件
2015年 1月 シリア「イスラム国」日本人人質脅迫事件
これから、
1987年 1月 = 2015年 1月
これが既に画策されていた証しが
1987年 日経新春杯
1着 5枠 5番 フレッシュボイス 田原
2着 4枠 4番 スズタカヒーロー 丸山
2015年 日経新春杯
1着 2枠 4番 アドマイヤデウス 岩田
2着 3枠 5番 フーラブライド 酒井
前者は1番人気の穏当な勝利だったが、今年は6番人気の優勝で、意外な穴だったことで少々仰天した。第一、同じアドマイヤが人気で、こちら薄めが発射した事実に驚いたものである。
だがもっと仰天したのは、この両者が 4番5番 完全に合致していたことである。例の「イスラム国」からの動画アップが20日だったそうだが、この手のお話の常。JRAは国家中枢を通じ、一般に流布する以前の様々の情報を知り得る立場で演出に取り組む。
この 日経新春杯 4番5番 を踏まえ、当然、先日土曜、わたくしは申し上げた。
1987年 アメリカジョッキークラブカップ
1着 2枠 2番 ミホシンザン
2着 6枠 6番 スズパレード
(6頭立て)
これは、今年のこのアメリカジョッキークラブカップでは、どのように反映を見るのか、と。
先週、週中の報道で 皐月賞馬 ジェニュイン 死去 これが在り、この反映も必至と見てた先週。土曜の 京都牝馬ステークス
1月24日 京都牝馬ステークス 枠連 6-7 12番13番
これが実は
1995年 皐月賞 優勝ジェニュイン 枠連 3-4 6番 7番
これを引き比べると、共に18頭立てで外から 6番目7番目 = 12番13番 に当たり、要するに、土曜の京都牝馬ステークスが週中死去を伝えられた、ジェニュインの皐月賞の所謂「逆番」で決したことから、日曜も、もう一つのジェニュインのGⅠ勝利、翌96年のマイルCS 7枠14番 ジェニュイン 1着 これが念頭にあったことから、一昨日25日 アメリカジョッキークラブカップ ここで、人質後藤さんらのオレンジの衣装から
7枠 後藤騎手の枠 → 7枠14番 ミトラ
同じ7枠でもわたくしはこのジェニュイン優勝ゼッケンの方を申し上げた。
そこで、1987年 = 2015年 あの若王子さん騒動で世間が揺れていた年の、同じ アメリカジョッキークラブカップ 6頭立て 2番6番 これをゼッケン換算すると、
1987年 AJC杯 6頭立て 2番 6番
2015年 AJC杯 17頭立て 12番14番
明らかに、6頭立て2番 = 14番 6頭立て6番 = 12番
結局は、同じで 今回の 馬番 11950円 このベースだったのである。
1987年 若王子さん誘拐人質事件
日経新春杯 4番 5番
AJC杯 2番 6番 6頭立て
2015年 「イスラム国」日本人人質脅迫事件
日経新春杯 4番 5番
AJC杯 12番14番 6頭立て2番6番 の換算
全く同じである。
ここ2週、重要な連動が機能しないレースもあり、謎めいている、尋常でない、と云う感触をも持っていた2週だが、しかし、一昨日日曜情報で御伝えしたように、歴代のレース傾向、約束事など以上に、このような白鵬史上最多33回目Vのかかる大相撲中継を夕方取り止め、NHKが差し替え緊急特集報道する程の事態が起きた折の常で、
日本人人質事件 この反映と刻印
これが最大のテーマで、仕組まれた週末だったこと。明らか。
先週、週中このブログの場でも申し上げたが
ゴールドシップ 撃沈する!
= 身代金(金) 支払い拒否
この表明だった、単 1.3倍 の7着ゴールだったと云う意味合いに加え、
先週 皐月賞馬の死去、退場 = 皐月賞馬(ゴールドシップ)危うし!
これを読んだ者の勝ちだった、との総括である。
このAJC杯不発を見届けたなら、直後、京都メイン 石清水ステークス ここで 6枠12番 ゴールドベル この枠を狙うべきことを申し上げたが
日曜 京都11R 石清水ステークス
1着 6枠11番 ハナノシンノスケ 岡田祥嗣 10番人気
2着 1枠 2番 トーセンソレイユ 2番人気
確かに、日曜情報で、注目すべき週中のニュースとして、
民主党代表選 岡田克也 氏 当選
これを掲げたが、わたくしは、メインを構成するほどの大きな出来事ではないとも感じたが、この京都メイン、岡田の勝利で2着がトーセン馬。要は 岡田の当選 と云うレース構成だった。
枠連 7040円 馬連 16460円
多くの一般ファンのように、ゴールドシップが沈み、呆然と立ちつくして居たのでは、競馬は勝てないのである。何故、次のゴールドの枠 10番人気 15番人気 この組んだ続くレースの6枠が、ズバリ!買い! これを逃さず、買わないのか! 感傷は後回しと云う身の翻し方。人気撃沈もまた想定内とのスタンス、見切りが大切なのである。
巨大な人気薄が消える時、必ず相応の償い、エクスキューズが用意される。
直後のこともあるし、来るべき大レースのこともある。
個々のレースしか見ないから、勝てない。本質も読めない。
先週、最もうれしかったのは、この1月内で早くも
2015年 年間メインレース・サイン
これを示す、ある出馬表の中の要素を確定、確信することが出来たことである。
最初に疑いが生じたのは、1月の重賞でも格別印象的だった、フェアリーステークス の11番人気 ノットフォーマル 優勝 これだった。
これが年間を通じ、開催当日たった1つだけなら、これが間違いなく、今年のメインレースのサインなのである。今年だけ、「今年固有のあるもの」に根ざしている。気付いた者だけが勝つ。
今年は、2月22日 竹島の日 当日にGⅠ第一弾 フェブラリーステークス が行われるが、このような当日、このサインがどう炸裂するか。
無論、毎週のメインで楽しみである。
中央競馬会。矢張り歴史を踏まえ、同じ歴史を繰り返す。
若王子さんへの着想を、着想だけでなく、具体的な歴史として凝視する。
これが勝つ姿勢だったと云うことになる。
わたくしの先週土曜の情報メールのタイトルは 1987年 だった。
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