覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ローエン を察知した内幕

2007年02月26日 14時55分21秒 | Weblog
皆様、驚かれたことと思う。登録の皆様には、お伝えした通り、何故わたくしが中山記念 1枠2番 ローエングリン を読んだのか。



 レース直後、連絡を下さったある方からは、私の示した連動初め根拠から、1枠2番 ローエン を信じて、この馬の2着付けで馬単で流し、まさか1着とは思わなかったので、とても悔しい思いをした、との報告も頂いたが、驚きと共に馬単 7620円 や馬連 3020円 を獲ったという歓びのご報告を数多く頂いた。言い出しっぺのわたくしも、単勝 1700円 馬連 枠連 21.1倍 を根こそぎ戴いた。



 闇から闇へ流してもよいが、真に興味深い物を含んでいるので、ご紹介しよう。




 先ず、今年の中山記念、わたくしは週初めから、2つの連動レースを睨み、ある位置が連対候補であることを心に留めていた。正確には、ほぼ1年前から読んでいたと言ってよかろう。その2つの連動レース、



 一方からは、  1枠2番 か ○枠○番  の発射



 一方からは   1枠2番 か 5枠○番  の発射



と導き出され、これで共通なのは 1枠2番 であること、お伝え申し上げた。




 それ以上に、わたくしを逸らせ、勝負に駆り立てたのは、週中から浮かび上がってきた、先週の競馬のテーマだった。先々週、わたくしは、海からの救出 がテーマとなることを事前に察知し、その成果のある部分は、読み込みと共にこのブログに先だって公開したばかり。



 では、先週、2月24日25日 に関わるテーマとは何か。わたくしには、真にはっきりして見え、それはレース結果により正しかったことが実証された。誰がどう見てもこのテーマは明らかなはずで、事前にお話さえすれば、どなたにでも納得してもらえようと思う。そのようなテーマに無知鈍感で、頓着せず、出馬表など開いて考えているようでは、勝ちは覚束ないと思われる。




 先週



   2月23日  皇太子殿下、47歳のお誕生日
   2月24日  昭和天皇大葬の礼の日
   2月25日  定年調教師及び引退騎手、最後の日




 このような暦は読み取れたが、もっと核心のものが横たわっており、それはいくつかの悔しい高配当と共に顕現した。




 米アカデミー賞 日本語作品が史上初めて作品賞にノミネート
 25日(米時間)に発表    



 これが云うまでも無く、クリント・イーストウッド監督 渡辺謙主演 『硫黄島からの手紙』である。




 先週土曜には、アーリントンカップがあったが、実に、この映画の舞台となった、大戦末期の硫黄島を巡る攻防を、クリントは、日米両方からの視点で描き、日本のキネマ旬報では年間1位『父親たちの星条旗』2位『硫黄島・・』だった。が、アカデミー賞では、前者でなく、後者がベストピクチァ、作品賞候補に選ばれたのである。これをお読みになる頃には、結果が出ているかも知れない。



 そして、アーリントンとは、米国の戦没者らを追悼する国立墓地の地名であり、実にここに建てられた無名戦士の像は、この硫黄島を日本軍から奪取した米国の兵士らの群像を象ったものであり、このモデルとなるピューリッツァ賞受賞の写真が撮られたのが、1945年 2月23日 なのである。その、写真の日付とクロスする週末に、この硫黄島を舞台にした“日本”映画がアカデミー賞の発表の有力候補に挙がり、中山でアーリントンカップが行われるのである。



 この硫黄島、現在は東京都小笠原村に所属し、この南北8km 東西4km 最高標高地点が、擂鉢山で169m という小島。ここで展開された血みどろの攻防で、勝った米兵2万8千強、日本兵2万1千が戦死したのである。想像を絶する戦いであったことが偲ばれる。



 これを寧ろ、日米双方から見直し、改めて不戦の誓いを新たにし、米国では、敵国側から歴史や戦争を見直すという機運がイラク問題もあり、盛んであると言う昨今、この作品がノミネートされ、少なくとも米国民から高い評価を受けている以上、そしてこの対抗とされている『バベル』には、菊地凛子そして日本映画界を代表する俳優・役所広司が出演している以上、どちらが獲ってもこの週末は日本映画の歴史に残る事となる。先週の競馬のテーマの1つ




       硫黄島




である。
 私はこのことから次のように考えを展開させた。



 硫黄島、これは小島である。小島太厩舎、その周辺にテーマが仕込まれ、反映を見ることは間違いない。
 重賞などメインレースでは、小島厩舎の枠に注意すべきだし、平場でも小島をテーマに大きな一発があるかも知れない。



 そして事実、土曜 韓国馬事会杯も、日曜 中山記念も、小島厩舎の枠が発射した。




 また、『優駿』3月号がちょうど24日土曜の発売となり、わたくしは頼りのこの雑誌の最新号を手に執ることなく、土曜の見解予想を配信申し上げなければならず、自信が薄い部分が残っていた。が、開催当日土曜朝、この3月号が届けられると、これを紐解き、読み切り、土曜深夜には、中山記念の2つの連動表を含め、中山記念は中心は5枠だろうが、1枠2番 ローエングリンの浮上が充分考えられること、土曜の結果から、インティライミなど不要であることなどを、お伝え申した。




 『優駿』3月号、これには、各ジョッキーが自ら選んだ、マイ・ベストレース なる特集が組まれていた。このように、発売即開催レースというタイミングでは、読み取りに迅速さが求められる為、逆にもろに『優駿』が使われ、反映を見ることしばしばである。それを如何に素早く、正確に読み取るか、それも記事の表面でなく、仕込まれたニュアンスをどう読み解くか。皆様も、『優駿』最新号を読まれ、探られただろうが、わたくしと勝負なされたらよい。




 10人の現役ジョッキーが、思い出の、好騎乗レースを回顧し、語っている(という体裁だ)が、当然これら付録DVDにも収録されたレースと、各ジョッキーの枠ゼッケン、これらと合致するものを、日曜の出馬表の中に探した。すると、2人の騎手が、自ら語った思い出の枠ゼッケンで出走するレースが2つだけ見つかった。




 安藤勝己  思い出・2005年天皇賞・春 スズカマンボ  5枠10番



 日曜阪神 8R  5枠10番 メガクライト  1着  単 310円




 後藤浩輝  思い出・2006年JCダート アロンダイト  3枠 4番



 日曜中山10R  3枠 4番 トップガンマン 1着  単 330円




 共に1着し、自信を持って買える単勝だった。殊に後者には、これ以外強力な押しが別のレースで示されていた。




 さらに、わたくしは、この マイ・ベストレース の特集を見ていて、直ぐに不自然なことに気が付いた。多くのジョッキーがGⅠ初め重賞競走での自分の勝ったレースを選んでいるのに、またそれが自然なマイベストの選択であろう筈なのに、一人だけあるジョッキーがGⅠ競走ではあるが、自分が負けたレースをわざわざ選んでいるのである。どう考えてもおかしい、不自然である。




 田中勝春  思い出・1993年天皇賞・秋 セキテイリューオー




 このレース結果を見る。



 1着 4枠 8番 ヤマニンゼファー   柴田善臣
 2着 1枠 2番 セキテイリューオー  田中勝春




 この首差でわずかに、しかもかつて自分が乗ってGⅠ安田記念を勝った馬に、敗れたことを、勝春が悔しく、印象深い、という理由で選んでいるのである。問題は、ジョッキー本人の思惑などでは全く無く、『優駿』が、つまりは競馬会がなぜ、これをこのタイミングでここに示してきたか、その内奥の意味こそがポイントである。



 土曜、わたくしは復帰の柴田善臣の発射は必至と見て、発射オーライ と見解に書き記してお送りした。



 土曜中山9R きんせんか賞 わたくしはこの ショウナンタレント柴田 の枠を好しと見て、推奨した。結果は1着で 1-1。この枠はこの日2度目の 武士沢 柴田の組んだ枠であり、ショウナンタレントが二ノ宮厩舎であることから、武士と組んだ二ノ宮。わたしはこれを『硫黄島・・』の渡辺謙の栗林中将と並ぶ二宮和也クンと読んだのである。
そして、この土曜中山のメインでは、小島厩舎と組んだ、4枠の柴田 ジョリーダンスが 単 920円 で優勝した。




韓国馬事会杯



 4枠 7番 ジョリーダンス    柴田善臣
 4枠 8番 アドマイヤカリブ   田中勝春     小島太厩舎



 硫黄島=小島の枠であり、93年天皇賞・秋と同じ4枠の柴田の1着であり且つ又、93年天皇賞の1、2着騎手同居の枠が1着した。明らかに、3月号のマイ・ベストレースを示唆に使った仕掛けである。このことに確信をもたらされた私は、日曜中山記念に向けて、次のように思い巡らした。硫黄島と、田中勝春セキテイリューオー。実は、



   硫黄 = いおう(りゅうおう)= セキテイリューオー



では無いのか。その為にこの、『硫黄島・・』の週、敢えてこのような不自然な形で示された理由ではないのか。



 1枠2番 セキテイリューオー これは中山記念の連動位置、1枠2番 と合致する。ただ、ローエングリンという老齢8歳馬、05年の4月以来2年近く、勝つどころか2着も来ていない馬が買えるかどうか、という選択が残った。




 93年天皇賞・秋がポイントなら、土曜が4枠の柴田なら、日曜がセキテイの1枠2番でもよいはずだ。




 土曜の阪神10R 御堂筋ステークス わたくしは『硫黄島からの手紙』を思えば、前の週の 1番人気3枠 ポップロック での2着に終わったペリエの 3枠 ダークメッセージ これこそが手紙、祖国のために死ぬ覚悟であることを家族に宛てた手紙そのもの=メッセージと読み、大勝負した。単 220円 枠連 2-2 は130倍の万馬券である。



 また、土曜中山2R お勧めしたのが、この午前中最大の大勝負、6枠12番 コマンドールクロス である。何故この馬なのか。アーリントンの当日だからである。これは 勲章 から名づけられた名前だそうだが、コマンダー=(戦争の)司令官 クロス=十字架 と読めば、多くの功労ある戦没軍人の墓地が並ぶアーリントン国立墓地の墓石、そこに立てられた十字架は、アメリカなどキリスト教国の墓地では普通の光景である。ぴったりだ。1着 単 980円 


 これらで、硫黄島がテーマになっていることは明らかとなった。



 『優駿』先週の該当ページは、81 51 16ページ。



 81ページ、ディアデラノビア の紹介だが、この角居厩舎は、土曜メインアーリントンカップの1着 トーセンキャプテン 角居厩舎 で実現した。わたくしは、このレース7枠14番 ローレルゲレイロ を、ゲレイロ=戦士 という意味のスペイン語で、アーリントンの戦没者にピタリで間違いないと申したが、このトーセン ゲレイロの人気2頭で決まり、しかも、



   ディアデラノビア = 恋人の日



という意味であり、この馬が今年1月末に京都牝馬特別で2枠4番で勝った時、この馬は、バレンタインのサインであり、バレンタインステークスでは2枠4番に注意と申し、事実2月10日の東京メイン バレンタインステークス では2枠4番 アポロノサトリ が勝ったが、この日のアーリントンカップは実に



 1着  2番 トーセンキャプテン
 2着 14番 ローレルゲレイロ



で、2番14番 2月14日 正しく恋人の日=バレンタインデー の日付で決まると言うおまけ、いや向こうのサインがきっちり放たれていたことを実感する。




 51ページは、地方馬で中央GⅠフェブラリーステークスを制した、メイセイオペラを示していたが、このレースを紐解くと(以下そのまま引用)




 ・・・意味が気になる 51ページ メイセイオペラ だが、この馬の制した99年フェブラリーステークスの 優勝枠は 



 5枠 9番 メイセイオペラ     菅原 勲
 5枠10番 タイキシャーロック   横山典弘




 2着は6枠12番 エムアイブラン 武豊。これに対し、中山記念では



 5枠 9番 エアシェイディ     横山典弘
 5枠10番 タイガーカフェ     田中 剛   小島太厩舎




 これは、メイセイオペラを利用した、5枠 横山 の示唆に見え、しかも、わたくしが今週のテーマではないかと再三申し上げている、黄色い5枠の小島 で、硫黄島が完成して見える枠でもある。





                            (以上)




 この様な事前見解の通り、ピタリと 中山記念は、1枠2番と硫黄島の5枠 横山で決まった。



 ちなみに、16ページは、熊沢のマイ・ベストレースであの、91年 ダイユウサクでマックイーンを破った有馬記念。このレースの 1-5 と全く同じの、1-5 に帰する。枠連でも20倍である。



 さらに、申し添えれば、3月号付録DVDのパッケージをご覧頂きたい。安藤勝己のマイ・ベストレースが2005年天皇賞・秋 と、春と秋を取り違えて記されている。無論これは誤植などではなく、サインである。5-8 スズカマンボ の05年天皇賞・春のはずが、05年天皇賞・秋 あのロブロイがヘヴンリーロマンスに敗れたレースを騙っているのは、この天皇賞・秋と同じく、中山記念が1枠と、横山の2着(ゼンノロブロイ に対するエアシェイディ)で決まることをさりげなく伝えた代物である。




 残念な悔しい事柄を1つ。



 日曜、わたくしはメインで大勝負したが、平場で大きいところが見えず、取れなかった。終わったあと、新宿の高層ビルのさる料理屋で酌んだが、道々、日曜中山7R



   1着 6枠 7番 トーセンジョーカー
   2着 3枠 3番 モンブランカフェ     小島友一 小島厩舎



  枠連 5460円   馬連 9700円




 この結果を睨み、硫黄島がテーマの週、小島騎手に小島厩舎のこの馬。何故手を出せなかったのか。悔いつつ、考え込んだ。



 硫黄島で、両軍戦闘のポイントとなった、島の最高標高地点・擂鉢山(すりばちやま)。この擂鉢とは、このモンブランカフェで、実はコーヒー豆をする(擂る)ことに託されていたのではないか。モンブランカフェという、白い山は、カフェでコーヒーを擂鉢山 と掛けられてこの馬がこの日選ばれたのではないかと考え、席に臨んだ。この話をしたら、この席でさる方から、次のような事柄を伺った。




 モンブラン   という、フランス菓子がある。これは円筒型を擂鉢状にくりぬき、そこにクリームを流し込んで作るものだと言う。出来上がりは、円錐状=擂鉢状の穴の形 になる。さらには、このモンブランは、栗を使ったクリームを使うのが一般的だそうだが、これは明らかに硫黄島で日本軍を指揮した、渡辺謙が演ずる 栗林忠道中将 を模していることからも、硫黄島の山頂に相応しいものと見做される。
 その方(男性)の母上が、菓子に詳しく、そのことを聞いたことがある、と仰るのである。



 モンブランカフェ  小島騎手 小島調教師



 これは、これ以上ないほど、しかし分かる人にのみ、この週のテーマ=硫黄島 そして、アーリントン墓地の無名戦士の墓のモデル、擂鉢山の星条旗 これをアカデミー賞の週末にくっきりと映し出した、競馬会の見事な甘味作品であること、改めて実感した。




 わたくしは辛党で、甘いものに興味がないが、世の森羅万象の知識を競馬に総動員しなければならず、わたくしは、近代的教育は受けているが、格別な博学・知識人でもない。ただ普通の人でも、モンブランで硫黄島を着想する頭の働かせ方こそ、ただの教養に勝る馬券術なのである。



 今度、苦い思いで、モンブランでもつまんでみる積もりでいる。




 アカデミー賞『ディパーティッド』だった模様。



 主演女優賞 『クイーン』のヘレン・ミレン。8月のクイーンステークスに反映を見るのだろうか。それとも、エリザベス女王のお誕生日4月21日にオープンする、フジビュースタンド、東京競馬場のリニューアルオープン開催の週に・・・ おっと、喋り過ぎ。




 アカデミー賞の週、スクリーンヒーローなど来るのは当たり前ではないか。





 JRAホームページの2月の うまうまクン が猿と共に温泉に浸かっている。これは オーシャンエイプス を買えという事と読み、買ったら来ない。おかしいと首を傾げていたら、この2月最終週、




  ローエングリン   =   老猿(ろうえん 上野の西郷さんを彫った高村光雲の傑作)




で出現した。ローエングリンは、白鳥の騎士であり、引退調教師を送る意味(白鳥の歌=別れの歌)を帯びた、8歳馬の意地だったのである。



 もう1つお話すれば、土曜中山最終12R オーデコロン 単 7940円 2着 エンドレスビジネス 6枠のゾロ目 11番12番 26120円 私も手が出なかったが、今思うと買えたような気もするのだが、明らかにこの オーデコロン は1年前のこの日の回顧・記念である。



 1年前の2月24日に何があったか。現地時間では23日だが、日本とヨーロッパの時差を思えば、日本人は翌日24日朝、即ちこの土曜のレース当日に見ていたはずだが、アジア史上初、女子フィギュアでアジア女性が金メダルを獲得した。無論、トリノの荒川静香さんである。この オーデコロン = 香 とは、明らかにこの荒川静香さんの香である。これとエンドレスビジネス、終わりなき業 とは、23日誕生日の皇太子様を寿ぎ、皇室のいやさかをあわせて願ったものであろう。競馬はその日の歴史を踏まねばならない。馬が勝手に競走しているなどとは、とんでもない誤解に過ぎない、負け組の常識である。



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