覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

1月14日

2006年01月12日 14時16分51秒 | Weblog
 1月14日は、角さんのライバルと娘 田中眞紀子 と福田赳夫 のお誕生日である。家ではねっかえると「1月14日生まれに碌なものはおらん。お前なんかもっと早いか晩く生まれておればよかったんじゃ」と角さんのだみ声が響いたことであろう。さらに三島由紀夫氏、正月ウイーンフィルのニューイヤーを振ったマリス・ヤンソン氏も生を享けている。
 また同日は 愛と希望と勇気の日 南極のタロ ジロ が生存確認された日であるという。



 豪雪で新潟のご苦労を思うと、眞紀子さんにまつわり、田中勝春に発射してもらいたい。急な日射で全層雪崩にも悩まされるとなると、愈々インティライミさようなら。



 さらに、1853年クロフネに沸く東京競馬場 あいや江戸は中村座で「与話情浮名横櫛」という超人気の名作歌舞伎が初演された日であるという。歌舞伎に詳しくない方も、斬られ与三 春日八郎の「お富さん」と申し上げればお分かりであろう。
 しがねえ恋の情けが仇ぁ~ で始まる名調子は、わたくしも先代団十郎を聴き込んで、さんざん真似をしたものである。



 この浄瑠璃に与三郎の相方で登場する小悪党が 蝙蝠安 (私が慣れ親しんでいたのは先代の勘三郎だった)、これとヤンソンスの振ったニューイヤーでヨハン・シュトラウスの代表的オペレッタが「ディ・フィーダマウス」(こうもり)であることを重ね合わせると、こうもりに今週注意したいし、また当然柴田善臣の発射が必至となるのである。余談だが、これに亡くなった歌右衛門のあだっぽいお富 が揃えば、昭和有数の名舞台となるのは当然であり、今これだけの配役は用意し得ない。仁左衛門 雀右衛門か玉三郎 蝙蝠安 が当代勘三郎 では腰が抜ける。かつて、1月14日競馬 安田富男 が発射したことであろう。

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