気温も上がり、蒸し暑さを感じる季節がやってきましたね。
ここ斐川町は稲の苗も徐々に伸び始め、水面に写る築地松の風景が、青い早苗に隠れそうになってきましたよ。
このところ、夜間でも20℃を下らない気温に、ちょっとうんざりしているヒゲ専務ですが、皆さんの地域はいかがですか?
東日本の皆さんは、夏場の電力不足をスーパークールビズで乗り切ろうとしているみたいです。
節電対策は「今だから」ではなく、日常的に考え実践していくことが必要なんですけどね。
とはいえ、快楽を一度覚えてしまった人間は、簡単には元には戻れませんもの。
もしかしてこれは、便利すぎる機器に頼らなくてもいい、人間らしい生活を取り戻すチャンスなのかも知れません!
とはいえ、島根の田舎で、田んぼに囲まれいつでもさわやかな風が吹き抜ける弊社と違い、コンクリートジャングル(たとえが古い・・笑)の都会やその周辺では、現実的では無いかも知れませんね。
そこで今日は、暑さ対策に関連したリフォームの話題を取り上げてみます。
基本は窓廻りのリフォームとなるのですが、窓をペアガラスに替えれば暑さが防げると思っていませんか?
確かにペアガラスは、断熱効果の高い窓ガラスですから、熱の出入りは単板ガラスよりかなり少ないと言えます。
しかしやっかいなのは、光を採り入れると言う基本目的を持つ窓は、同時に熱も取り込んでしまうのです。
赤外線を含んだその光を、取り込もうと思えば思うほど、同時に熱についての対策が必要となります。
そこで登場するのが、Low-E(ろーいーと読んで下さい)ガラスです。
どっかで聞いた事のあるような~と思われた方も有るんじゃないでしょうか?
このガラスの特徴は、ガラスの表面に特殊な幕がコーティングしてあり、光は通すが赤外線、いわゆる熱線は遮断するといった優れもの。
100%カットでは無いにしろ、紫外線も同時にカットしてくれますので、畳やカーテン、家具などの日焼けも防止してくれます。
サッシ窓の枠をそのままに、アルミ建具にはめ込まれているガラス部分だけをはずし、Low-Eガラスに入れ替えるだけ。
簡単ですので取り替え費用は小さくて済みますが、ガラス自体が結構高価ですので、西日の当たる窓だけでも遮熱の出来るLow-Eガラスに交換してみてもいいかも知れませんね。
最近では、遮熱フィルムでも優れものが出てきていますので、一般的なペアガラスのお家であれば、このフィルムだけで十分かも知れません。
ちなみに弊社事務所、ヒゲ専務の背中にある西向きの大きな窓は、これから夏に向けて強い日差しをいっぱい取り込んでくれます。
節電ムードの漂う昨今では、簡単にエアコンをつけさせてもらえそうになく、何とか対策をとみんなで考えて見ました。
そこで出された「緑のカーテン構想」はいいのですが、ゴーヤでも朝顔でも、ツルが伸び、葉が生い茂るまでの日数を、実は誰も計算していないことが判明!
Low-Eガラスに変えてくれそうな雰囲気もないのに、いまだ苗どころかネットも張ってないなんて・・・
夏が来てから植えたりしたって、ぜんっっっぜん間に合わないんですけどっ(怒っ)!!
では又っ!