一昨日から突如、初夏を飛び越え一気に夏になりましたね。
気温もぐぐっと上昇し、30℃をとうとう超えてしまい、ついでと言ってはなんですが、夜もしっかりと暑くなりましたね。
海にぷかぷかと浮かべる夏はとっても好きで、山から一転、海へと足が向いてしまいそうなヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
最近のもっぱらの話題が節電中心になっているこのご時世を反映して、ここ最近の電化の動きには一定の法則めいた流れがありますよね。
「どうせなら温水器はエコキュートでしょう」となるのは、ある意味必然的と言って良いかもしれません。
以前のように、お得感からエコキュートに決まるのではなく、震災以降は節電意識や非常時の温水確保と言った観点から選択されることが多くなったように感じています。
しかし、エコキュートにしても電気温水器にしても、その特徴・特性を理解していないと、不便を感じてしまうこともあります。
今回は、そんな注意点の一部分を記しておきますので、参考にしてくださいね。
先日打ち合わせ中に、4人家族で有ればタンク容量も370㍑で十分なはずなのに「足りないと思いますが・・・」とおっしゃる方がありました。
不思議に思い詳しく聞いてみると、ある誤解をされていることが解りました。
話によると、たまに家族4人で実家に帰りお風呂にはいると、必ず最後は水風呂になるとおっしゃいました。
実家の温水器は460㍑なのにそんな調子だから、私達4人で370㍑じゃ足りないと思うとの事でした。
しかしそれこそが誤解で、460㍑で足りなくなる原因は、突然使用量が増えることにつきるのでした。
その理由は、最近の賢いマイコン制御された温水器は、節電タイプになっているからなのです。
それでは、いったい何が「節電タイプ」なのかといえば、タンクの中の水を全部温水に換えないで、その家族の使う量だけしか、沸かさないからです。
温水器を使い始めて一週間の使用状況をデータとして蓄積し、その家族に最適なエコで省エネの沸かし方をしてくれるのです。
ここまで言えば、なるほど!と思われた方も有りますよね。
そう、前日の夜に深夜電力を利用して沸かしたお湯は、突然帰ってくる息子家族の分までは用意されていなかったのです。
よってこれが、賢くて融通の利かない「マイコン制御」というシステムであると、ご理解頂ければ幸いです。
だからと言って「やっぱり温水器なんて選ばなきゃ良かった~」なんて思わないでくださいね。
そんな時のために、温水器のリモコンには、非常時のための「沸かし増しボタン」や、増える家族を見越して事前に設定できる「常時お湯の満水」(メーカーにより表現は違いますが)ボタンもなども用意されています。
でもそのときに使う電気は深夜電力では無い場合が多く、割高になることが有りますので注意が必要です。
だからこれは、あくまで日常ではなく、非常時としての対応処置と思ってくださいね。
ところで前回の続き、我が家の家猫2匹のうちのロン(虎猫・女子)はある特技を持っています。
それはナント、ドアのレバーハンドルに飛びつき、上手にドアを開けてしまうことです。
最近のドアは、円形のドアノブではなく、操作の楽なレバーハンドルになっていますよね。
しかしそれこそが問題で、人に優しく・・・の筈が、家猫に優しく・・・となってしまったのです。
特に、かわいがってくれる高校生の娘の声が部屋の中で聞こえていると、確実に開けて入ってきます。
しかし、開ける事に慣れてしまうと、私達が留守中にでもレバーハンドルの付いているドアなら、トイレだろうと物置であろうと、全て開けてしまうようになりました。
趣味なんでしょうか?
仕方なく、小さなフックをドアの上部カドに取り付け、不自由な生活を強いられている私達をあざ笑うかのごとく、最近娘が見たロンさんの行動とは・・・
横桟の付いている居間のガラスドアに写ったその動きは、明らかに上部カドに付いたフックをねらい、身体を斜めにくねらせる姿・・・
開けるのも間近か? マジか~~っ!!!
では又っ!