●そろそろかなと行ってみたら,一輪だけ咲いていた。
梅雨明けも近いようなので,これから次々と咲くのだろう。
●クサレダマは腐れ玉?かわいそうな名前だなと
思っていたが,とんだ思い込みだった。
■クサレダマ(草連玉,サクラソウ科)
和名はマメ科のレダマに似て、草本であることに由来する。
別名、イオウソウ(硫黄草)。
花期は7-8月。茎の先端または葉腋に円錐花序をつけ、多数の
花をつける。線状の小さな苞があり、萼は深く5裂する。
花冠は黄色で径12-15mmになり、5深裂する。
果実は径4mmの蒴果となる。
※レダマ(麗玉、学名:Spartium junceum)は、マメ科
レダマ属の落葉低木である。レダマ属の唯一の種で、花木
として庭などに植栽されている。
花は通常6月ころに咲き、直径2cmくらいの明るい黄色の
蝶形花で、開花期には木全体が花で覆われる。
強い香りがあるが、やにくさい、あるいは安物のポマードを
連想させるにおいで、日本人では好き嫌いが分かれる。
日本には江戸時代初期に渡来して庭木などに利用された。
性質が強く、アメリカ合衆国中西部や南アメリカ、オースト
ラリアなどに帰化しているが、湿度の高い日本では、開花
させることはできるが、比較的短命で枯れることが多い。
(ウィキペディアより)
●林内を歩いていたら,初対面の植物が生えていた。
花の形からラン科かなと調べたら,本種に行き当たった。
■オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草,ラン科)
里山~低山地の林内に生える多年草で、ノヤマトンボやノヤマ
ノトンボソウなどの別名があります。土の中の微生物 (いわゆ
るラン菌)と共存しており、相性の良い種類のラン菌がいる場
所でのみ生育が可能です。
ラン科の植物は、花のかたちがとても複雑で、ユニークな種類が
多いのが特徴です。トンボソウもその一つで、花のかたちが
まるでトンボの飛ぶ姿に見えることから名前が来ています。
ミズトンボ、ムカゴトンボなど、名前にトンボが入るランは案外多い
ものです。他にもコオロギラン、ジガバチソウ、スズムシソウなど、
ユニークなかたちの花を昆虫に見立てて、名前がついたものも
少なくありません。(野田市HPより抜粋)
●花の形は確かにトンボに見えなくもない。
花の中を正面から撮ろうと,翌日もう一度見に行ったが,
なぜか見つからなかった。
音楽:ドヴォルザーク「4つのロマンティックな小品」Op.75 第1曲 カヴァティーナ
クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/
■ヴァイオリンの奏でる旋律も美しい隠れた名曲
『4つのロマンティックな小品』はドヴォルザークが1887年に作曲し
出版された、全4曲からなるヴァイオリンとピアノのための小品集です。
この作品は、『弦楽三重奏のためのミニアチュール(バガテル)』
Op.75aという、ヴァイオリン2つとヴィオラひとつのための弦楽曲
から改作されています。
ドヴォルザークはこの弦楽三重奏版の小品集に満足していましたが、
直ちにヴァイオリンとピアノのための編曲にも取り掛かりました。
この新しい版をドヴォルザークは『ロマンティックな小品集』Op.75と
呼び、作曲年代として自筆譜の終わりに「1887年1月25日」と
記入しています。『4つのロマンティックな小品』は、ベルリンの
出版社ジムロックより出版されました。
(クラシック名曲サウンドライブラリーより抜粋)
●ネムノキの透明感にこの曲が合っていると思う。
ネムノキはもう少し前に見たかったので,来年再挑戦しよう。
音楽:リャードフ 3つの小品作品52 No.2 ワルツ
MIDI Classics http://windy.vis.ne.jp/art/index.html
■アナトーリ・リャードフ
サンクトペテルブルクにおいて音楽家の一家に生まれる。マリインスキー劇場の初代首席指揮者を務めた父コンスタンティン・リャードフから、1860年から1868年まで非公式に音楽教育を受けたあと、1870年からペテルブルク音楽院でピアノとヴァイオリンを学んだ。
やがて器楽演奏の学習を断念して、対位法とフーガの研究に熱中するが、それでもなおピアノの腕前は達者だった。リャードフの生まれついての楽才は、とりわけムソルグスキーから高い評価を受け、リャードフは「ロシア五人組」と関係するようになった。
リャードフのピアノ曲は、楽想の展開や構成、旋律、書法において、ショパンの影響がとりわけ濃厚であ
る。しかしショパンの《バラード》や《スケルツォ》に類する作品をリャードフは残さなかった。
(ウィキペディアより)
●ちょっぴり神秘的なこの曲は,梅雨曇りに突然現れた日差しを思わせる。