49歳で電車の運転手になった男の物語です。
中井貴一が演じる筒井肇は小さいときの夢、電車の運転手。
一流企業に勤める49歳。ちかじか、昇進も決まり会社での立場は確立。しかし、家庭を顧みない肇から、妻や娘の心は離れる一方。そんなある日、田舎で1人暮らしの肇の母親が倒れたとの連絡が入る。追い討ちをかけるかけるように、同期の親友が事故死したと言う知らせが。
久しぶりに帰った故郷で肇は思う。上り調子で来たはずのこれまでの人生。ただ目の前の仕事に追われ、走り続けた日々。家族を気づかう余裕もなく、母親にはまだ親孝行のひとつもしてやれていない。気がつくとすっかり息切れしている自分がいる。
「こんな人生を送りたかったのか・・・」
そして肇は決意する。子供の頃母親に語った自分の夢、バタデンの運転手になることを。
50前の男。母親が住む田舎の電車の運転手になることに、回りから何を言われようが努力で勝ち取る事に成功。
毎日同じ線路運転するが、乗車するお客は違うし、毎日天気は違う。
神経使う仕事。その時その時臨機応変に対応しないと何が起こるかわからん仕事一つ間違えば人命に関わる仕事と思いました。
何かをやりながらでも優しい気遣うわすれずにくらせるように努力せよ。見てて感じました。
今の世の中当てはまる事、高齢化、子供の事、考えさせられました。