Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

研修会で

2006-12-13 | 子ども
今日、滋賀県庁で催された「しがこども体験学校ステップアップ研修会」に参加してきました。

公民館、行政、民間企業、施設、NPOなどの方々が参加し、新しい出会いや久しぶりの方々との交流もありました。

午後から、「こども体験学校のアイデアを出しましょう」ということで、子どもや社会の未来像や新しい活動の企画、パートナー、提案、事業にかかわる人のパワーアップなど、様々なことでアイデアを出し合いました。

全部で8つのグループに分かれ、そのアイデアをまとめたものを展覧しました。
そこで、最初に思ったのは「表現の仕方が違うぞ」ということ。
同じお題で、個人がポストイットに記入し、グループで分けていったのですが、

お題通りに分けるグループ


樹の形にしたグループ
活動の根っことなるもの、幹となるもの、枝葉になるものと分けておられたようです。


様々な活動などのアイデアが、将来の子どもたちへつながっていることをイメージしているグループ


子ども像や社会像があり、それからつながって活動があるグループ


そして、私のグループは、出てきたものをキーワードでつなげていきました。


各模造紙を見ていると、表現は違えど、子どもや社会への思いは同じ所。
今の子どもたちを体験活動を通して、素晴らしい未来へとつなげていこうとすること。

思いは同じ。しかし、表現や方法が異なる。
表現や方法が異なれば、子どもや社会全体への伝わり方が異なる。
自分の表現や方法は何か?それは誰に伝わり、どのように伝わっている?
常に考えていかなければと思いました。

全国子どもワークショップフォーラム

2006-11-28 | 子ども


25日の土曜日から昨日27日の2泊3日
島根県三瓶で催された「全国子どもワークショップフォーラム2006」に参加してきました。

webサイトはこちら →全国子どもワークショップフォーラム2006 報告もこちらに掲載されるそうです。

フォーラムが開催されるまでの実行委員会の方々の歩みが公開されています。
今回、参加することになったきっかけは、そのつくっていく過程があったからです。
様々な地域の人々と出会い、思いや問題点を洗い出し、ひとつのフォーラムへとつくっていくことが魅力的な場であると思いました。

参加者の立場で、ワークショップを体験し学び多い場であったと思います。
コンテンツよりプロセスから学んだことが多く、これからの子どもをはじめ人との関わりへの変化のきっかけになりそうです。
この場をつくった全ての人に感謝。

picture:三瓶山の3日目の朝 頭の中と同様にもやがかかっていました。
今は、整理はできていませんが、すっきりしています。

事件に思う

2006-02-25 | 子ども


最近子どもが被害者となる事件が多く、報道を聞く度につらい。

なんで、子どもが被害者になってしまうんやろうか?
子どもって、親の、家族の、地域の、社会の、人類の、未来・希望・夢。
そして、そこにいるだけで愛すべき存在なのではないのか?

難しいことは言えないが、

私が子どもの頃を思い返すと、

近所の子どもたちだけで、放課後山へ行ったり川へ行ったり、
お兄さんお姉さんとの関係があり、また小さい子どもたちを混ぜての遊びをしたり、
隣の地域の子どもたちと争ったり、一緒に遊んだり、
そして、お母さん方が井戸端会議をしながら子どもを見ている。
時々、誰かのお父さんも一緒に野球したり、さらには新聞配達途中のおじさんも混じっていた。
飛んでいったボールがご近所さんの庭に入るとアウトで、「こんにちはー」って言いながらずかずかとよそ様の庭にボールを取りに行っていた。

今思うと、子どもがそんじょそこらで自由気ままに遊べるようになっていた。
田んぼに入ったり、庭を通りすぎたり、秘密基地をつくっても良かった。
その学校から帰った子どもたちの遊び声や走る音が、地域の音であった。

子どもが少なくなり、声も聞かれなくなり、地域の音がなくなっている。

「子どもが遊ぶ音がしない」
なんと寂しい社会だろうか。
事件が起こるたびに、子どもは家の中へ閉じ込められていく。
そして、どんどん地域は寂しくなる。

政府や行政だけの責任ではないだろう。
大人全員の課題だ。

雪あそび

2006-02-04 | 子ども


遊びの達人教室で、雪あそびでした。
一年前にスケジュールを立てて、今日は雪あそびの予定にしていたのですが、
きっちり雪が降りました。いつも節分近くは一番寒くて、雪が降っているのです。

子どもたちとサポーターで、雪合戦や鬼ごっこで大はしゃぎした後は、ちょっと落ち着いて。
いつもの森は、想像以上に雪がふわりふわりと積もっていました。
子どもたちと雪に寝っ転がって、空を見上げると、流れる雲やお日様が見えました。
なんだかやらかーい布団に包まれているよう。
(子どもに雪を投げられそうで、気持ちよさに浸っている余裕はなし)

子どもにとっては、雪は最高のあそび道具です。

森はぼくわたしのいのち!

2006-01-16 | 子ども


大津市スポーツ少年団が大津市上田上一丈野で、「森はぼくわたしのいのち!」として滋賀森林管理署の協力で、森づくりをしておられます。

大津市内のスポーツ少年団の子どもたちが、学期に一度以上森へやってきて、普段のスポーツの練習や試合とは違った、「森の体験」をします。

昨日はその4回目。
石山と瀬田から80名の子どもたちと保護者や指導者が森にやってきました。

ネイチャーゲームや低木の伐採、森林内ハイキングなど、普段と違う環境に子どもたちは、はしゃいでいました。(保護者の方々はハイキングで「足があがらんわぁ」とお疲れの様子)
初顔合わせの私にも分かるほど、スポーツに真剣に取り組んでいる時とは異なるリラックスした表情を見せていたようです。

この森がある大津市上田上桐生は、その昔大仏殿や都の建設、築城のために木々が切られ、瀬田川を経由して運ばれて使われたため、明治には禿山でした。
当時の人々の努力によって、私たちが子どもたちと遊べるほどの森に回復しつつあります。デ・レーケによるオランダ堰堤もその功績の一つです。

picture:逆さ観音。鎌倉時代に彫られた道標の磨崖仏でしたが、下流のオランダ堰堤の建設によって、ずり落ちて逆さになってしまいました。
真ん中が、阿弥陀如来、左右が、観音・勢至菩薩です。