Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

順序良く

2013-10-31 | 自然


10月の中ごろのお話。

長浜市で、ちっちゃな子どもの親子自然遊びの指導をさせていただきました。
会場は、図書館に併設されたひろーい芝生と木々のある、ほっこり過ごせそうな場所でした。
芝生で走って、見つけたカマキリに驚いたり、ドングリを一つ一つ丁寧に拾ったり、ハーブの臭いにびっくりしたり、最後はお空を見上げて、雲の動きに親子でゆったりしてもらいました。

木を見上げると、なんとカエルがいっぱい。
前日に、芝生広場を刈り込んでくださったようです。(子どもたちのために切ってくださいました)
草むらから飛び出たアマガエルたちが、木に登って過ごしていました。
みんな順番を守って、じっとして。
芝生にいるカエルさんを追いかけていた子どもたちも、「木にカエルさんいっぱいいるで~」と不思議な様子でした。

自然災害

2013-09-17 | 自然
特別警戒警報が出た昨日の16日、台風がやっと過ぎ去ってくれました。
あまり自然災害の影響が少ないと言われている滋賀県ですが、県内でも多くの被害があったようです。
ありがたいことに、我が家ではヨシズが千切れたり、いつまでも出していたゴーヤーカーテンがぶっ壊れたりした程度で助かりました。

16日のお昼ごろ、出かけなければいけないことがあり、名神と国道1号の逢坂山の通行止めの影響が大きい道を避けていたところ、野洲川の状況を見ることができました。



守山市と野洲市の市境、川田大橋を右岸から見ています。
左岸の河川敷公園は完全に水に浸かり、簡易トイレの屋根が小さく見えていました。
野洲川の下流域ですが、台風の大雨を受けて泥水が轟々と流れています。



こちらは、湖南市の中郡橋です。
橋げたに当たる水の強さを見て、恐怖を感じました。
こんな流れに巻き込まれては、人どころか建物や家もひとたまりもありません。


上流方面を見ています。

まだまだ、各地で被害が報告され復旧もまままならい状況もあるとのことです。
自然災害に対する防災を考え、心の準備、物質的な準備も必要です。
滋賀にいると、災害とは少し離れた感覚で暮らしてしまい、自然からの恩恵だけを受けている日々なのですが、本来は自然の真っ只中におり、これまで幾度となく暴れる自然と共に生きて来たのが人間の歴史であることも感じました。

びわ湖

2013-08-21 | 自然


今年もびわ湖フィッシャーマンズキャンプが終わりました。
子どもたちと、漁師さんの漁船に乗って、漁を体験させてもらい、網の手入れなどお仕事の一部も教えてもらいました。

漁師さんのびわ湖観、魚を取るための感覚には驚かされます。
「漁師は、天気を勉強せなあかん。風、気温、雨、湿度、月の様子でも全部魚は違う。」
実際、半月より月が出ていると、魚は網が水中で見えているようで、取れないとのこと。
また、「毎日NHKのニュース見て、外れると怒ってるんや」なんて言葉も。

そして、毎回活動時には、漁師さんの手を見ています。
黒く焼けているのはもちろん、指が太く強い。
細い網を丁寧に扱いつつ、かつ1人で網を何百メートルも上げたりしておられる手に、漁師さんとしての歴史を感じます。
一方、私の手を見ると、力強さや繊細さもないなぁと。
漁師さんの焼けた顔のしわと同様に、人生のしわを刻んでいきたいと感じる2泊3日でした。

子どもたちのふりかえりの中に、漁師さんの仕事の大変さを強く、かつ熱く感じる言葉がありました。
びわ湖から、漁師さんから、これから子どもたちが生きていく上で大切なものを得てくれたかと嬉しく思います。

田んぼで生き物探し

2013-06-27 | 自然


田植えが終わった梅雨の晴れ間、子どもたちと、八日市の田んぼで生き物探しをしました。

田んぼの水たまりに、網を入れると、たくさんのおたまじゃくし。
最初は、おたまじゃくしやアマガエルを喜んで取っていた子どもたちも、すぐに飽きて、隣の川へジャブジャブと入り始めました。
アメリカザリガニやトノサマガエル、タニシに、ヤゴ、ヨシノボリ、カワムツも取れました。

水の中だけでなく、空中の生き物も。
サナエトンボの仲間でしょうか。
きれいな目玉で、何を見ているのでしょうかね。

今月のブログは、田んぼに、カエルに、トンボと、緑づくしでした。


梅雨を待つ

2013-06-18 | 自然


自宅の裏で、ビニールシートの上で休むシュレーゲルアオガエルを見つけました。

じっーと、じっーとして、雨を待っているようでした。

なかなか降らない雨。入梅は早かったようですが、その後さっぱり。

今晩から大雨との予報が出ていますが、ほんとに降ってくれるのか。

カエルと一緒に待っています。