24日の金曜日、おっきん椋川交流館の竣工式が行われました。
交流館は、栗田さんの元ご自宅で、明治12年(1879年)大谷仁兵衛氏によって建てられ、高島市では一番古い茅葺の農家だそうです。
キャンプでは、子ども達と何度も訪れ栗田さんからお家の作りや歴史など様々なことを教えていただいていました。
昨年度訪れた際は、茅葺を外している途中で、子ども達と「どんな風になるのかな?」と話していたのでした。
美しい黄土色の茅葺は、これまで使っていた茅を多く使い、不足分は琵琶湖の葦や椋川の藁を使って葺き替えられたそうです。
囲炉裏や囲炉裏の上の"あま"(柿を干したりする棚)、展示コーナーなどを再度整備され、地域の交流施設として、また民族的文化施設として利用されるそうです。
椋川の方々も、総出で葺き替えや整備、竣工式までと関わってこられ、村の宝として交流館が出発した日でした。
ぜひ子ども達で使って欲しいとのことで、私達も期待が高まります。
過疎地域である椋川に、地域の人をはじめとして多くの人の関わりで、少しずつ確実に光があたりつつあることを感じます。