
先日、大津を車で移動中のこと。
「ヒッチハイク 草津まで」と書いた紙を持つ男性に出会いました。
おっヒッチハイカーや!初めて見た!、思わず車を止めて乗ってもらいました。
草津まで移動しながらおしゃべり。
7月から東京から四国経由で下関まで行かれ、その帰りとのこと。
四国ではお遍路をされたりと約2カ月強のヒッチハイクの旅のそろそろ終盤だったそうです。
私も学生の時は、ヒッチハイクして帰省したり、駅前や公園のベンチで寝袋で寝たりしていました。
道路沿いで手をあげていると、スーと車が止まり「どうぞ」と声をかけて頂いて、初めて会う緊張感とそれぞれの紹介、ヒッチハイク中の話題などおしゃべりをして、目的地で分かれて行きます。
ほんとにいろんな人が乗せて下さいました。
仕事へ出かける人、帰省中の人、休みでドライブの人、家族連れの人、普段出会うことのない幅の広い人とのたった一回の出会いがありました。
そして、乗せてもらう度に、乗せて下さった人への感謝と次は誰かにその優しさを返したいと思っていました。
その日たまたま乗せることができた人も、東京でヒッチハイカーを見つけたら乗せたいとお話されていました。
また、今回下関への旅の最初に、自転車にするか、ヒッチハイクにするかと考え、自分の力で達成する旅よりも、誰かに感謝しながら行く旅を選んだそうです。
もうそろそろ東京に着いておられるのでしょうかね。
ヒッチハイクだけでなく、誰かにやさしさをもらって、誰かに返していくことを再び思い出した夕方の1時間でした。