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子育て(お父さんヤギの話)

2020-04-21 | あさがら野 子どもと自然舎
仔ヤギのブチヲは小屋の中では、母ヤギと一緒に過ごしています。
ですが、朝オリを開けると、一目散で父ヤギのところへ走っていくブチヲ。
一日のほとんどは、父ヤギのまわりで遊んでいます。

それにつれてか、元々か、父ヤギのブチは父の自覚がだいぶ出てきたようです。
草を食んで、反すうをしながら休んでいる時は、仔ヤギのブチヲが背中に乗ったり下りたりして遊んでいても、しらんぷり。
まるで「ええよ、自由にしたらええで。俺の背中で遊んべるならうれしいで」と言っているよう。


たまたま来られたお客さんが、仔ヤギを抱っこしてくださりました。
すると、ブチが近寄ってきて、ブチヲを舐めたりしていました。
この行動は、今まで母ヤギには必ず見られた行動です。仔ヤギを人間が抱っこすると、必ず心配そうに近寄って来て、仔ヤギを舐めて「大丈夫だよ。お母さんはここにいるよ」と安心させているような行動をします。
ちなみに、抱っこされた後は必ず仔ヤギは母ヤギのところへ行って、乳を飲みます。
それはまるで、「怖かったー、お母さんおっぱいちょうだい!」と言っているようです。


今回、その母ヤギのような行動がブチに見られました。
お父さん、子ども思いやな!(本当のところはどうなのか、分かりませんが)

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