Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

いただきます

2006-02-15 | ライフスタイル


最近何人かの方から「いただきます論争」なるものを聞いた。

『TBSラジオ「永六輔その新世界」(土曜朝8時半~、放送エリア・関東1都6県)で昨秋、「いただきます」を巡る話題が沸騰した。きっかけは「給食費を払っているから、子どもにいただきますと言わせないで、と学校に申し入れた母親がいた」という手紙だ。』
Mainichi INTERACTIVE毎日新聞 2006年1月21日 東京朝刊 記事に対する

賛成派(いただきますと言わせないで派)は、
・お金を払ってるんだから、感謝を言うのは間違いだ
・学校に宗教を持ち込むべきでない
との理由だからそうだ。

「いただきます」という言葉に、たくさんの気持ちが込められている。
料理をつくってくれた人、食べ物をつくってくれた人、それらに関わった人への感謝。
生きている食べ物をいただくことへの感謝。
それを育む自然への感謝。
私たちの食べ物・自然の捉え方や感謝の「こころ」が凝縮されている。

「いただきます」という言葉がなくなった時、私たちの「こころ」がなくなるだろう。

ちゃんと「こころ」を持った人間でいたい。

今津町椋川で頂いた大根を炊いてもらいました。
小さな小さな種から、太陽の光、雨、土からたくさんの栄養を得て、大きな大きな大根になりました。
私の口の中で、炊いた大根のあまさが広がるまでに、どれだけの人の手が加えられたのでしょうか。
「いただきます」

お疲れ様でした と これからが始まりですよ

2006-02-12 | 環境


環境レイカーズでは、京エコロジーセンターにて、「エコメイト養成講座」を受託、実施しています。

昨日、今日はその第6、7回で、企画を学び、来館者に実施する10分のアクティビティをつくり、実施するプログラム。

一連の講座では、体験から学ぶこと、「まずはやってみる」ことを重視して実施していましたが、この二日間では受講生のみなさんが、その意味を理解されたと思います。

チームをつくり、頭が爆発しそうなコンセプトワークから、アクティビティをつくり、それを試行し、フィードバックを受け、何度も練り直す。そして、たまたまやってきた来館者に実施し、評価(反省ではない)する。
練り直す度に、良いものが出来上がっていく、体験学習法のサイクルをまさに体験しておられました。

みなさんエネルギーを使い果たしたようですが、この熱い二日間から学んだことを基に、エコメイト活動へと入っていかれると思います。

今は、熱い心と体ですが、それを忘れずにエコメイト活動、そして京都の各地での環境活動へと広げていかれることを期待しています。

スターリングエンジン

2006-02-08 | 環境


先日、里山フォーラム2006に参加した際、「スターリングエンジン」という言葉を聞いた。
自動車のエンジンなど内燃機関と違い外燃機関で、里山の活動としてバイオマスエネルギーを使って、なんちゃらかんちゃらと、その時はさっぱりであった。

で、たまたま本屋へ出掛けると、「大人の科学マガジン 手のひらの熱で動くエコエンジン」~ふろくスターリングエンジン~とあるではないか。

そのスターなんとかって、文字で言うと・・・

1816年にスコットランドの牧師、ロバート・スターリングが発明したから、エンジンの名前は『スターリングエンジン』。動力源は温度差による空気の膨張・収縮です。ある程度の温度差さえあれば、例えば外気温と手のひらの体温の温度差によっても動きます。スターリングエンジンは、環境問題やエネルギー問題を解決する未来のエンジンとして注目されています。
(大人の科学HPより)

・・・だそうだ。よく分からんが、早速買って(¥2,100なり)、つくってみました。
元々理系の工作好きなので、ドライバー片手に、1時間ほどで調整を行い、あったかいココアのポットを下にして、しばらく温めたのち、回転盤をちょっとまわしてやると、
くるくる回転する。どんどん回る。ずっーと回っているようだ。

中のピストン内の温度差によって、空気が膨張、収縮を繰り返して、ピストンが上下し、それを回転運動に変換している・・・のかな。
説明書によると20度ほどの温度差があれば、回るそうです。

19世紀初頭に発明されたエンジンが、今また注目されているというのは、おもしろい。
当時は、結局見向きもされなかった「ガソリンやディーゼルなどと比べて発揮するパワーは小さいが、とっても小さなエネルギーで動く」ということが、再度見直されている。
大きな力でムダを出しながら、ある水準を保つのではなく、いろんな小さな方法で、少しずつ補完しあうというエネルギー生産に変わっていくのではないでしょうか。
地域ごとに、自然環境や社会状況に合わせて、エネルギーを選択し、全体としてエネルギーのムダが減っていく世の中になる兆しがしました。

雪あそび

2006-02-04 | 子ども


遊びの達人教室で、雪あそびでした。
一年前にスケジュールを立てて、今日は雪あそびの予定にしていたのですが、
きっちり雪が降りました。いつも節分近くは一番寒くて、雪が降っているのです。

子どもたちとサポーターで、雪合戦や鬼ごっこで大はしゃぎした後は、ちょっと落ち着いて。
いつもの森は、想像以上に雪がふわりふわりと積もっていました。
子どもたちと雪に寝っ転がって、空を見上げると、流れる雲やお日様が見えました。
なんだかやらかーい布団に包まれているよう。
(子どもに雪を投げられそうで、気持ちよさに浸っている余裕はなし)

子どもにとっては、雪は最高のあそび道具です。