ECOファームやまぎし★☆ブルーベリーとやさいの農園日記

癒しの森の長野県信濃町、黒姫山の麓でエコな農業を目指してブルーベリーとやさいを作っている家族と仲間の話です。

味噌造り(仕込み編)

2009-03-08 11:24:33 | 農園日記
さて、味噌造りです。
まず大豆を煮ます。本当は蒸したほうが栄養分が溶け出さない
ようなのですが、大きな釜がないので茹でることにします。
そういえば昔の本家で親戚が集まっての味噌造りは庭に大きな
釜を用意して大豆を蒸かしたような気がします。

今回の大豆は8kg、5回に分けて茹でました。



麹は”あらしお”とよくまざておき、5回分に分けます。






そして、大豆が茹で上がるごとに大豆をつぶして麹とよく混ぜます。
大豆をつぶすのに普通はミンチャーや餅つき機などを使いますが、
我が家では機械がないため、袋に入れて足踏でつぶす方法を採用しました。
最初はすりばちとすりこぎでやっていましたが、量が多くなるととてもでき
るものではなく、足踏み式にたどり着きました。ちょっと疲れるし、足が
熱くなりますが、意外と簡単。機械も要りません。お勧めです。



大豆がよくつぶれたら麹と混ぜます。そして、だんごにして桶にいれます。
桶はポリが便利で清潔です。桶に味噌だんごを入れるときは空気をなるべく
入れないように上から叩きつけるようにします。







この作業を5回繰り返しました。開始から約4時間で味噌樽へつめ終わりです。
さすがに疲れました。そして、味噌の上面を平らにして雑菌が入らないように
焼酎(25度から30度がいい)を薄くかけてラップでふたをし、漬物用の重し
をします。
塩の袋を敷き詰めて空気を遮断し重石とする方法もあるようです。





これで味噌樽の出来上がりです。この味噌樽はなるべく日のあたらない温度が
一定の場所に秋まで保管しておきます。我が家では実家の地下室を利用させて
もらっています。

 秋までお休みと言うか、じっくり発酵して味噌になってください。楽しみ
にしています。

あなたも来年はやってみませんか。ECOファームやまぎしでは自分で収穫した
大豆で味噌造りをする大豆オーナーを募集しています。