南米原産のじゃがいもが日本に伝わったのは16世紀後半から17世紀だそうです。アンデス高地では紀元前10世紀頃から栽培されていてヨーロッパに伝わったのもほぼ日本と同じ時期というからそんなに古くないのですね。日本へは今のインドネシアのジャワから伝わったので”ジャガタライモ”からじゃがいもになって、後に中国で馬鈴薯と呼ばれたいもがあったことから、馬鈴薯とも呼ばれるようになったそうです。日本ではもちろん北海道が一大生産地で「男爵薯」「メークイーン」が主品種ですが、最近では南米原産にちなんだじゃがいもの改良品種が作られています。「インカのめざめ」「アンデスレッド」「インカレッド」「インカパープル」などです。こうするとじゃがいもにもなんだか夢がありますね。小粒ですが肉質に色がありアントシアニンやカロテンを多く含んでいます。今年農園では「インカのめざめ」は作付け3年目です、そして、「インカのひとみ」は初めてつくります。どちらも収穫が楽しみです。
インカのめざめは身が黄色くてしっかりしています。
そして味は栗のよう甘くておいしいのです。
インカのめざめは身が黄色くてしっかりしています。
そして味は栗のよう甘くておいしいのです。