エコライフ in かわぐち

~川口市地球温暖化防止活動推進センターのブログです~

百葉箱をつくってみよう

2014-12-18 11:29:02 | センターの活動報告

★気温を調べてみよう★

 

こんにちは。

毎朝「え? さっき寝たばっかりなのに!?」と驚いて起床する早水です。

ちょっとでも気を許すと、二度寝の妖精に連れて行かれてしまうので、「えいっ!」と気合を入れて起きなければなりません。

 

さて、只今センターでは 断熱性の高いカーテンの効果を調査しております。

モニタリングの際、室内温だけでなく、室外温の測定も行います。

そこでの課題は、屋外に置いた温度計を、雨から守るにはどうしたらよいかということです。

そして、思い浮かんだのは「百葉箱」

学校で見かけた方も多いのではないでしょうか。そう、あの謎の白いアレです。

でも、購入するとなると非常に高価です。なんと2万円~30万円

買うと高いなら、作ったらどうだろうか。 というわけで、今回は自作の百葉箱をご紹介いたします。

 

【 百葉箱の仕様 本体 】 -ウィキペディアより抜粋、要約-

●熱の影響を受けないように、木製で、白いペンキで塗られていること。

●風が良く通るように、なおかつ日光や雨の侵入を防ぐため、鎧戸で囲むこと。

 

一番の難関は鎧戸(よろいど)です。一枚一枚、ちまちま作っていては日が暮れますので、今回は

ラティスを使いました。(本当は90センチ×30センチのものが欲しかったのですが、店頭になかったので90センチ×60センチのものを使用。)

まず、ラティスを分解し、半分に切ります。

まっぷたつです

床も通気性を意識して、ウッドパネルを採用。

他に、蝶番とカンヌキを購入しました。

これと、30センチ四方に切ったラティスを組み合わせて・・・

ネジでとめていきます。

つぎに、屋根を二枚切ります。(一枚は30センチ×30センチ。もう一枚は一回り大きく、40センチ×40センチ。)

こんな感じにとめます。

そして扉を蝶番でくっつけて・・・

開くところにカンヌキをつけたら・・・

完成です!

 

温度計(ロガー)は、中に吊るすように設置しました。

念のため、本体をジップロックに入れ、センサー部分をちょろっと出しています。

※扉を開けて撮影したので、日光が入りましたが、閉じれば光は入りません。

 

これに白い塗装を施せば、百葉箱の完成です!

材料費は3,000円ほどでした。

90センチ×30センチのラティスを使えば、分解のひと手間が省けるので、より簡単にできるのではないでしょうか。

電動のこぎりがない方でも、購入時にホームセンターでお願いすれば、切ってもらえます

 

【 百葉箱の仕様 設置 】 -ウィキペディアより抜粋、要約-

●北半球では北向き、南半球では南向きに置く

●地上1.25メートル~2メートルに置く

 

これらを忠実に守って設置をすれば、より正確なデータをとることができますね!

実際の気温を把握できると、自分を取り巻く環境につながってきます。

「あ、今日は〇〇℃だから氷が張っている!」とか・・・。

なんだか毎日の暮らしも楽しくなりそうですね

コメント
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