「プラスチックスープ」って知ってますか?
おいしいのかな?
ざんねんながら、みなさんがご飯のときに飲むおいしいスープではありません。
プラスチックスープは、海に流れてスープのようにプカプカただよう、プラスチックごみの集まりのことです。
昨日、スタッフがこのプレゼンテーションの動画を作り、YouTubeにアップしてくれました。(下の画面をクリックするとYouTubeにつながります)
プラスチックは、どんな形のものも作ることが出来てとても便利な材料ですが、今、捨てられたプラスチックが川に流れ、海に流れて、大きな問題になっています。そのごみを魚や鳥が餌(えさ)だと思って食べてしまい、お腹のなかからプラスチックごみが出てくることも多いそうです。(中学校社会/地理)
特に問題になっているのが、使い捨てプラスチック。
家の中にはどのようなものがあるでしょうか。
よくあるのが、レジ袋。ごみを出す時に便利なのでついついもらう人も多いと思いますが、7月1日からは法律で有料になります。
それから、飲み物が入っているペットボトル。
お菓子や野菜や魚・肉などが入っているプラスチック製容器包装(プラのマークがついているもの)。
シャンプーやリンスのプラスチック製容器包装(プラのマークがついているもの)。
・・・探してみたら、色々ありそうです。
では、私たちに出来ることは?
捨てるときは、きちんと分別してリサイクルへ。プラマークが付いているものは「プラスチック製容器包装」。ペットボトルは、本体は「ペットボトル」でフタとラベルは「プラスチック製容器包装」。それ以外のプラスチックは「一般ごみ」。(4年生社会「住みよいくらしをつくる ごみのしょりと利用」)
・・・そうは言っても、リサイクルにも限界があります。
まず一番に考えて欲しいのは、
「使い捨てプラスチックは出来るだけ使わない」こと。
お家の人といっしょに、どうしたら良いか考えてみましょう。
例えば・・・
・お買い物にはマイバックを持って行く
・飲み物は、水筒に入れて持ち歩く
・詰め替え用のものがあれば使う(シャンプーなど)
・デザートを買ったときについてくるスプーンやストロー、お箸などはもらわないで、家にあるものを使う
・・・その他にも、出来ることがないか考えてもらえたらうれしいです。(中学校家庭科「環境に配慮した消費生活」)
川口市地球温暖化防止活動推進センターには、プラスチック問題がよくわかる子ども向けの本「プラスチック プラネット」があります。今はまだ緊急事態宣言中のためセンターは開いていませんが、再開したら読みにきてくださいね。
一度使ってすぐに捨てられてしまう、使い捨てプラスチック。作るときに工場でエネルギーを使いますので、すぐに捨てられてしまうのはエネルギーがもったいないですし、一般ごみの中に混じって清掃工場で燃やされると二酸化炭素が発生し地球温暖化の原因にもなります。(浅羽)
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