何年も言い続けた雪割橋の紅葉を
早いと知りながら昨日出かけてきました
現在休暇中の夫がドライバーで楽といえば楽なのですが
今までは一人歩きが多かったので
好きな時間に、見飽きるまでとどまるということができません
のんびり眺めていると
もう夫の姿がないのです
真っ赤ではありませんが
こんな日に来られて幸せ
橋の上から撮ったので
肝心な橋が写りこんでいません
真ん中の滝見台という場所まで進みました
下に川が流れていて
水音がします
熊のすべり台という名称もあり
下まで降りるつもりでした
夫が先頭に立ち
赤い手すりをつかんで降りようと…
見てください
すごい急なんです
しかも足をかける部分がこの細さ
私すっかり忘れていました
夫は高所恐怖症なんです
後から続くつもりが
手すりをつかんで動きません
「夫婦滝があるんだよ」にも耳を貸さず
「危ないな、無理だ」
自分だけでなく私も促して
引き返そうとしています
結局1段しか降りず
そのままその場所を離れてしまいました
笑っちゃいけないけど
本人は恐怖なんだろうと
自分だけ降りるのも悪いような気がして
景色だけ見下ろして私も戻りました
に
雪割橋のそばに山野草店があります
今の季節、開花苗はダイモンジソウが多く
10年程前に花友さんに初めて連れて来られたのがこの店でした
春だったので種類が豊富で
初めて見る山野草に興奮したものです
きれいな山野草の中には
トリカブトがありますが
トリカブト保険金殺人事件を覚えている人はいるでしょうか
使われたトリカブトはこちらの店で購入したそうです
私がトリカブトを初めて見たのは
札幌の北海道大学の植物園でした
何種類か植えてあって
色のきれいさにその場所を行ったり来たり
しばらく見惚れていましたが
はじめてトリカブトと知りました
きれいな花なのに
トリカブトと聞くとあの事件を連想してしまいます
ダイモンジソウはそんな怖さはなく
豪華に彩り鮮やかに咲いています
紅葉を見物にやってきた人々が
みんな山野草を見ています
穏やかな気持ちの良い天候に
また来たいなと思ってしまいました
11月初旬にはもっと色鮮やかな紅葉が
見られるかもしれません